2007/06/22-14:11 宇都宮、高崎、京浜東北線などストップ=架線切断で停電、冷房もダウン-JR東
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%ca%a3%d2%c5%ec&k=200706/2007062200170
このニュースは、テレビ・新聞などで大きく報道されたのでご存知の方が多いかと思いますが、僕はというと、またしても間一髪のところで大幅に足止めを食らうのは免れました。
いつも会社に行く時に乗ってる宇都宮線の列車が大宮に着いたのが
7時51分でした。大宮~上野間は、高崎線と線路を共有しているため、ラッシュ時は、少し遅れただけでも後続の列車が”渋滞”して、駅間に一時停車することも珍しくありません。そのため、大宮の先のさいたま新都心,浦和でも宇都宮線→京浜東北線への乗り換えは可能なのですが、そういう事情から、朝は必ず大宮で乗り換えるようにしています。昨日の事故が起こったのは
7時55分ごろだったので、大宮で乗り換えたおかげで列車内に缶詰めにならずに済んだわけです。
7時52分大宮発の京浜東北線の電車はほぼ定刻通りに発車して、京浜東北線は普通に走っていたのですが、さいたま新都心の手前で、高崎線の列車が止まっていました(これが事故を起こした列車で、僕はその事故が起こった直後に現場を通過する形になりましたが、この時点では、そのことは当然知りませんでした)。宇都宮線の上り線路と高崎線の上り線路は、大宮を出てしばらく別々に走っていて、さいたま新都心駅の手前で1本に合流する構造になっているのですが、ラッシュ時に”渋滞”している時は、その合流ポイントの手前に停車していることはよくありました。
しかし昨日は、何故かその合流ポイントにかかる形で停車していたように見えました。しかも、さいたま新都心駅の宇都宮・高崎線上りホームは空いていたのに、一向に入線してこないのです。
高崎線の列車に追いつかれないまま、僕の乗った京浜東北線の電車は、ほぼ通常通りのダイヤでさいたま新都心、北浦和、浦和に停車しました。途中、北浦和駅付近に宇都宮線の上り列車が止まっていました。北浦和は、京浜東北線のみが止まる駅なので、普通は、京浜東北線が停車中に、通過する宇都宮線の列車に抜かれるのですが、昨日は何故か抜かされないまま、京浜東北線は発車しました。何故抜かれなかったのかを知ったのは浦和駅に着いてからでした。
浦和駅に着くと、宇都宮・高崎線からの迂回乗車の人たちで混んでました。それでも、ほぼ定刻に発車しました。
ところが、発車してすぐに緊急停車しました。車内放送によると、さいたま新都心付近の駅間に停車中の列車から乗客が線路に降りてしまったため、緊急停止信号が発信されたことによる緊急停車とのことでした。それは、本当はいけないことですが、このこの時期で、しかもラッシュ時にエアコンが止まった車内に閉じ込められた状況では相当暑かったはずで、車掌の指示を待たずに降りてしまった人を責める気には正直なれないですね。
話を元に戻すと、僕の乗った電車は、数分間そのまま停車した後、とりあえず南浦和までは運転するということで、動き出しました。
南浦和で武蔵野線に乗り換えました。武蔵野線は遅れがないかと思いきやそうではなくて、外回り(西船橋方面行)だけが何故か遅れていました。何故遅れているのかアナウンスはなかったのですが、恐らくは、府中本町始発武蔵野線経由の大宮行快速”むさしの1号”(トンネル内で立ち往生してた列車です)の影響だったものと思われます。
結局、8時15分発の京葉線経由の東京行は6分くらい遅れての到着でした。その電車は、途中駅でしばらく止まるようなことはなかったので、会社には遅刻せずに着きました。
僕の場合、大変だったのはむしろ帰りでした。武蔵野線・京浜東北線を乗り継いで浦和に着いたのが
19時ちょっと前でした。浦和駅の宇都宮・高崎線のホームに行くと、電光掲示板には、次の発車は、
”16:××発 普通 宇都宮行”と出てました。しかもその列車は短い10両で、下りの運転間隔は、通常よりもかなりあいていました。この宇都宮行の次に来る高崎線の列車はちょうど上野駅を発車したところで、浦和の到着予定は19時15分ごろになると駅の放送で言っていました。何故下りの運転間隔があいていたかというと、上野駅のホームが満車で入れないということで、上り列車も各駅で時間調整してたからです。当然ものすごい混雑で、朝の埼京線並の混雑でした。各駅で乗り降りに時間がかかった以外の理由で立ち往生することはなかったのですが、さすがに疲れました。
昨日の事故が起こった直接の原因は、赤信号に気を取られて、本来停車してはいけない場所に停車してしまったことが原因だそうですが、もしかしたら、JR西日本で問題になった”日勤教育”に相当するものがJR東日本にもあって、それが怖くて判断を誤ったのではないか、という気がしました。
原因究明の際は、こういう判断ミスを引き起こすような要因がなかったのかということも含めて明らかにしてほしいと思います。
Posted at 2007/06/23 10:45:23 | |
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