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朝比奈武弘(Pix_eos)のブログ一覧

2022年11月04日 イイね!

安全安心フェアバスストリート&静岡カーフェスティバル2022

安全安心フェアバスストリート&静岡カーフェスティバル2022今回は2022年10月30日にJR藤枝駅前で行われた安全安心フェアバスストリートと、同日に清水マリンパークイベント広場で行われた静岡カーフェスティバルを見学しました。

まずは藤枝駅前の安全安心フェアを見学しました。丁度、大型人員輸送車が展示の準備を行なっていました。

いすゞ初代エルガミオをベースにした大型人員輸送車です。2007年度に国費で配備された車両です。本来は前面赤色灯としてパトライト製LED式補助赤色灯(LAS-M1)を装備していましたが、故障のためか別のものに変更されています。

展示の際、車体に薄型の電光掲示板が設置されていました。撮影時は何も表示されませんでしたが、撮影後に何か表示されていたのかもしれません。

今回のイベントでは運転席も公開されました。撮影し忘れましたが、運転席横にはレシップ社製のホットメイク(給湯器)を装備しています。

折角なので座らせて頂きました。大型免許が必要であることが記載されています。

所轄署交通課の220系クラウンパトカーも展示されました。

なかなか綺麗に撮影する機会に恵まれなかったので、これは嬉しい展示。

県警機動隊の高性能機動救助車も展示されていました。

メルセデスベンツ・ウニモグのU4023をベースにした車両で、清水マリンフェスタに展示された際も、県総合防災訓練に参加した車両も先代の配備車両でしたので、やっと見ることができました。

所轄警察署交通課のホンダCB1300P白バイ。

こちらも乗車可能だったようです。

志太消防本部藤枝消防署梯子車。

日野中期型MHⅡベースの車両です。

志太消防本部のミニ消防車。2022年5月27日に地元の志太危険物安全協会が寄贈した車両です。

ヤマハ製の電動ゴルフカートのG31EPsをベースにしております。

志太消防本部藤枝消防署南分署の日野レンジャープロベースの水槽付きポンプ車。

提示されているポスターによるとこちらの車両は、午後になると救助工作車と展示入れ替えになっていたようです。

日本自動車連盟(JAF)のシートベルト体験車(シートベルトコンビンサー)による体験展示も行われていました。

緊急車両の他に、路線バスの展示も行われました。こちらは藤枝駅と富士山静岡空港を結ぶ富士山静岡空港アクセスバス。以前は日産3大目シビリアンベースの車両でしたが、日野2代目ポンチョに更新されたようです。

こちらの車両はしずてつジャストラインが運行している車両で、エンジンフードが開けられ展示されていました。

日野2代目ポンチョベースの藤枝市自主運行バス。吉田観光が運行受託しています。

三菱ふそう4代目ローザをベースにした瀬戸谷温泉送迎バス。ぱっと見だとせとやコロッケの移動販売車です。

車体後部には車椅子リフトを装備しています。

車両突入防止の為か、道路両端にはバスが置かれていました。

転戦して清水マリンパークで行われているカーフェスティバル静岡へ。静岡工科自動車大学校のイベントへ、2018年迄は隣接する県自動車学校の敷地内で行われていましたが、2019年からマリンパークでの開催になったようです。

先週のイベントでも展示されていたパリダカレンジャーの2号車。

JAF静岡支部のトヨタ8代目ダイナのレッカー車。

ケイショウ車体が架装した車両で、可倒式誘導標識の上にはパトライト製ALS型警光灯(エアロウイングシリーズ)を装備しています。

入り口に展示されているダットサン。静岡工科自動車大学校のシンボルカーです。

1937年式のダットサン16型セダンですかね?

