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だいぶと久しぶりですがエンジンチューニングの自由研究の節目かなと思ってぼちぼち記録として投稿しようかと思います。
※この記事は素人が行き当たりばったりで行った事ですので参考程度にお読み下さい。
いろいろすっ飛んでマイビートは自力OHによりほどほどボアップして圧縮比11.8となっております。
カムは272度のリグラインド、よくある加工カムです。
部品選定や組み方にもよるとは思いますがこの組み合わせはNGだという判断に行き着きました。
問題点それは点火時期をかなり遅くしないとノッキングすること。
進められてBTDC30°高回転は25°
NAで組んでたつもりが無意識にターボ化してた?
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ノッキングはエアコン左上のGRID社のノックアナライザー DK1Rでモニター
情報が少なく不安だったけどいい製品です。
まあでもこれなくてもわかるレベルでチリチリカリカリいってた。
ノッキングというものに出会った事がなかったから判らないよね。
例えば超能力者に実はあなた憑いてるわよって言われて初めて「そういえば金縛りよくある!笑」みたいな
結構ゾッとするけどしばらくノックだらけで走ってました笑
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さて点火時期が遅くても走るのは走るしかもノーマルよりは速いこれはボアアップの効果だろうけどトルク感はある。
体感を数値で表現するとスロットル開度。
60km/hの開度が5%以下で巡行できるのは気持ちいい。
「右足はペダルに添えるだけ」そんな感じである。
でもやっぱ点火マップが気持ち悪い汗
効率のベストタイミングからするとかなり遅角してると思う。
プラグ番手アップ、フルコン設定の見直し、添加剤、、、もう間違いなくハードの問題だと思い腰をあげた。
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おそらくカムだとは思いつつどういけないのか見当つける為ネットサーフィンをした(まだ腰は上がっていない)
するとサニーA型の記事を見かけた。
圧縮比とコンプレッションとバルタイのお話し。
同じ圧縮比でもコンプレッション14Kpaと18Kpaでは後者は点火時期が遅く回らないがバルタイでコンプレッションは調整できるという。
これだ!と思いガレージに走る(この瞬間腰が上がった)
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19Kpa、、、、
本当にありがとうございました!
この状態のバルタイ中心角はIN104°EX116°
いわば進角した高回転に効果が出やすい状態なのだけどコンプレッションは高く出る。
この後バルタイをIN110°EX110°にするとコンプレッション17kpaで乗った感触は良く8500rpmまではノックレベルはギリOK?な感じに
IN116°EX104°にするとコンプレッション16Kpaまで下がったがパワー感はAFは1くらい濃くなった充填効率が下がったせい?。
基本的に中心角でEX側がIN側より数字が大きくなる事はないセオリー通りなのでこれは納得
(バルブタイミングエンジン性能の決め手 藤沢公男氏 グランプリ出版より参照)
結局INEX110°でひとまず運行
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他にもいろいろやってきたがバルタイ・コンプレッション・AF・ノックレベルを見る限りコンプレッションを落とす必要がある。
方法は二つ
より作用角オーバーラップが広く(INからEX吹き抜けが多い)ハイカムで実質充填効率を下げる。聞こえは悪いがターゲットは10000RPM常用なのでそもそも300°くらいのカムはほしいと思っていた所。
売ってなさそうだけど、、、涙
もう一つはピストンを組み直し圧縮を下げる、、、これは寂しいからやらない
結論としとしては高圧縮比にするにもバランスが大事ということですね。
コンプレッションは高くても15程度狙いカムの作用角オーバーラップバルタイで合わせ込むとよいかもしれません。
続きはカムを買ったらまた、、、
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