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きよみ'25のブログ一覧

2019年03月11日 イイね!

過去から何を学ぶか~東日本大震災から8年~※追記あり

 東日本大震災から8年がたちました。

 東日本大震災を経験した自分たちに課せられている課題の1つとして、起こったこと(過去)から何を学び、再び同様のことが起こったときに被害をできるだけ小さくするにはどうしたらいいのか知恵を絞り、それを実践していくということがあろうかと思います。

 ですが、現実に起こっていることを見ると、過去から学ぶどころか、都合の悪いことは無視するという、かつてと同じ過ちを繰り返している姿ばかりが目立つように思えるのは自分だけでしょうか?
 今の国会で議論されている統計不正問題もその1つで、現時点で明らかになっている内容では真相解明にはほど遠いように思えますが、仮に国内向けには誤魔化し通したとしても、こういう類のことが常態化していて、本来責任を取るべき人間が何も責任を取らないどころか、栄転している人さえいる国を、国際社会はどう見るでしょうか?

 本来ならば、震災で得た教訓を活かしつつ、反省すべきことは反省してよりいい国にしていかなければならないのに、現実は年々悪い方向に向かっていってしまっていて、あの震災で少なからず影響を受けた当事者の1人としては、犠牲になった方々に申し訳ないと思う気持ちは年々大きくなるばかりです。

 この国を実質的に支配している人たち、及びそれを支持している人たちには、文字通り国の存続に関わるくらいの痛い目に遭わないと目が覚めない日本は、東日本大震災で終わりにしませんか?そうするためには、今のやり方で本当にいいんですか?と改めて問いたいですね。
 いわゆる不都合な真実的なことから目を反らし続けても、いつかはそのツケを払わされることになり、その年月が長ければ長いほど払わされるツケが大きくなるというのは、時代がどう変わろうとも世の常であろうと思います。そのことを、日本国民1人1人が改めて真剣に考えなければならない瀬戸際にいるのではないでしょうか?

 復興の進捗状況のことに話を移すと、報道でも取り上げられているとおり、震災以降不通が続いていたJR山田線の宮古~釜石間が、三陸鉄道に移管された上で運転再開されるとのことです。また、釜石自動車道も全線開通するなど、三陸沿岸の道路網の整備も進んでいるとのことです。
 そのニュースを受けて気になるのが、JR山田線として残る盛岡~宮古間のダイヤについて、いくら同区間を路線バスが1時間に1本走ってるとはいえ、現状のままでいいのかどうかということですね。どちらで行っても片道2時間ちょっとかかるので、路線バスの場合だと、路線バスとはいえ、観光バスと同様の仕様の車両が使われていて、一部トイレ付きの車両が走っていたり、ほぼ中間点にある道の駅でトイレ休憩のための時間は取られていますが、両方乗ったことがある経験から言えば、鉄道の方がいろいろ楽かなという気がするんですよね。
 あと、盛岡から宮古まで行く最終列車では、以前は、途中の川内駅で、宮古から来た川内止まりの列車を、本線上?で折り返して(確か折り返し用の留置線みたいなのはなかったはずで、最終列車なので後続列車が来ることはないですからねw)宮古行の列車の後ろに連結して宮古に向かうという、鉄道マニアなら大喜びしそうなことをやっていたのですが、ダイヤ改正でそういう運用はなくなってしまっていたようです。

 最後に、あの時の気持ちをいつまでも忘れないためにも、この動画を貼っておきます。↓


※追記
 震災から8年を迎えるに当たっての記事のタイトルにした「過去から何を学ぶか」というのは、くしくも10日に最終回を迎えたドラマ「3年A組」での主なテーマの1つでもあったわけですが、あのドラマで菅田将暉さんが演じた柊先生は、はっきり言って当たり前のことしか言ってなかったと思います。それなのにあそこまで多くの視聴者を引きつけたのは、当たり前だったはずのものが当たり前ではなくなってしまっていることがあまりにも多すぎて、世の中がおかしな方向に向かっていることを多くの人が感じているからではないかと思いました。(それをどの程度深刻に捉えているかはまさに千差万別かと思いますが)
Posted at 2019/03/13 22:48:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2018年03月11日 イイね!

思い出してみよう~東日本大震災から7年~

 東日本大震災から7年がたちました。

 震災直後は困難な状況の中、お互いに周りの人たちを気遣っているのがあちこちで見られましたが、震災から7年たって、一体あの時の心優しい日本人はどこに行ってしまったのだろう?と感じているのは自分だけでしょうか。
 端的な言い方をすると、自分が困ったときだけ「困った時はお互い様」で、他人が困っていても自分が大丈夫なら知らんぷり、自己保身のためなら仲間でも平気で切り捨てるような人が少なからずいるという、いつから日本はこんな殺伐とした国になってしまったのでしょうか?

