2021年07月23日
今夜、東京オリンピックの開会式が行われますが、COVID-19の感染状況が悪化し、とりわけ東京都は過去最多の感染者数に迫る勢いなのに加えて、開会式・閉会式に関わっている人たちの過去の差別的な言動だったり、人として許されない行為等々について明らかになり、辞任あるいは解任に追い込まれるケースが続出しています。
それらのニュースを聞いて感じたのは、
類は友を呼ぶ
ってこういうことなんだろうな、ということでした。
今の国や自治体のトップあるいはそれに近いところにいる人たちの中には、いわゆる保守系と言われている人たちに代表されるような偏った思想の持ち主が少なからずいることは、以前から知っている人は知っていると思いますが、そういう部分がメディアで取り上げられる機会はそれほど多くはなく、なかなか広く知られていない印象がありました。
オリンピックを通してそういうのが可視化された部分はあったかと思いますが、それぞれの個人の問題のように矮小化されて伝わっているではないかという懸念もあり、自分のような捉え方をしている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
オリンピックのことに話を戻すと、ほとんどの会場で無観客となった一方で、大会期間中の首都高速料金の1000円上乗せは予定通り、NEXCO管轄の高速道路の休日割引は現時点では8月22日まで適用対象外と、自国開催ならではの経済効果って大してなくなってしまったような印象どころかむしろ負担増となっている部分の方が多いなど、何のためにやるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
強いて言うならば、この国の膿の部分を多くの人がわかりやすい形で明るみとなり、世界の中でのこの国の本当の立ち位置というか、本当の現実を多くの日本人が知るきっかけになるのであれば、ある意味意義はあったと言えるのかもしれません。
ところで、両国国技館はボクシングの会場になるということで、両国駅の改札を出たところとかホームに上がるエスカレーターとかにオリンピックのロゴのシール?が貼られたりなどオリンピック仕様になっていますが、それを見て、観客は来ない上に選手とかは公共交通機関を使って移動するわけでもないのに誰のための案内なのかよくわからなくなってしまったと感じたのは自分だけでしょうか?
既に選手で感染者が相次いでいて、出場断念に追い込まれた方もいらっしゃるとのことですが、やるからには、これ以上そういう方が出ることなく大会が行われることを願わずにはいられません。
オリンピック開幕に合わせて昨日から4連休ということもあって、感染対策に気をつけつつ多くの方が出かけていらっしゃる様子がニュースで取り上げられていましたが、それにしてもどうして毎回毎回、大型連休とか年末年始といった、本来多くの人が遠出する機会が増えるタイミングを狙いすましたかのように感染者数が増えるんだろうかと怒りを感じています。
とはいえ、明日新東京サーキットで行われるワンスマカートレースは、予定通り開催ということですので、感染対策に気をつけて行ってこようと思います。
いずれも貸切レースとはいえ、新東京サーキットでのレースには何度も出ていますが、夕方の時間帯に行われるトワイライトレースは初めてで、ナイトレースに参加するのは2019年7月に平塚で行われたワンスマカートレース以来2年ぶりになります。
以前の記事で、感染状況次第では8月上旬あたりにISK前橋で初走行も検討とか書きましたが、この感染状況ではまあ無理でしょうね。
Posted at 2021/07/23 10:25:33 | |
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