2023年03月11日
東日本大震災から12年がたちました。
1年前に始まった(ウクライナの人たちにとっては2014年のクリミア半島併合からずっと戦争が続いているというのが偽らざる実感とのことですが)ウクライナでの戦争は終結への道筋は全く見えないまま、世界的なインフレの出口もまた一向に見えてきません。
電気料金の高騰に乗じて、GX(グリーントランスフォーメーション)という名の原発回帰という、世界的な流れに逆行する政策を国会での議論を経ることなく決めてしまった政府の姿勢を見て、12年前の原発事故で未だに避難生活を余儀なくされていらっしゃるみなさんはどう感じていらっしゃるか想像に難くありません。「自分には聞く力がある」と称して総理になった人は、実は聞こえる声と聞こえない声の2種類があるという本性がだんだんわかってきたように思います。
ウクライナでの戦争を機に、各国軍事力の増強に舵を切る中、日本もまた軍事費倍増は簡単に決めた一方で、少子化対策関連予算倍増の話になると煮え切らない態度に終始しています。確かに今の世界情勢ではある程度の軍事力の増強に舵を切らざるを得ないのはわかります。とはいえ、実際に戦争が起きるかどうかというのは外交努力次第で、戦争にならないように最大限の努力を払うべきものであり、確実に起こる危機ではないという性格のものではあります。一方で、少子化対策は今の年代別の人口分布から考えて確実に起こる危機であることは明白であるのに、優先順位がおかしいと感じているのは自分だけではないと思います。
COVID-19パンデミックのことに話を移すと、第8波だけで東日本大震災で亡くなった人と同じくらいの数の人が亡くなっているにもかかわらず、死者数を減らすための新たな対策が特に出ないまま、5月8日で感染症法上の分類を5類に引き下げとなることだけが先に決まっています。5類に引き下げることによって法制度上はより多くの医療機関で診察できるようにはなりますが、COVID-19の治療にあたっていらっしゃる多くのみなさんから、5類に引き下げることによってむしろCOVID-19を診られる医療機関が減ることを懸念する声があがっていますものの、それに対して総理の「聞く力」を発揮した様子はありません。
医療は万能ではないので、適切な治療を受けられたとしても亡くなる人をゼロにすることができないのは何もCOVID-19に限った話ではないですが、今回の第8波では、診察を希望しても医療逼迫のため断られて治療を受けられないまま悪化して亡くなった方が少なからずいらっしゃったようで、早期発見、早期治療を受けられればほとんどの人にとって死に至る病気ではなくなっている中で、自分の身内がもしそうなったら、悔やんでも悔やみきれないだろうと思います。
とはいえ、ここへ来て、オミクロン株による感染爆発が始まって以降では一番感染状況が落ち着いてきていますので、母が亡くなって以降休止していたカート活動を明日、クイック羽生で再開したいと思います。
一昨年10月の平塚以来約1年半ぶりのカート走行なので、最初はどの程度走れなくなっているかを確かめ、そこから徐々に上げていくような感じにはなるでしょうね。
ところで、自分にとってはここ何年か、年末のワンスマカートレースで走り納めをしていたシティカートが、再開発のため5月いっぱいで閉店ということです。この年末のワンスマカートレースでは、レース後に希望者は近くで忘年会も行われ(自分は忘年会は参加してませんでしたが…汗)、忘年会で楽しくお酒を飲むために安全にレースをやるというのが建前上のコンセプトだったように記憶しているのですが、今年から一体どうなるんでしょう…?(気が早い爆)
(追伸)閉店直前の5月21日に、シティカートでは最後となるワンスマカートレースが行われると、澤選手のツイッターで発表がありました。
最後に、あの時の気持ちをいつまでも忘れないためにも、この動画を貼っておきます。↓
Posted at 2023/03/11 19:22:14 | |
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