先月13日にF.ドリーム平塚で行われた、ワンスマカートレースにゃんCUPに参戦してきました。
今までは午前中の貸切で行われていましたが、今回は19~22時の時間帯の貸切で行われました。走行終了予定時刻が22時の予定で、それから表彰式とじゃんけん大会があることを考えると、全部終わるのが23時近くになることが見込まれました。
そこから帰ってくるのはさすがにきついと思い(いつかの飯能のときみたいに、途中で軽食タイムの設定とかもなかったですからね)、あらかじめ平塚駅前の東横インの宿泊予約をした上でレースの申込みをしました。
当日は雨予報で、午前中からいつ降ってきても不思議じゃないような空模様でした。
6月末に事前練習に行く予定が雨で流れたので、レース前に何本か走る予定で、レースの集合時間からするとかなり早めに出ました。
が、この日は世間的には3連休の初日で、中央道相模湖付近を先頭にした渋滞の最後尾が圏央道の青梅トンネル出口付近まで伸びてきていました。
そこまで渋滞していたのに遭遇したのは初めてだったので、日の出ICでいったん高速を降りて一般道経由で渋滞を回避し、高尾山ICから再び高速に乗りました。
そして、予定通り厚木PAでお昼を食べました。
10:18 東北道久喜ICから高速に乗る。
10:55 圏央道狭山PA。
11:23 圏央道日の出ICで高速を降りる。
11:54 セブンイレブン八王子犬目西店。
12:33 圏央道高尾山ICから高速に乗る。
13:00 圏央道厚木PA。(ここで昼食)
13:33 圏央道寒川南ICで高速を降りる。
Fドリに着いたのは14時ちょっと前でした。微妙な天気だったせいかそれほど混んでいなかったので、3回券を買いました。
Fドリに着いた直後に雨が降り始めて、レースも含めてこの日走った中では、このレース前のスポーツ走行の1本目が一番雨量が少ない状態での走行となり、それでもベストラップは36秒410でした。雨雲レーダーの予想からすると、少なくともレース中にドライに戻る可能性はほぼなさそうな感じでしたので、3本目とかはタイムは二の次で、その時点のコンディションでどれぐらいまでなら攻めて大丈夫なのかいろいろ試すことに専念していました。
3本走り終わったところでいったん抜けてホテルにチェックインだけ済ませて、レースの集合時間には間に合うように戻りました。いったん抜けるときにちょうどワンスマのスタッフさんが来たので、事情を話した上でワンスマの誓約書を渡しました。
東横インの駐車場は立体駐車場で、車を入れるのに少々時間がかかった上にチェックインのお客さんも自分が思っていたよりは多かった(その時間帯は)ので、結果的にはレースの集合時間に戻れたからよかったものの、次回以降こういうパターンがあったらもうちょっと時間に余裕があったほうがよかったかなというのはありますね。
東横インの駐車場は先着順ではありますが、チェックインの際に駐車料金を払えば、その場所はその人の分として確保されて、チェックイン後の外出の際に車を出して、再びその場所に戻すということもできるのでありがたいですね。(そういうことが可能だというのは事前に電話して確認していて、だからこそレース前にチェックインをしたわけですが)
そしてようやくレースとなったわけですが、今回も個人参加ということで申し込みましたが、「オレたちまきにゃんず」チームに割り当てられていました。どういうことを期待されて?こういうチーム分けになったのかは知る由もありませんが。(謎)
今回は10チーム参加で行われました。
レース方式は下記のとおり。
☆練習走行兼タイムトライアル45分(途中10分間、初心者占有走行時間設定)
適宜ドライバー交代して、チーム全員が走る。
☆個人スプリントレース
1人当たり3周×2回のレース。10回のレースのうち、それぞれポイントの多い方から6レース分を有効ポイントとする。
☆決勝耐久レース
グリッドは練習走行兼タイムトライアルのベストラップ順。70分耐久レースで、ピットイン時に、走ってきたドライバーが、ビンゴゲームに使うような?ボタンを押すと任意の2ケタの数字が表示される機械を使って抽選して出た数字に応じたアトラクションをやって(出た数字によってはアトラクションなしの場合もあり)、そのアトラクションが終わるまでは次のドライバーはスタートできない。ドライバー交代は最低4回、最低連続走行周回5周、最高連続走行周回20周(いずれもアウトラップ、インラップを除いた計測ラップ数)。総合順位はスプリントレースと耐久レースの合計ポイントで決定する。
抽選の結果割り当てられたのは15号車で、直前の練習では乗らなかったマシンでした。
レースでの最初のセッションである練習走行兼タイムトライアルでは大体出遅れることが多いのですが、この日はレース前に3本走ってたおかげでまあまあいい走りができてたかなと思います。
そして、スプリントレースでは2人目に走りました。
1レース目は7番手スタートでした。
スタート直後の1ヘアで、フォーミュラEとかでよくありがちな小競り合い?があったのですが、慌てずに、自分の行き場がなくならないようにすることだけ気をつけて走っていたらうまいこと前が空いて、混乱の中5位に順位を上げてそのまま抑え切ってフィニッシュしました。
普通ならそのまますぐに2レース目が始まるはずが、何故か自分の前には2台しかマシンがいなくて、ピットでは何かしら協議しているようでレースが始まりませんでした。各車エンジンをかけたまま待機していましたので、ピットで何を話し合っているのか何も聞こえないまま時間だけが過ぎる状態が割と長く続きました。そういう状態が長く続くとマシンにとってはいいことはないので、途中でいったんエンジンを切って待ちました。
