4月29日にフォーミュランド・ラー飯能で行われた、ワンスマカートレース華CUP Rd.2 2017 in 飯能に参戦してきました。
前回の新東京とハーバーのダブルヘッダーの翌日から、土日も含めて仕事が休めずに12連勤となってしまい、毎回走行の前日までにやっている、YouTubeを見てイメトレするもの会社帰りの電車の車中でやっていたような状況でした。
それに加えてレースの約1週間前に、以前歯の治療をしてかぶせた箇所が、食事中に根元だけ残してポッキリ折れてしまうという予想不可能なアクシデントもありました。かぶせ物をする必要があったということは当然その際に神経を抜いていたので、折れたことによる痛みはないとはいえ、準備不足な上に不安要素も抱えた中でのレースとなりました。
そうそう、不安要素と言えば、この日は天気が不安定で、あちこちで局所的に雷雨が降るという予報が出ていたということもありました。
この日のタイムスケジュールは、14:30~15:00に集合・受付の耐久レース終了予定が19:45ということで、自分にとっては恐らく2011年のアップルでのアルメンドラカップ以来のナイトレースということになりました。
レースの流れとしては、練習走行兼タイムトライアル30分→5周の個人スプリントレース×5本→軽食・作戦会議タイム→105分(予定)耐久レースという形で行われ、前回に続いて、スプリントと耐久の間にハーフタイムが設けられることとなりました。
今回のレースは9チーム参加でした。
ワンスマのカートレースに参加するようになって2年目ですが、過去3回は個人参加で当日に個人参加の人同士でチームを組んで参加するという形を取っていたのですが、今回は、前回、前々回と同じチームだったれいくさん(@reikusugimoto)が呼びかけてチームを組んで、「きよみwithラー飯能スター」という、恐れ多くも自分の名前を冠したチーム名で参加しました。
飯能は1年前に走ったきりでしたので、レース前の通常のスポーツ走行枠で1本でも走っておこうと思い、レースの集合時間よりはかなり早い、13時頃には着くように出かけました。
午前中はいい天気だったのですが、お昼過ぎには雲が多くなってきて、自分がスポーツ走行枠で1本走った時には小雨が降りました。タイムに影響が出るほどの降りではなかったと思いますが、それでも少し慎重に走って自己ベストは35秒853でした。
結局、雨に関しては、近くの東秩父村から国道299号沿いの吾野付近にかけて強めの雷雲が通過したくらいで、ラー付近は、レース中は降らずに済みました。
車両抽選の結果、自分たちは2号車ということになりました。
練習走行兼タイムトライアルの結果、自分たちのチームは6位で、スプリントのレース1及び耐久は6番グリッドからのスタートとなりました。
スプリントレースは練習走行でのタイム順ということで、自分は34秒台には入ったものの、3番目に出ることになりました。
レース1はれいくさんが出て4位フィニッシュでした。その時の動画を貼っておきます。↓
VIDEO
そしてレース2で2位に上がり、自分は2番グリッドからのスタートという、ありがたくもものすごくプレッシャーのかかる位置からのスタートということになりました。
ここのマシンはPK-50のフレームに4ストのエンジンを積んでいるという、今増えてきている、ブレーキを踏んでいるとアクセル踏んでも吹けないタイプのものではないため、いつものスタートの必勝法が使えない上に、日章旗が振られてスタート切るまでが思いの外早くて意表を突かれた感じになってしまい、スタートで順位を落とし、それを回復できないまま5位フィニッシュということになりました。
この時、最終ラップに入ったホームストレート上で、前方で雷が落ちたのが見えました。走行中でしたので、ピットにいた人たちは音まで聞こえたかどうかはわかりませんが。ピットに戻ってから雨雲レーダーを見たら案の定そっち方向に雷雲があったものの、東の方向に移動していたのでこちらには来そうもない感じでした。
スプリント終了時点の自分たちのチームのポイントの合計が43ポイントでしたが、上位2チームが82ポイントと80ポイントで抜け出している以外は、7チームが25~44ポイントの間にひしめいているという、後で振り返ってみるとなにげに大接戦でした。
スプリントレース終了後、ピット上にあるレストランで軽食(別料金)を用意してくださったものを食べつつ作戦会議。ちなみに案内には「軽食」と書いてあったのですが、用意されていたものはカレーとサラダのセットで、思っていた以上にボリュームがありました。
