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7/27,28と長崎へ行ってきました。
雲仙のある島原半島をぐるっと。
月曜が休みとはいえ、土曜日が仕事やったので何も予定を入れておらず、急遽決定ｗ
宿は「休暇村　雲仙」を取りました。




＜1日目＞
都市高速～九州道～長崎道と経由して2時間程で長崎道諫早I.C.に到着。
相変わらず暑いです（;´Д｀）
国道57号を雲仙方面へ。
諫早市からは意外と距離があり、1時間半くらいで島原半島へ到着しました。
山間からたまに見える海は、青い空と相まって絶景。
海沿いにある小浜温泉から急な坂を上ると、普賢岳が見えてきました。
仁田峠有料道路に入り、展望所で休憩。
急な坂とあまりの暑さの中エアコンかけて上ってきたので、水温が97℃を突破。
クルマもちょっと休憩させんと…。

しばらく休憩したあとは、峠を下って休暇村方面へ。
諏訪の池方面の道に入るとこれがまたのどか～な風景で、クルマも人もほどんど出会わない快適な道です。
都会の喧騒を考えると同じ日本とは思えない、まるで別世界ですね。
休暇村　雲仙は諏訪の池の湖畔に建つ静か～なところでした。

大浴場でさっぱりしたところでメシです。
夜飯はバイキング形式でいただきました。
日曜の夜やから空いてるかと思いきや、家族連れで賑わってました。

＜2日目＞
嫁さんがイルカウォッチングをしたいとのことで、宿から予約を取ってもらいました。
宿から南に下ったところの口之津港から船で遊覧するようです。
チェックアウトして早速口之津港へ。
「口之津観光船企業組合」とやらが主催してるイベントみたいで、1時間おきに船が出てるそうです。
ライフジャケットを着せられ漁船を改造したような観光船に乗り込むと、意外なことに結構なスピードで疾走するのでびっくり。
海も空も真っ青で、船の先端に座って風を受けてると気持ちいいです(^^)

結構な距離を走ったあと、妙に船が集まってるところに着きました。
と、早速目の前にはイルカが！
しかも群れで泳ぎ回ってます。
他の観光客も歓声をあげて写真やビデオ撮りに大忙し。
イルカの群れに合わせて、他の船もついていくようです。
野生のイルカが泳ぐ姿を生で見たのは初めてやけど、イルカのほうは迷惑やろなぁ。

30分くらいイルカを追い掛け回したあと、お帰り。
いやー、貴重な体験が出来ました。
海の水もキレイやし、暑いで一緒に泳ぎたかったくらいです。

到着して陸に上がって、暑い中次のルート検索。
意外とイルカウォッチがあっさり終わってもたので、いきあたりばったりな旅行だけに時間が余ってしまいました。
せっかく島原半島まで来たので、島原市のほうも観て帰ることに。
また来た道を戻って雲仙を経由して島原市へ向かいます。
相変わらず道中はスカスカなので、早めに到着しました。

途中、「旧大野木場小学校跡」があったので寄ってみました。
雲仙をバックにひっそりと建つ廃屋。
1991年の普賢岳の噴火で、火砕流に巻き込まれて焼失したそうな。
校舎は当時のまんま保管されてて、焼け爛れた建物が火砕流のすさまじさを実感しました。
隣に「大野木場砂防みらい館」とゆう国土交通省が運営する施設があったので行ってみました。
普賢岳の噴火から、火山と周りに住む人々の暮らしについて理解を深めるために設けられた施設とのこと。
館内ではビデオで噴火当時の映像資料や復興について見せてもらいました。
火山は噴火すると人々にこういった甚大な災害をもたらすけど、後にはいたるところに沸く泉質の違う温泉や美しい景色・草木や森を育むなど、恩恵を与えてくれることも。

最後に校舎の横にあるグラウンドにあるイチョウの樹を見ました。
この樹、火砕流によって校舎と一緒に焼けてしまったそうです。
でも次の年の春には鮮やかな緑の芽を吹いて蘇ったとのこと。
一度焼けてしまったとは信じられんくらい青々としたイチョウの樹の逞しい生命力に、ちょっと感動しました ・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

道の駅「みずなし本陣」で昼食に皿うどんを食った後、道の駅の中にある資料館に行って見ました。
そこにはなんと土石流で埋まってしまった家屋がそのまんま保存してありました。
てことは、この道の駅は土石流で堆積した土砂の上に建ってるわけです。
土石流の恐ろしさもまざまざと見せつけられますた…。

直売所などでお土産品などを買って、帰路へ。
帰りは海沿いの国道251号から県道58号を抜けて諫早市へ抜けるコースに。
58号に入ってからの眉山と普賢岳の間を抜ける道の景色は、雄大の一言です。
クルマも全然走ってなくて気持ちええのなんの。

…で、このあと事件は起きました。
延々坂道を上ったので、木陰でクルマと人間の休憩をしたあと、さあ出発しよかと思ったら…助手席のパワーウインドウが動かず…。
またかい！
前に一度動かなくなってディーラーに持っていったとき、モーターの接触不良って聞いてたので、そのモーター付近をドンドン叩いてみましたたが…現象変わらず。
せめて閉まって動かなくなったならええものの、窓全開で動かんとなると…、
この暑さじゃ死あるのみ。
この場はあきらめて、エアコンなしでなんとか市内まで降りて日産ディーラーを目指すことにしました。
…といっても、諫早市まではまだまだ山道を抜けていかねばならぬ。
窓全開で走るものの、体中から汗が噴出す…。
嫁さんと2人で持ってきたペットボトルの水をほとんど飲み干す勢いで汗かきながら、なんとか諫早市にたどり着くと、交差点の向こうに日産ディーラーが…。
これほどディーラーがありがたいと感じたことはありません。
ヘロヘロになって事情を話すと、すぐに対応してくれました。
やっぱり接触不良みたいで、ものの5分で直る始末（　´ﾟдﾟ｀）えーーー
あんだけ叩いてもあかんかったのに、一体どうやって？
「ちょっとコツを教えてください」とメカニックに訊くと、スイッチを入れた状態で叩くそうな。なるほど…。
って、再発するようなら直したほうがいいですね、こりゃ。
もう保障は効かんらしいので、有償にはなるようですが。
最後の最後にとんでもないハプニングやったけど、無事帰ってこれました。
総走行距離は約570km。
先週の山口県ツーリングといい、よう走りました。

当日の写真は以下↓