三菱自動車による45度登坂体験。先週のイベントにも展示されていましたが、撮影しておりませんでした。

スーパーグレートの荷台部分につくられた45度の坂を登るデリカD:5。

2019年に開催した際はエクリプスクロスも使用していましたが、今回はデリカD:5のみでした。

自衛隊静岡地方協力本部の1 1/2tトラック。展示された自衛隊車両はこれのみでした。

静岡県自動車学校のトヨタ4代目プリウス教習車。隣には2輪教習車も展示されていました。

ホンダカーズ静岡ブースに展示されているホンダ6代目シビックタイプR。

今年12月にトミカでも販売されるモデルなので、実際に観れてよかったです。

ヒストリックカー展示も行われました。こちらはマツダSA型RX-7サバンナ。

日産S30型フェアレディZ。この車両は排気ガス浄化システム「NAPS」を装着しているようです。

マツダ2代目コスモAP。ヘッドライトのイエローレンズがかっこいい1台。

フェラーリ328GTB。車名の「328」は排気量約3,200ccで、V型8気筒のエンジンを搭載していることを意味しています。

日産KPGC110型スカイラインGT-R。通称ケンメリスカイライン。

ロータスエスプリ。トミカでは初のリトラクタブル式ライト展開アクションを搭載したスポーツカーでした。

トヨタ後期型2000GT。ボディカラーはペガサスホワイト。

今回は以上です。

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Posted at 2022/11/04 19:37:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2022年10月29日 イイね!

第52回埼自大祭・オートジャンボリー2022

第52回埼自大祭・オートジャンボリー20222022年10月22日と23日に埼玉県伊奈町にある埼玉自動車大学校で開催されたオートジャンボリー2022の様子です。カースタントや警察車両の展示など魅力的なイベントなのは存じ上げていましたが、なんだかんだで行ったことがなく、初の見学となりました。当方はヒストリックカー展示がある23日に見学しました。

入ってすぐ目に入る、ダカールラリー参戦車の日野レンジャー。キャビンこそレンジャーですが、搭載するエンジンはプロフィア用の「A09C-TI」です。

校舎前に展示されていたトヨタGRスープラ。ボディカラーはライトニングイエローです。

その隣には日産R35後期型GT-Rが展示されていました。何気に初めて見るボディカラーのバイブラントレッドです。

急いでお目当ての車両のある4号棟1階へ。そこに展示されていたのは埼玉県警察高速道路交通警察隊の日産R34前期型スカイラインGT-R(Vスペック)のパトカー。

こちらの車両は高速隊岩槻分駐の車両です。赤色灯は外部電源により光らせていました。

運転席。ほぼ同型の車両が県警の広報施設、「埼玉県警察PRセンター」に常設展示されています。

前面赤色灯は本来ハロゲン式のものを装備していましたが、パトライト製のLED式補助赤色灯(LAS-M1)に交換されています。

スカイラインGT-Rパトカーの横には同県警高速隊のマツダRX-7(FD3S)パトカーが展示されていました。

R34のパトカーは既に、先述のPRセンターで撮影しておりましたが、こちらは初めて見ました。本来は車体左側にTL無線アンテナを装備していたのですが、現在は無線機もアンテナも撤去されているようです。

この車両は1997年度に国費配備された交通取締用四輪車(高速Ⅱ型)です。赤色灯はパトライト製エアロソニック(AJM型)で、中央部分にラッパ型の速度測定用レーダーを搭載しています。

FDパトカーの運転席。サイレンアンプはこちらもパトライトSAP-500ですが、赤色灯が2灯式なので回転/点滅切り替えスイッチは非装備のものとなっています。助手席ダッシュボードにはレーダー装置の操作ユニットが取り付けられています。

FDパトカーのエンジンルーム。エンジンは13B-REW型直列2ローターロータリーエンジンです。

本来バッテリーが置かれている場所には見慣れない機械が。これはエンジンをかけずに、電力を外部電源で賄う「展示車両安全電源装置 電導師」という機械です。埼玉自動車大学校の持ち物で、展示用に貸し出されたようです。

同県警交通機動隊のヤマハFJR1300P白バイ。これは嬉しい展示。

FJRを撮りすぎて、隣に展示されていた同隊のホンダCB1300P白バイは撮影し忘れました。

4号棟では警察車両以外の展示も行われました。こちらは陸上自衛隊第32普通科連隊第4普通科中隊(大宮駐屯地)の3 1/2tトラック。

トラックの後ろに野外炊具1号(22改)を牽引して展示していました。

陸上自衛隊中央即応連隊第1中隊(宇都宮駐屯地)の軽装甲機動車。

同隊の高機動車。車内を開放し展示していました。

まさかこんな所でお目にかかるとは、同隊の輸送防護車。

海外で有事の際に、自衛隊を派遣して邦人を保護する事を目的とした車両で、オーストラリア製のブッシュマスターを輸入した。

イギリス圏の車両という事もあり、右ハンドル車となっている。車体後部にはスペアタイヤを装備します。

ファインモータースクール上尾のトヨタカローラフィールダー教習車。

カローラアクシオ(セダン)の教習車は結構入っていますが、フィールダー(ワゴン)の教習車は少数派でしょう。アクシオベースの「トヨタ教習車」はメーカーが用意した車両ですが、フィールダーベースの車両は、市販車を教習車仕様に改造したものと思われます。