耐久レースは前回同様、ピットイン時に、走ってきたドライバーが、ビンゴゲームに使うような?ボタンを押すと任意の2ケタの数字が表示される機械(ただし今回も澤選手のスマホに入れたアプリで代用w)を使って抽選して出た数字に応じたアトラクションをやって(出た数字によってはアトラクションなしの場合もあり)、そのアトラクションが終わるまでは次のドライバーはスタートできない。ドライバー交代は最低9回(そのうちアトラクションは1人当たり1回の計5回のため、各ドライバーの2スティント目はアトラクション不要)、1人当たり最低2スティント走行というルールで行われました。
作戦会議の結果、自分が1人目で走り、1スティント目は1周目でピットインし、その代わり2スティント目を長く走るということになりました。
耐久スタート前にスタッフさんがマシンのチェックをしたところ何か損傷があったようで、自分たちのチームは2号車から5号車に変更することになりました。
ピットからスタートする前の時点では不具合の兆候みたいなものは感じなかったのですが、スタートしてすぐにアクセルペダルが深いというか、違和感を感じました。
とはいえ、その時点で何かできるわけではなく、直ちに走行に重大な支障が出る状況でもないように思われました。が、この時点で違和感を感じてたことがレース後物を言ってくることになろうとは…。
耐久のスタートは、1周目でピットインするのはわかっていたのでノンプレッシャーでしたが、今度はスタートをうまく決めて1台抜いてピットインしました。
アトラクションは、華さんとのあっち向いてホイを引き当てました。
実はアトラクションに挑戦するのは、ワンスマ初参戦となった昨年の木更津以来2度目で、あっち向いてホイは初めてでしたが、そもそもレース後のじゃんけん大会での華さんとのじゃんけんの勝率が4月のファイターズ並みですから…。(ry
最後は半ばお情けで負けてくれたっぽい感じで、ロスタイムは2分くらいだったでしょうか…。(^_^;)
他の方々の頑張りで6位まで上がって、自分の2スティント目は暗くなってきてからの走行になりました。
ナイトレースは何度か経験がありますが、昼間と同じように走っているつもりでも、タイム的には今一つ伸び悩むことが多かったような印象がありますが、この日もそんな感じで、耐久レース中の自己ベストは35秒333だったということなのですが、スティントの後半には35秒台後半~36秒台と、アンカーで走ったれいくさんが33秒965というチーム内ベストを出したのとは対照的な結果に…。
ナイター照明自体は、Fドリ、シティカート、アップルと比べて随分明るいように感じられて走りやすかったんですけどね…。コンディション的には最悪に近い状況だったとはいえもうちょっと粘れるようにならないとね…。
耐久レースラスト10分の模様を動画で撮影しましたので貼っておきます。↓
VIDEO
木更津の時も確かそうだったと思いますが、自分たちみたいに早めにピットインするチームがある一方で、ラスト数分で最後のピットを済ませるチームが必ずと言っていいほどありますね。
結局6位フィニッシュということになり、総合順位も6位ということになりました。↓
http://www.onedaysmile.jp/2017odskartresult.html
表彰式でのじゃんけん大会の勝率は相変わらずでしたが(苦笑)、アルパインスターのフェイスマスクをいただきました。澤選手によると、買うと3000円するくらいするいいものだそうですが(独特のいい匂いがする)、確か昨年のワンスマ木更津のときにいただいた不フェイスマスクがまだ十分使えるので、このアルパインスターのフェイスマスクは、主にレースの時に使う予定です。ちなみにこの翌週のもてぎでは使って、次回は7月のあづみ野では使う予定にしています。
レース後スタッフさんがマシンチェックをしたところ、2号車、5号車ともに修理代の請求があるとのこと。そのうち5号車については例のアクセルペダルの問題だったのですが、最初から不具合があったという自分の証言から、レース中の事故等ドライバーの落ち度に起因するものではないということが認められて不問ということになりました。
PK-50のフレームはN35などと比べて壊れやすく、レース後の修理代の請求は割と厳しいというのは話には聞いていましたが、思っていた以上でした。
いずれにしても、この日のレースの出来と、この後も仕事が忙しい状況が続きそうなことを考えると、仮にGEN CUPに出たとしても、いくらレースは何が起こるかわからないとは言ってもいい結果が残せる可能性は望み薄だろうなと思いましたので参戦を見送りました。ある程度長いスティントを走ってもタイムが落ちないように走れる体力というのももちろんありますが、ここまで仕事が忙しい状況が続いているとそれ以前の問題のようにも思えます。
次回のワンスマカートレースの参戦は、恐らく年末のシティカートになる予定です。