 1年前の震災の日の記事でこんなことを書きました。

(ここから引用)
被災者への支援等々が打ち切られるものも出てくる中、現職の総理大臣をはじめとする日本会議所属の議員と思想信条を同じくするとみられる学校法人に対して特別な便宜が図られた疑い(と、現時点では申し上げておきます)についてのニュースが連日報じられているのを見て、未だ仮設住宅等で不自由な生活をされている方々はどう感じていらっしゃるだろうとかいうことに思いを馳せると、何ともいたたまれない気持ちになります。

 この問題をどういう形で決着させるかが、事実から目を背けずに事実は事実として反省した上で前に進む国になれるか否かをある意味決める部分もあるような気がしていますが、いずれにしても、痛い目に遭わないと目が覚めない日本は、この震災で最後にしてほしいですね。
(引用ここまで)

 この問題がこの後どうなったかはみなさんご承知のとおりですが、少なくとも現時点においては、事実は事実として包み隠さず洗いざらい全て明らかにして反省する姿勢などこれっぽっちも見せていないどころか、国政私物化としか言いようがない案件が他にも次から次へと出てきているのみならず、真相解明にはほど遠い状況の中で強引に幕引きを図ろうとしている有様…。

 更に問題になっている裁量労働制の拡大(これはひとまず今国会での法案提出は見送りになりましたが)及びホワイトカラー・エグゼンプションから看板を掛け替えただけの高度プロフェッショナル制度の創設についても、自分たちさえよければいいという経営側のエゴにしか思えません。これによって可処分所得が減れば、消費は減って巡り巡って経営者の首を締めることになる可能性が高いというのに…。

 震災から得た教訓の1つとして、「困ったときはお互い様」ということもあったかと思いますが、ああいう非常時だけではなくて普段からそういうことが当たり前にできる社会であってほしいと願うのは甘えでしょうか?

 震災から7年というこの日にそういうことも全てひっくるめて

思い出してみよう

と言いたいですね。

 ところで、震災以降運転見合わせが続いているJR山田線の宮古~釜石間は三陸鉄道に移管された上で2018年度中の運転再開を目指しているとのこと。となると、運転形態はどうなるにせよ、JR山田線とは言いながらも、少なくとも営業区分上は山田町までは行かないということにはなりますが…?(汗)

毎年恒例となっていますが、この動画を貼っておきます。↓
Posted at 2018/03/11 14:46:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2017年03月12日 イイね!

東日本大震災から6年

 東日本大震災発生から6年がたちました。

 震災復興だけでも大変なのに加えて、一昨年の年末の土砂崩れで一部区間不通になったままのJR山田線は未だ復旧の目処が立たず、また、熊本で震度7の地震が立て続けに起こったり、台風で東北・北海道などで大きな被害が出るなど、震災からの復興もまだ道半ばなのに、そこへ追い打ちをかけるように新たな災害が相次いで起こっています。

 被災者への支援等々が打ち切られるものも出てくる中、現職の総理大臣をはじめとする日本会議所属の議員と思想信条を同じくするとみられる学校法人に対して特別な便宜が図られた疑い(と、現時点では申し上げておきます)についてのニュースが連日報じられているのを見て、未だ仮設住宅等で不自由な生活をされている方々はどう感じていらっしゃるだろうとかいうことに思いを馳せると、何ともいたたまれない気持ちになります。

 この問題をどういう形で決着させるかが、事実から目を背けずに事実は事実として反省した上で前に進む国になれるか否かをある意味決める部分もあるような気がしていますが、いずれにしても、痛い目に遭わないと目が覚めない日本は、この震災で最後にしてほしいですね。

 毎年恒例となっていますが、この動画を貼っておきます。↓


※3/12追記
 上の文章は、実は5日の時点で書いたものですが、10日に、この学校法人の理事長が小学校の認可申請を取り下げることにしたとのことで、考えられる中では最低の形で決着を図ろうとしているように感じられます。また、この国の権力の中枢にある人たちが、何を大事に考え、あるいは何を大事に考えていないかを改めて思い知らされました。
Posted at 2017/03/12 10:57:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2016年03月12日 イイね!