結局何があったかというと、1レース目のフィニッシュのときに1位と2位のマシンにチェッカーを出し損なって結果的にダブルチェッカーのようになってしまったそうで、これは運営側のミスということが確認されたので、本来の着順に戻されて、自分は5番手からスタートということになりました。
2レース目では、ブレーキ踏んでるとアクセル踏んでも吹けないタイプのマシンで使えるスタートでの必勝法が見事に決まり、スタートで3位に上がってそのままフィニッシュでしたが、1位、2位にちゃんとついていって、前で何かあれば前に出られる位置でのフィニッシュでした。ポイント的にも、1レース目で10ポイント、2レース目で15ポイントということで、2レース合わせて25ポイントと大量得点ゲットでした。
耐久レースは、当初の予定だと100分の予定だったのですが、走行終了時間が22時までと決まっていた関係で70分に短縮になりました。それに伴い、最低ピットイン回数が9回で、1人2スティントが必須条件だったのが、
最低ピットイン回数4回、最低連続走行周回5周、最高連続走行周回20周
(いずれもアウトラップ、インラップを除いた計測ラップ数)
に変更になりました。
最低ピットイン回数ではシティカートでやるときと同じですが、レース時間が短縮になったとはいえ70分ということで、いくら雨でラップタイムが落ちてるとはいえ、最高連続走行周回20周の範囲内×5人で70分走りきれるんだろうか?とは直感で思いました。ちゃんと計算したわけではなかったですが。
とはいえ自分たちのチームは、当初の予定通り1人2スティントでの走行ということになり、最高連続走行周回の心配はする必要はありませんでした。一方、上位チームの方は1人1スティントで走り切る前提で作戦を立てていたようです。
自分たちのチームは、走行順はスプリントと同じで、自分は2番目に走りました。
1スティント目は、上位チームと比べるとピットタイミングが早くなってラップダウンになっていたので、後ろから上位チームのマシンが来たら無理にブロックとかしないよう心がけて走っていました。
そして、アトラクションは反復横跳びでした。
カート走行では、当然周回数はセンサーでカウントしてくれるから自分で数える癖がついていないので、脳内では何となく数えていたものの、傍から見ると無心で反復横跳びやってるだけの人に見えていたかもしれません(笑)。
2スティント目は前を走っていたマシンを抜くこともあったものの、ドライバーの腕の差とピット回数の差は如何ともし難く、8位でフィニッシュとなり、スプリントと合わせた総合順位も8位でした。ちなみに、耐久レース中のタイムは37秒台は出てたようです。
耐久レースの残り5分の模様を動画で撮影したので貼っておきます。↓
これまで、ナイトレースはアップル、飯能で経験しましたが(初レースだった秩父7時間レースでは、自分のスティントは明るいうちだったのでノーカウント)、ナイトレースでいいレースができたということはこれまでほとんどなかったような気がします。今回は、スプリントレースで大量得点を稼ぎ出すなど、今まで出た中ではベストレースと言っても過言ではないレースだったように思います。
しかも今回は雨という難しい条件が加わりましたが、その中でも幸いだったのは、雨量が極端に強まったり弱まったりということがなく、レース中、路面コンディション的には大きく変わることがなかったことかもしれません。
他の人はスピンしたりクラッシュしたりということは少なからずありましたが、自分は、レース前のスポーツ走行も含めて1回もスピンしませんでした。スリックタイヤでウェット路面でできるだけスピンしないコツを1つ言うとすれば、
コーナーでステアリングを切る前にブレーキングを終わらせて、ブレーキングを残したままコーナーリングしない
というのを実行すれば、100%とは言わないまでも、スピンするリスクは相当減らせるように思います。
もしもブレーキングが遅れた場合、若干オーバーシュート気味になってもステアリングを切る前にブレーキングを終わらせそうなのであれば、無理に本来のライン取りでコーナーリングしようとしてスピンするくらいなら、多少オーバーシュート気味になったとしてもステアリングを切る前にブレーキングを終わらせることを優先した方がかえってタイムロスが少なくなるという場合もあろうかと思います。
レース後のじゃんけん大会では、小型のドローン(4000円の値札がついてた)をいただきました。ワンスマカートレースに参戦するようになって今年で4年目ですが、いわゆる目玉商品をを貰えたのは初めてでした。
平塚から自宅までだと、夜中でも最低2時間はかかるはずですが、この日はホテルを押さえていたので、途中でコンビニに寄って弁当を買っても、所要時間はサーキットを出て数十分というのはやはり大きかったですね。
実はその翌日には箱根方面への観光を予定していたのですが、急遽仕事になってしまったので平塚からそのまま職場へ直行ということにはなりましたが、日程的に可能であればこういうパターンもありですね。(逆に、日曜日午前中のレースなら前乗りとかも含めてw)
今週土曜日の新東京でのワンスマカートレースは、資格試験受検の関係で参戦を見送りましたが、レース後にBBQを予定しているということで、もし参加するならば、近くのホテルで1泊して、翌日は房総半島の何処かを観光して帰ってくるというのもありだったかもしれないですね。(爆)