
22日に中央サーキット藤野で行われた6周年記念イベントに参加してきました。
通常、1回1500円(休日の場合)のところ500円で乗れるというワンコインデーは年数回開催されているのですが、この日は6周年記念ということで特別に逆走となり、更に、安全面等々を考慮して、一部レイアウトが変更されていました。その後、スプリントレースが行われることになっていました。
今回は、9:30~12:00及び13:00~16:00がワンコインで乗れる時間帯で、途中でレースとかが入ったりすることもなく、割と時間が長めに取られていましたので、走行開始には間に合わなくてもいいかなと思ってました。
というわけで、7:00ごろに家を出たのですが、圏央道の開通区間が桶川北本ICまで延びたのに加えて、中央道の渋滞はそれほどでもなかった(相模湖東出口で降りちゃいましたし…)こともあって、9;00前に藤野に着いちゃいました(一番乗り爆)。
この日のレイアウトを見ての第一印象は、
これって、インディアナポリス・モータースピードウェイの、F1を開催してたコースのミニチュア版みたい
という感じがしました。
このコースで一番難しかったのはやはり1~2コーナーで、クランク状のコーナーの後間もなくヘアピンというレイアウトでした。1コーナー自体は全開で行こうと思えば行けたはずと思うのですが、その後すぐヘアピンで、ヘアピンの立ち上がりからWAKO’Sコーナーまで全開区間であることを考えると、1コーナーでどこまで突っ込んでいいのかの見極めが難しかったです。速い常連さんたちの話を総合すると、1コーナーを回り込みながら?ブレーキングし、更に2コーナーのヘアピン手前でもう一度ブレーキングというのがベストだったようですが…。
あと、最終コーナーのオーバル状のコーナーですが、本来のレイアウトだと、ピット出口のスポンジバリアの関係で、コース幅がある割には、走行可能なラインが意外と限られてくるかと思うのですが、逆走だと、何通りかのラインがありそうでした(そのラインで速いかどうか別にすれば、ですが)。
最終コーナーを走行していて、
そう言えば、最近こんな映像をテレビで見たような気が…?
とふと思ったのですが、そのときに浮かんだ映像は、イスタンブールパーク・サーキットの名物コーナー“ターン8”でした(右回りと左回りの違いはありますが)。このコーナーは、“ターン8”を走るようなライン取りで走ればいいタイムが出てたような気がします。
午前中はBMW☆マニアさんも一緒に走ってたのですが、午前中だけでマニアさんは5回、自分は6回も乗れました。 午前中は、この日のコースに慣れるのと、どこまでタイムを詰められるのかということに重点を置いて走っていました。
秩父での7時間耐久レース以来の再会となったshao。さんみたいに、午後になってから来た方もいましたが、マニアさん同様、午前中だけで引きあげた人も何人かいたりして、午後も午前中と同じくらいの人数でした。
さすがに午後になると疲れが出てきましたので、途中2回ほどパスをしたりもしたのですが、トータルで10回も乗れました。パスしてなければ、多分12,3回は乗れてたはずです(爆)。
この日のレイアウトは、右に回りこむコーナーが多く、お昼過ぎの走行で、左の腰骨が痛くなってきたりもしました。そんなこともあって、午後は少し間をあけて走りました。あまり痛いようなら、ワンコインの後のレースは参加しないで帰るか、見学に回ろうかとも思っていたのですが、その次の走行では大丈夫だったので、予定通りレースも出ることにしました(爆)。
午後の走行では、レースのことも考えて、どこでどうすれば抜けるか?ということもある程度考えながら走っていました。
ちなみに、自己ベストは34秒809で、速い常連さんで33秒台後半~34秒台前半だったようです。
ワンコインデーの後はスプリントレースが行われる…はずでした。
当初の予定では、
タイトラ5分→予選第1ヒート7周→予選第2ヒート7周→決勝10or15周
で、自分が以前参加したORCのサンデーレースカップと同様に、予選・決勝上位下位2名クラス入れ替えあり、という形で行われる予定だったのですが、当初エントリーしたのが8人だったということで、急遽予定を変更し、スタッフの方2人と、3人組のチーム1チームを加えた6チームによる2or3人1組・計6チームでの60分耐久レースになりました。