WITH YOU~東日本大震災から5年~

 東日本大震災発生から5年がたちました。

 昨年は、仕事で震災からの復興を進めている現場に行く機会がありましたが、海沿いを走る国道45号や宮古市街などに設置されている、東日本大震災で浸水した区域を示す看板を見て、こんなに標高が高いところまで津波が押し寄せたことに改めて驚かされました。もちろん、テレビのニュース映像等々で何度となく見ていますが、実際に現地に行ってみないと、その浸水した区域の広さが実感として捉えにくい部分もありますからね…。

 ところで、震災復興の仕事で三陸沿岸に向かう人たちにとって重要な足の1つであるJR山田線が、昨年末の土砂崩れで運休が続いています。いくら平行して走るバス路線があるとはいえ(去年も書いたとおり、実はそちらの方が本数は圧倒的に多い)、トイレ付き車両は一部にしかないうえに、片道2時間ちょっとの道中で、途中の道の駅で3~5分程度のトイレ休憩が取られるのみという状況ですので、少なくとも雪が融けてからでないと復旧工事はできないと思いますが、できるだけ早く再開してほしいですね。

 さて、震災から5年たった今の日本を省みて、あの震災で得た教訓を活かしつつ、反省すべきことは反省してよりいい国になってるんだろうかと考えると、政府にとって都合の悪いことを報道するメディアに対して、権力の側が圧力をかけるようなことを言ったり、そういうことを報道した番組のキャスターが降板させられたりするようなことが相次ぐなど、より悪い方向に向かっているように思えてなりません。

 震災の記憶を風化させてはならない云々と、この国の権力の座にある人たちやマスコミは言いますが、本音では、忘れてくれた方がいろいろやりやすくなると考えているのではないかというのは邪推が過ぎるでしょうか?

 いずれにしても、痛い思いをしないと目が覚めない日本人はこの震災で最後になること、この国の行く末について感じている不安が杞憂に終わってくれることを願うのみです。

 毎年恒例となっていますが、この動画を貼っておきます。

Posted at 2016/03/12 09:34:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記
2015年03月11日 イイね!

希望の環をひろげよう~東日本大震災から4年~

 東日本大震災発生から4年がたちました。

 昨年は、昨年2月の山梨~群馬にかけての記録的な大雪にはじまり、夏には広島で集中豪雨があったりなど、大きな被害をもたらした自然災害がいくつかありました。
 また、最大震度5弱以上を観測する地震も相変わらず頻発し、火山の噴火も相次ぐなど(3.11前と比べると)、相変わらず地震・火山活動は活発な状況が続いています。

 いくら科学技術が進歩したとはいえ、大自然の力の前には人間は無力である部分もまだまだ多くあり、自然を甘く見ていると、また大きなしっぺ返しを食らうことになると、地球から警告されているようにも感じることもしばしばあります。
 にもかかわらず、そうした警告に耳を貸さず、震災前と同じような日本を取り戻そうとしているように思える人たちがこの国の権力の座にあることを不安に感じているのは自分だけでしょうか。

 若杉冽 著「東京ブラックアウト」(講談社)という小説(途中まではほぼノンフィクション?)の結末では、福島を上回るような原発事故が再び起こりますが、これがフィクションのままで終わることを切に願うのみです。

 この小説の冒頭には、

過去に目を閉ざす者は、現在に対しても盲目となる(リヒャルト・フォン・ワイツゼッカー)

というフレーズが書かれていますが、あの震災で得た教訓の1つとして、

自然を相手にウソやごまかし等々は通用しない

ということもあったはずで、その事実から目を背けてはいけないと思いますね。

 毎年恒例となっていますが、この動画を貼っておきます。↓


 昨年は、仕事で宮古市を訪れる機会がありました。前夜盛岡に宿泊で、盛岡発7:40のバスで宮古入りし、その日のうちに、東京方面まで帰れる最終のバスで帰ってきたので、津波で浸水した宮古市役所周辺が今どんな感じになっているのかを見る時間はなかったですが、宮古駅周辺はかつてのにぎわいを徐々に取り戻しつつあるのかなという感じはしました。
 とはいえ、宮古でも盛岡からでも路線バス、JRともに2時間ちょっとかかるというのが現状で(JR山田線は盛岡~宮古間は運転しているものの本数が非常に少なく、同区間を結ぶバスの方が本数が多いのが現状)、特に三陸沿岸の被災地は元々交通の便が悪いところが多く、それが復興の大きな足かせにもなっていることを実感させられました。
 そんな状況を少しでも改善すべく、盛岡~宮古間を結ぶ国道のバイパスの建設も進み、一部区間では開通していました(昨年10月時点)。↓
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/j73101/homepage/jimusho/kouji_jouhou/douro/miyako_morioka2/index.htm

 締めくくりに、「希望の環」が広がることを切に願いつつ、この動画を貼っておきます。↓

Posted at 2015/03/11 23:54:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東日本大震災 | 日記

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「【走行予定変更】21日に予定していたカート走行ですが、ゲリラ豪雨の予報が出ているため、8/23に延期します。」
何シテル?   07/18 22:15
☆ハンドルネームの由来  NHK朝の連続テレビ小説”ちりとてちん”のヒロイン・喜代美のように、不器用で一生懸命なアホだけれど(ただの天然ボケかもしれませんが...

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