助手席足元には指導員用のブレーキペダルとフットレストが設置されています。

埼玉スバルブースに展示されているスバル2代目WRX S4。

2代目BRZも展示されていました。

埼玉自動車大学校の学生らが製作した「でんどう虫Z」。

スバル360をベースに、S30型フェアレディZ風のボディを取り付けたカスタムカーで、電気自動車となっています。

その横には同校の学生らが製作した日産2代目前期型サニートラックのナショナルサービスカー。

ナショナルのロゴなどはパナソニックに許可を得て再現しています。

4号棟を出てすぐの場所でレッドブルを配っていたミニクーパーをベースにしたレッドブルキャンペーンカー。

グラウンド奥に展示されていた西部警察マシンX仕様の日産C210後期型スカイライン。

助手席ドアにはサーチライトを装備しています。

そして緊急走行でモーターサイクルステージ内へ。この車はレプリカではなく、実際に撮影に使用された本物のマシンXです。

モーターサイクルステージ内ではカースタントが行われました。

片輪走行する軽トラック(スズキ10代目キャリイ/マツダ3代目スクラムトラック)を煽る日産Y34型グロリアのパトカー。

グロリアパトカーを操るのは、あぶない刑事などで数々のカースタントを行なってきた野呂真治氏。個人的には「交渉人 真下正義」でレガシィツーリングワゴンをサイドターンさせるシーンが印象深いです…笑。

甲冑を着て鉄馬(バイク)を操る集団。

サーカスの演目でありそうなバイク。転がってそのまま元に戻せるのが凄いです。

午前同様に、午後のスタントでも片輪走行する軽トラのすぐ側を走るパトカー。

サイドターンを駆使して逃走するランクスとそれを追いかけるパトカー。

逃走するランクスにサブマシンガンで発砲する野呂氏。

そして助手席のスーツの男性がランクスに向かってプロップガンのショットガンをぶっ放します。この男性は学校の先生のようです。

そしてカーチェイスの後に移動していくランクスや初代デミオ。綺麗な状態で見れたのはこれが最期です。

チームラッキーがジャンプ台が用意。奥では大友千秋氏がインタビューで「最も印象深いカースタントは西部警察静岡ロケの時、駿府城公園で行われたスタントが最も印象深い。」と語っていました。