3人組のチーム以外の5チームのチーム分けは、紆余曲折の末、1台のマシンを使っての1周のタイトラで決めることになり、1位と10位、2位と9位、3位と8位、4位と7位、5位と6位の人でそれぞれチームを組むことになりました。
今回は逆走ということで、アップルと同様、ピットから出て行って間もなくのところがコントロールラインということになったわけですが、ピット前で静止した状態からスタートし、出て行ったその周のタイムのみが計測ラップだったわけです。
似たような形式のタイトラは、アップルのK1スプリントで見てはいましたが、自分が実際にやるのは初めてで、見事にスピードに乗せるのに失敗し、ただ1人37秒台という最後尾のタイムに沈みました。多分、自分が今まで参加したレースの中でもワースト3に確実に入ってきそうな大失敗アタックでした(失笑)。
その結果、最速タイムを出したノイズさんと同じチームになりました。
決勝は、2人チームは15分交代で1人2回ずつの走行で、スタッフさんがピットサインを出したら交代、3人チームは、ピットタイミングの制約はないものの、最低3回ドライバーチェンジするというルールで行われました。グリッドは逆グリッドということで、自分たちは最後尾スタートとなりました。
自分がスタートドライバーを任されました。スタート直後に1台抜いたもののすぐに抜き返され、しばらくは最後尾だったものの、前とは接近戦が続いていました。レースでのペースは自分のほうがやや速そうだったのですが、やはりそう簡単には抜かさせてくれません。
1台抜いて5位走行中だったときだったかと思うのですが、自分のすぐ前を走行中のチームが、多分3人チームだったと思います。ということは、自由にピットタイミングを選択できる権利があるわけで、最低でもこのチームの前に出ておかないと、ピットタイミングの違いをうまく利用される可能性もあるかも?と思いました。ここでも抜くのに手間取ったものの、最終コーナーの飛び込みでパスして4位に浮上しました。
バトルが続いていたということもあって、スティントの後半では体力的にきつくなりながらも4位でノイズさんに交代となりました。
ノイズさんは、更に2台抜いて、先頭をも射程圏内に捕らえたところで再び自分に交代。
この時点で、後続とは少なくとも10秒前後の差はついていたと思われ、後ろのことはほとんど気にする必要はなさそうでした。一方、先頭を走ってた方とはほぼ同じくらいか、自分のほうが若干遅いくらいのペースでしたので、先頭が見える範囲内でノイズさんに渡せばチャンスは必ず来ると思って走っていました。この場面で一番やっちゃいけないのは、前に追いつこうとしてプッシュして、スピン・クラッシュなどして、後続との差を大きく詰められることだろうと思いました。
多少は離されたものの、先頭が見える位置でアンカーのノイズさんに交代。ノイズさんはスティントの中盤くらいで先頭に立ち、そのまま逃げ切りました。
というわけで、思いがけず表彰台の真ん中に立つことになっちゃいました。ORCでの貸切レース以来の2勝目ということになるのですが、ORCのときは、屋内で表彰式をやった関係もあってシャンパンファイトはなかったので、このレースで初めてシャンパンファイトも経験しました。ついでに言えば、カート場主催レースに限って言えばこれが初勝利ということになります。
優勝賞品として、3回券をいただきました。これを普通に買えば4200円(土休日の場合)なので、ワンコインで乗った分(500円×10回)+レース(2500円)の元は大部分取っちゃいました。
この日1日で走った周回数は、多分130周前後はいっていると思われ、以前、アップル乗り放題+BS30分耐久レースで記録した周回数を上回り、1日の周回数としては史上最多記録を更新したと思われます。
この日は、副賞として、
熱中しすぎで賞
というおまけ…もとい、もとい、軽い熱中症になってしまい、家に帰ってからが大変でした。夕食ものどを通らないくらいしんどかったです。高速に乗る前に、コンビニでよこすか海軍カレーパンを買って食べたときは普通に食べられたのですが…。まあ、翌朝には回復しましたが…。^_^;
今年の夏は、夜間に熱中症になり、最悪の場合は亡くなった方もいらっしゃると聞きますが、昼間屋外で活動してたときは何ともなくても、夜になって体調が悪くなるというパターンは意外と多いのかもしれません。
藤野6周年記念イベントに参加されたみなさん、お疲れさまでした。