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ma-tanの"シルバージャパン" [日産 スカイライン]

整備手帳

作業日:2023年8月26日

キャブレター用電磁ポンプの圧力低下

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内

1
エンジン稼働中燃圧ゼロ、見たくない光景だ。
2
今年の夏は特に暑い。去年の真夏日にドライブから帰って停車してボンネットを覗いてたら燃圧が下がりだした。その時はポンプの調子が悪いのかなと思っていたがまた燃圧が上がってきたので一応点検程度はしたがその後問題は起きなかった。で、今年の夏は暑いのでここ1ヶ月真夏日になることも多々ある。その都度、炎天下の下で急に停止すると燃圧が下がることに気がついた。何が関係しているかと言えば、その原因は外気が30℃を超えるからであり、それ以下の場合は起きないことがわかった。面倒な車だwww
3
外気温32℃で太陽にさらされ焼けたアスファルトは60℃に迫っている。このような焼けたアスファルトの上で停車すれば、ふく射熱にさらされモノコックボデーの温度は急上昇、同時にポンプも加熱。

北海道でこれなんだから、本州の大都市のでの炎天下の中での渋滞を考えたら恐ろしいわ。
4
で、瞬間的に燃圧はゼロとなる。外気と燃圧低下の統計を取ると、外気が30℃以下の場合にはこの現象は確認できない事がわかった。そうだ、やはり温度によるガソリンのパーコレーションである。
5
燃圧が低下しだすと燃料フィルターのガソリン部分が減り気層部分が増えてくる。燃圧が戻らなくキャブに燃料が行き届かなくなればエンストだが、実際エンストに至ったことはない。
6
燃料系の構成は、キャブ用電磁ポンプをデフ前に設置、燃料フィルターを通りソレックスへ。

焼けたアスファルトに停車した際、電磁ポンプはふく射熱により相当熱される。また電磁ポンプ自体の発熱も相まって急激に温度が上がるものと予想される。
7
電磁ポンプ内でパーコレーションが発生し、ガソリンが沸騰することで気層部分が出来ればガソリンの送りだりが正常に出来なくなるものと予想される。
8
走ってる際は常にガソリン消費がされるため熱がこもりづらい。一度停止し焼けたアスファルトにさらされた瞬間ガソリンの流れが急に止まりポンプ内部で局部的に熱されたガソリンが沸騰するものと思う。

レギュレターを設置し常にガソリンが循環するようにしてあげれば温度は下げることが出来ると思う。
9
実際燃圧低下が発生した際、電磁ポンプ本体温度測定をしてみると60℃に達する勢いである。おそらく停車する場所のアスファルトが焼けてれば頻繁にこの現象も起きているものと思う。

おそらく信号待ちでもなってるに違いない。燃圧計が車内にないので確認できないが、頻繁に一瞬燃圧が落ちていることも考えられる。気が付かない方が精神的に楽かもしれない。

だがここで考えて置かなければならないのは、不意に焼けたアスファルトに長時間停車しなければならなくなる状況になることだ。

キャブが燃料切れとなればエンジン停止もありうるということ。つまり炎天下で急に渋滞に巻き込まれるような場合があればエンストもあり得るということ。

そのような問題が起こりうる時は、エンジンを吹かしてキャブの負圧で新しいガソリンを引っ張ってやれば燃料が流れやすくなるのだろう。

新しいガソリン供給が始まれば温度が下がり、パーコレーションは収まり予防的な対策になるかも知れない。

改善という意味での整備をするのなら、やはりリリーフ系統を作り、ガソリンをタンクに戻し循環させてあげなければダメだと思う。だが逆にこれほど真夏日での稼働により熱されたガソリンがタンクに戻ればタンク内に熱がこもることとなりタンクのガソリンが沸騰することも考えられるな。

どっちがいいんなか。
ガソリンキャップだってまともにパッキン仕事してないからな。常にキャップ周辺ではガソリン臭するから危ないよw

てさ、電磁ポンプ交換したほうがいいのかな?!w

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この記事へのコメント

2023年8月26日 22:36
こんばんは
燃料のリターンによるタンク内の燃料過熱は、よほどのことが無い限りおきませんよ、メーカーが純正で行っています
L20だと機械式ポンプ又は電磁ポンプ+オリフィスを経由したリターンが標準です
ハコスカ+L28+クーラーONでも燃料タンクの温度上昇はごく僅かでした
逆に電磁式燃料ポンプは、リターンありなしでかなりの温度変化があり
自己発熱は結構ありそうです
コメントへの返答
2023年8月27日 9:17
おそらく温感時始動性不良は瞬間的にスパークしてないのでこの現象とは無関係と思いますが、やはりリターン設けたほうがポンプにもキャブにも負担かけないで済みそうですね。

レギュレターと戻り配管程度で済みそうですが、自作出来るかな。下手にいじって火災の原因となっても嫌なのでプロにお願いしたほうがいいかなw
2023年8月27日 11:30
お疲れ様です(*^^*)

パーコレーションはエンジンルーム内の超高温域での現象と思います。
ウチのはエキマニ真上のキャブ内のガソリンが猛暑日に影響受けるくらいです。

しかしながらポンプ自体の不調を疑うのも然ることながら、連日こう暑ければ熱の影響は多分にあるでしょうね。

ウチのレギュレーターHi・Lo の2基掛けなんですが、説明し難いのでまた別の場で(^^;
コメントへの返答
2023年8月28日 11:26
理屈を考えて原因を考えようとしても一向に答えが出ません。そう簡単にパーコレーションは起きものと考えてますが、答えを出そうとすればパーコレーションしか考えられないwww
やはりリターン作って配管内での燃料温度を上げないようにしないとダメみたいですねね。
ポンプ交換も要検討ですね。あ〜、設備投資がなぁ‥(TдT)

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「@きゅうえむ 重たいとはズバリ何キロなんでしょうね。少なくとも軽自動車は4名しか乗れない。核家族が多くなったとは言え、同時に7人乗れなければ家族一緒に移動できないご家族もいる。で、ダンプなど働く車が道路を走り、しかも過積載によりアスファルトが波打つw 道路の素材再考ですわねwww」
何シテル?   09/23 13:25
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