先月21日にシティカートで行われた、シティカートでは最後となったワンスマカートレースに参戦してきました。
例年だと年末に開催されるのですが、シティカートを含むアメージングスクエア一帯の再開発に伴い5月30日で閉店ということなのでこの時期に開催ということになりました。
当初は午前中開催予定だったのですが、最後の開催ということで当初予定していた6チームを超える応募があったとのこと。そこで、2グループに分けての開催ということになったのですが、当初の貸切枠のすぐ後にも別の貸切が入っていたため枠の拡大が不可だったということで、本来ならば貸切が設定されない14:00~18:00の走行で行われるという、最後だからこその異例の対応ということになりました。
異例と言えば、午後開催に変更になってからですが、希望者はA、B両グループのWエントリーも可という連絡が回ってきました。ちなみに、同じ週末に行われたニュルブルクリンク24時間では、2チームにWエントリーしてた日本人ドライバーがいらっしゃったようですが…。w
午前中開催だとJRで日暮里に出て京成に乗り換えて京成関屋駅で降りるパターンだったのですが、今回は集合が12:30ということで、JRで久喜に出て東武線経由で向かいました。久喜からなら東武線で一本ではあるのですが、ちょうど来た電車が
館林始発普通東武動物公園行
という、割とレアな行き先の電車でした(逆方向の日比谷線からの直通で東武動物公園行ならけっこうな本数が走っているかと思いますが)。終点の東武動物公園では南栗橋始発の準急中央林間行に接続(この電車が東武線内は曳舟まで一番先の到着)するのでロスタイムはほとんどなかったのですが、シティカートの最寄駅である牛田には止まらないため、北千住で普通浅草行に乗り換えが必要で、東武線で一本でありながら途中2回乗り換えが必要でした。COVID-19パンデミックで減った乗客が戻りきらない中、減便しつつもサービスの質はできるだけ落とさないよう苦心がうかがえるダイヤ編成と感じました。(苦笑)
牛田駅前の松屋でお昼を食べたあと、シティカートに向かいました。
シティカートというと、そばにタクシー会社の営業所と車庫があって、休憩中のドライバーさんがカート走っているのを見ているのをよく見かけましたが、タクシー会社の営業所は既に移転完了していて、タクシーの車庫として使っていた立体駐車場も閉鎖されていました。
今回もまた個人参加でエントリーしたのですが、その個人参加チームが速い常連さんのチームが軒並み入っているAグループに割り振られました。ネオやもてぎで走った感じでは、最低限戦えるレベルまでは戻してきたかなという手応えはあったものの、約2年ぶりの復帰第1戦でこちらの組に入って走るのは少々荷が重いかもしれないと内心では思っていました。
レース方式は以下の通り。
☆練習走行兼タイムトライアル25分
適宜ドライバー交代して、チーム全員が走る。
☆個人スプリントレース
1人当たり5周のレース。5回のレースのうち、それぞれポイントの多い方から3レース分を有効ポイントとする。
☆決勝耐久レース
グリッドは練習走行兼タイムトライアルのベストラップ。50分耐久レースで、ピットイン時に、走ってきたドライバーが、ビンゴゲームに使うような?ボタンを押すと任意の2ケタの数字が表示される機械を使って抽選して、出た数字に応じたアトラクションをやって(出た数字によってはアトラクションなしの場合もあり)、そのアトラクションが終わるまでは次のドライバーはスタートできない。従って、アンカーで走る人はアトラクション免除。ドライバー交代は最低4回。レース終了3分前にピットクローズとなる。総合順位はスプリントレースと耐久レースの合計ポイントで決定する。
最終バージョンのレイアウトは、実は2020年にワンスマカートレースに参戦したときと同じレイアウトでした。シティカートとしては割と高速のレイアウトで、どんなレイアウトでも必ず設けられていた最終コーナー手前のシケインの通過速度がかなり速くなるレイアウトという印象があります。ちなみに、その時の自己ベストは32秒918でした。前回参戦時は12月開催で、ドライであること以外は気象コンディションが全然違うので参考程度ということにはなりますが。
車両抽選の結果、2号車になりました。練習走行、スプリント、耐久ともに、自分は2番目に走りました。
練習走行兼タイムトライアルの結果4チーム中4位となり、スプリントレース1及び耐久は最後尾スタートということになりました。
スプリントレース1でも順位は変わらず、レース2も最後尾スタートでしたが、前について行くことはできて、何かあれば順位を上げられそうな位置にはいたものの仕掛けるまでには至らず、コンマ4秒届かず4位のままフィニッシュとなりました。ただ、レース中の自己ベストは32秒431と、この時点で32秒台を出していました。
5号車が割と調子がいいような話でしたが、2号車もそんなに悪い感じはなかったです。電光掲示板が4分の1ほどしか表示が出ない状態だったため、レーススタートの合図は旗を使っていたというのはあったものの、マシンの個体差はそれほどないように調整はされていたように思います。
耐久レースではスタート順位の4位のまま自分の順番が回ってきましたが、アトラクションで長時間待たされることなくコースイン。そのうち、後ろから追いついてくるマシンがありました。簡単に抜かれるほどの実力差はなさそうな気はしていたのですが、後ろが気になってペースが落ちるくらいならいっそ前に行ってもらってついて行った方が得策と思い、1コーナーでミスった風を装い前に行かせました。
いざ前に行かせてみると十分ついて行けるレベルだったので、この判断が正しかったのかどうかは微妙なところかなと思いました。やはりこういうところで、レースから2年近く遠ざかっていた影響が出るんですよね。
アトラクションではあっち向いてホイが出ました。それほど長時間かからずにクリアできたというのもあったのか、アトラクションが終わった後順位を見たら3位に上がっていました。その後もアトラクションでのロスタイムの差が大きく物を言うという、澤選手の思うツボ的な展開で、3位のままフィニッシュしました。
ちなみに、2019年のここでのワンスマカートレースで優勝したときにかぶっていたチームMUGENの帽子をこの日もかぶっていたのですが、またしても耐久では3位表彰台圏内となりました。ただ、スプリントの結果を加味した総合成績では4チーム中4位でした。
なお、耐久レース中の自己ベストは
32秒376
でした。
レース復帰第1戦、そしてシティカートでの走り納めとなったレースということで言えば今できるベストは尽くせたとは思いますが、レース勘が戻りきらないところが少なからず出たレースだったかなと思います。
その一方で、タイム的には32秒台で安定して走れていたのを体重減の影響と見るべきなのかどうなのかについては、次回平塚で走ってみてどうかである程度見えてくる気がしています(前回シティカートの同一レイアウトで走った2020年比約マイナス10kg)。平塚の場合、使用マシンがN35だったときの比較で、体重が5kg違うと約0.17秒タイム差が出るという検証結果が出ていたように記憶していますが、果たして…?
耐久レースの模様を動画に撮影しましたので貼っておきます。撮影機材のスマホの熱ダレのせい?で映像が乱れていてお見苦しい箇所がありますが、シティカートでの最後のワンスマカートレースの記録映像という意味で、生暖かい目でご覧いただければ幸いです。ちなみにこの翌週に機種変更しましたので次回からはもうちょっときれいな映像をお届けできるかと思います。(汗)
Aグループ決勝 ゴール↓
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Bグループ決勝 スタート↓
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Bグループ決勝 ゴール↓
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次回は、25日に平塚を予定しています。
Posted at 2023/06/08 20:34:40 | |
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カート・2023 | スポーツ