まずはデミオとランクス、アクセラによるロールオーバースタント。大門団長っぽい人がショットガンをぶっ放していました。

続いてマツダ初代アクセラのジャンプスタント。アクセラはレッドブルを飲んで翼を授かり、デミオたちに突っ込んでいきました。

そして最後は日産G10前期型ブルーバードシルフィとマツダ初代アクセラのティーボーンクラッシュ。
カースタントの様子は動画でも撮影しております。


カースタントに使用したグロリアパトカーリア。右側のテールランプは何らかの理由で割れています。

ルーフ上の赤色灯はパトライト社製エアロソニック(AJSシリーズ)。赤色灯の電源はシガーソケットから取っております。

ロールオーバーに使用された初代アクセラ。ここだけ見たらただの事故画像。

ティーボーンクラッシュに使用されたブルーバードシルフィはフロントが全損しています。

グランドにはヒストリックカーが展示されていました。こちらは日産R31後期型スカイライン。4ドアHT車です。

日産Y31型グロリアブロアムHT。

トヨタ3代目セリカクーペ。ライズアップ式ヘッドライトが特徴的な1台。

トヨタ2代目スタウト。60年代からに製造されていたピックアップトラックです。

日産R31後期型スカイラインワゴン。こういったスポーティワゴンはやはりかっこいいです。

トヨタ120系クラウン4ドアHTロイヤルサルーン。日産党の自分でもこの年代のクラウンは魅力的です。

ダイハツMP型ミゼット。オート三輪といえばやはりこのミゼットのイメージです。

ダイハツ前期型ミゼットⅡ。趣味性が高いのでノーマル状態の車両は少ない印象。

マツダT1500。動く車両を見るのはなかなか新鮮です。

日産D21型ダットサントラック。こちらはシングルキャブ車で3人が乗車可能です。

三菱3代目ミニキャブバン。車の前にはホーロー看板やテレビなどが展示されていました。

日産K10型マーチスーパーターボ。ターボチャージャーとスーパーチャージャーを搭載する3ドアハッチバック車です。

日産A31型セフィーロ。ダイバーシティアンテナを展開しているので、まるで捜査用車のようです。

ダットサン521型トラック。北米仕様車で左ハンドルとなっており、キャンパーシェルを装備しています。

埼自大が所有する日野2代目プロフィア。トレーラーヘッド仕様です。

4号館前に展示されたマシンXはライトや赤色灯を点灯させていました。

マシンX運転席。助手席は外されており、機械が置かれています。

劇中ではエンジンスタータースイッチとして使われている部分。実際は普通のキーシリンダースタートとなっています。

世代っぽい埼玉県警の警察官がマシンXの横で大門団長っぽいポーズを取っていました。

プロップガンを手に記念撮影。

展示中撮影し忘れていた埼玉県警察交通機動隊のホンダCB1300P。

展示を終了し、交機へ帰っていきました。

続くヤマハFJR1300P。

埼玉県警察のR34と西部警察マシンXの新旧スカイラインコラボ。

自走で帰る埼玉県警察RX-7パトカー。

撤収する自衛隊の3t半。

中即連の高機動車も帰投します。

輸送防護車も続きます。その後ろには軽装甲機動車が。

埼玉県警察のGT-Rは車両運搬車に積載されて帰って行きました。

自衛隊の偵察用オートバイも遅れて帰投。

1日では回りきれませんでした。今回は以上です。

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Posted at 2022/10/29 19:12:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2022年10月21日 イイね!

特装最前線 Vol.8

特装最前線 Vol.8いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。今回はイベントカーやバスの特装車両、日野レンジャーFT特集です。※一部画像は瀬戸陸さんが撮影し、ご提供していただいたものです。当記事及びブログ内全ページにある画像の無断使用は一切お断りします。

まずはこちらです。瀬戸陸さんからご提供頂いたコカ・コーラのイベントカーです。こちらの車両は過去にトミーから37-4 コカ・コーラ イベントカーとして販売されていたトミカのモデルになった車両です。

よく架空車と思われているこのイベントカーですが、実際に製造された車両で、現在は国内某所に保管されています。

イベントカーのベースは三菱ふそうの大型トラックである「ザ・グレート」の前2軸後1軸車であるFTです。

トラックベースの車両ではありますが、キャビンはバスのような大きいフロントガラスを有する車両で、ライトは同時期に販売されていたエアロバスのものを流用しているようです。

望遠でフロントガラス越しに車内を覗いてみると、配電盤らしきものが。メインスイッチのようなものもあります。

このイベントカーは荷台部が缶のような丸い形状となっており、現在は消されてしまっていますが、コカ・コーラとロゴが入っています。

テールランプはバスなどに採用されているゴールドキング製の3連テールランプが取り付けられています。コカ・コーラ以外にもキリンビールの物も存在したようです。

イベントカーといえばこちらの「Nander-21」を思い出す方もいるだろう。こちらの車両は愛知県名古屋市に所在するブラザー工業が昭和59年に創立50周年記念事業の一環で、8,000万円を掛けて製作された多目的イベントカーです。このイベントカーは平成3年まで使われました。

先ほどの車両と同じく、三菱ふそう製のFT(前2軸後1軸 6×2)がベースですが、こちらはザ・グレートではなく、前身であるFシリーズがベースとなっています。取り付けられているナンバープレートには1984年に製造された車両であることを示しています。Fシリーズは1983年7月にモデルチェンジしていますが、架装の関係でザ・グレートではないと推測。

スペック表を見ると、車体後部には車椅子用のリフトを装備しているようです。

荷台部のステージ部が展開された状態で展示されています。本来はガラス部の展示室が外側に迫り出した状態で使用します。

こちらの車両は展示イベント終了後に石川県にある日本自動車博物館に寄贈され、現在はそちらで展示されています。コカ・コーラのイベントカーもNander-21も架装メーカーは不明ですが、どちらも同じ会社じゃないかと思われます。また、Nander-21と似たような形状のイベントカーで「KDDテレコムキャラバン号」という物も存在したようです。

