2017年03月12日
東日本大震災発生から6年がたちました。
震災復興だけでも大変なのに加えて、一昨年の年末の土砂崩れで一部区間不通になったままのJR山田線は未だ復旧の目処が立たず、また、熊本で震度7の地震が立て続けに起こったり、台風で東北・北海道などで大きな被害が出るなど、震災からの復興もまだ道半ばなのに、そこへ追い打ちをかけるように新たな災害が相次いで起こっています。
被災者への支援等々が打ち切られるものも出てくる中、現職の総理大臣をはじめとする日本会議所属の議員と思想信条を同じくするとみられる学校法人に対して特別な便宜が図られた疑い(と、現時点では申し上げておきます)についてのニュースが連日報じられているのを見て、未だ仮設住宅等で不自由な生活をされている方々はどう感じていらっしゃるだろうとかいうことに思いを馳せると、何ともいたたまれない気持ちになります。
この問題をどういう形で決着させるかが、事実から目を背けずに事実は事実として反省した上で前に進む国になれるか否かをある意味決める部分もあるような気がしていますが、いずれにしても、痛い目に遭わないと目が覚めない日本は、この震災で最後にしてほしいですね。
毎年恒例となっていますが、この動画を貼っておきます。↓
※3/12追記
上の文章は、実は5日の時点で書いたものですが、10日に、この学校法人の理事長が小学校の認可申請を取り下げることにしたとのことで、考えられる中では最低の形で決着を図ろうとしているように感じられます。また、この国の権力の中枢にある人たちが、何を大事に考え、あるいは何を大事に考えていないかを改めて思い知らされました。
Posted at 2017/03/12 10:57:19 | |
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東日本大震災 | 日記