東京消防庁が所有するVR防災体験車。イベントカーとは少し異なりますが、こちらで紹介します。

こちらの車両はいすゞ2代目ギガをベースにした車両で、防災イベントなどでバーチャルリアリティを用いた、災害体験を行う車両です。

こちらの車両はコーワテック株式会社が架装した車両となっており、恐らく東京消防庁にしか存在しない車両と思われます。テールランプは小糸製作所製オールLEDリアコンビネーションランプ3連タイプを装備します。

車体左側の荷台がウイングボディとなっております。荷台前側には115インチの大型LEDビジョンを装備しています。

車体右側はウイングボディではなく、アルミ製のパネルバンとなっており、発電機搭載部は観音式の扉となっています。

大型ビジョンの裏側にはデンヨー製ディーゼルエンジン発電機が搭載されております。こちらの車両は横浜国際消防・防災展2022のサテライト会場にて展示されていました。

大井川鐵道の日野2代目ポンチョ。こちらの画像は2019年9月に撮影した画像です。

大井川鐵道で走行している機関車トーマスに合わせて運行されるツアー用に製作されたバスで、作中のバーティーを模した架装がされています。

作中のバーティーのヘッドライトは丸目なので、ポンチョも純正をそのまま流用したものとなっています。ウインカーは純正位置から変更され、別のものが装着されています。

しかし武漢肺炎の影響を受けて、ポンチョをベースにしたバスでは席同士の間隔を開けつつ人数を乗せることが困難なことから、ツアーの運行から外されてしまいました。ナンバープレートも移籍に伴い、変更されています。

その代わりに運用に入ったのが、日野メルファをベースにしたバーティーです。グレードはロイヤルサルーンと思われます。

フロントにはバーティーの顔パーツが取り付けられています。顔パーツ装着の関係で、ナンバープレートは右側に移設されています。本来、ナンバープレート裏にある車外扉開閉スイッチも同位置に移設された物と思われます。

純正の日野メルファはこのような、横長のヘッドライトとなっています。※画像はSBSが所有するバスです。

しかし、大井川鐵道のメルファのヘッドライトは丸型のものを使用しています。この丸型ヘッドライトはダイハツ2代目ムーヴの物を流用しています。日野5代目レンジャーのキャブライト車(レンタカー等)でも同様の流用がされています。ムーヴは12Vでメルファは24Vなので中身のユニットは別のものと思われます。

バーティーのリア。ポンチョ同様にリアタイヤにはタイヤカバーが装着されています。

メルファ純正のテールランプは縦長のランプとなっています。

バーティーのテールランプ類は丸型のものに変更されています。

ポンチョの時には装備されていなかったトランクルーム。これはメルファには純正で装備されています。
バーティーは動画も撮影しています。

トーマスフェア期間外は著作権契約の関係で、バーティーの顔を着けて運行できないので外され、代わりに大井川鐵道の社紋が取り付けられています。このメルファをバーティーに改造したのは岐阜県各務原市にある、岩戸工業株式会社です。

岩戸工業株式会社ではオリジナルデザインのバス架装を行っており、東武バスセントラルが運行している、スカイツリーシャトルも同社がいすゞ初代エルガミオをベースに6代目エルフ用のヘッドライトを装着し、天窓を装備したオリジナルデザインのバスです。

特装バスといえば警察の機動隊輸送車も書かずにはいられませんね。

こちらは愛知県警察中部管区機働隊のいすゞ2代目エルガミオをベースにした大型人員輸送車。平成30年度に国費で配備が開始された車両です。

車両側面の窓は金網で覆われています。昨今では過激ゲリラも少なくなりましたが、某県の基地周辺は野猿が機動隊車両や工事車両を襲撃するので必須の装備となっています。

前側主警光灯はパトライト製AZF型(エアロウイングシリーズ)となっています。AZF型は回転ユニットを持たない、オールLEDの警光灯となっています。

エルガミオをベースにした大型人員輸送車では歴代、同社製RAW型(エアロダイナミックシリーズ)を採用していましたが、廃番となってしまったたので、修理交換が必要な車両は後継であるAZF型を装備している車両が存在するようです。なのでこちらの車両も後部警光灯はRAW型となっています。

よく青白塗装で金網を装備している機動隊車両を一般の方は「護送車」と誤解されていますが、実際の護送車はこちらです。この車両は日産3代目後期型シビリアンをベースにした車両で、窓ガラスには3面を除いて濃いスモークフィルムが貼られています。機動隊の車両と異なり、車内に逃走防止用の柵を装備します。画像のものは令和2年度に国費配備された警視庁の車両でパトライト製ALW型(エアロホークシリーズ)の主警光灯を前後に装備しています。前面補助赤色灯として、同社製LED補助赤色灯のLP3-M1-Rを装備しています。またドア部には逃走防止用に「かんぬき」が装備されています。

令和元年度以降に国費配備された車両はライトブルーという純正ボディカラーでしたが、それ以前の車両は純正ボディカラーのホワイト/グレイッシュブルーの2トーンカラーのものが配備されていました。画像は愛知県警察の日産3代目後期型シビリアンベースの護送車です。

こちらは国内某所に置かれていた日産3代目後期型シビリアン。ルーフ上に小さな赤色灯基台があるバスです。護送車なのは間違い無いのですが、どこか違和感があります。警察車両であれば、フロントパネルに旭日章が装備されるはずですが、こちらの車両には装備されていません。また主警光灯もパトライト社製RAW型(エアロダイナミックシリーズ)のような小さいサイズのものとなっていますが、遊撃車や検問車を除いてシビリアンのバスでRAW型を採用している中型護送車を見たことがありませんでした。調べてみるとこの車両は法務省が所有する護送車で、加古川刑務所の車両だったようです。

警察の護送車は前後に主警光灯を装備している事が多いですが、法務省所属の護送車は警察の護送車と異なり、前側にのみ赤色灯を装備している事が多い気がします(ただし前後装備の車両も存在します)。

画像は日野2代目後期型リエッセⅡをベースにした車両で、主警光灯はパトライト製AXS型(エアロブーメランシリーズ)を装備しています。

三菱5代目キャンターのウォークスルーバンをベースにした移動販売車。この車両の特徴はなんと言っても、フロントグリル前に設置された家庭用エアコンの室外機でしょう。車載用ルーフエアコンだとウォークスルーバンの特性上、架装が難しかったのでしょうか?

とある場所に「消防車のような車両が置かれている」という情報があったので、現地に赴いた。そこにいたのは日野ライジングレンジャーのダブルキャブ車でした。このレンジャーは「日野FT」という型式の2軸4輪駆動車で、実際に消防機関では救助工作車や支援車等で採用されている型式です。

バンパー下部にはドライバーユニットが取り付けられています。消防車であればサイレンスピーカー用にドライバユニットを装備しており、大抵はパトライト社や大阪サイレン製の物が主流であるが、こちらはノボル電機製の車載用スピーカーとなっている。

荷台部には窓が一つあり、車体後部には出入り口と思われる扉があります。車体下部にはアルミ製の折りたたみ式ステップとフロントと同様のスピーカーが装備されています。

リアタイヤはシングルタイヤとなっています。救助工作車やポンプ車であれば、後輪がダブルタイヤとなる事が多いので消防車では無さそうです。

調べたところ、この車両は元消防車ではなく、キャンピングカーメーカーのデモカーだったようで、平成17年12月5日に発行されたクロスカントリービークル Vol.60には、こちらの車両が特集されて掲載されていました。ちなみに雑誌掲載時はバンパー下に装備されたスピーカーは非装備だったようです。

日野レンジャーFTは消防車用シャーシではありますが、色々な仕様が存在します。ダカール・ラリーに参戦したレンジャー(ライジングレンジャー)もその1台です。こちらの車両は坪井特殊車体が架装したマシンで、前後シングルタイヤとなっています。

消防車用シャーシであるので、勿論消防車にも採用されています。こちらは東京消防庁第八方面消防救助機動部隊で運用されていた救助車です。日野ライジングレンジャーをベースにした救助車でモリタが艤装し、平成8年度に配備されました。

この車両は阪神淡路大震災を教訓に設定された「Ⅲ型」の救助車です。屈折式クレーンを装備しており、高床4駆車となっています。同型の車両が第二方面消防救助機動部隊にも配備されていました。冒頭のイベントカー同様に、こちらも74-6 災害対策用救助車Ⅲ型という名称でトミカが販売されていました。

日野レンジャーFTはこんなところでも採用されています。自衛隊の73式中型トラックです。現在の1 1/2tトラック(1t半トラック)は高機動車のシャーシを使用していますが、旧型のトラックはレンジャーFTのシャーシです。画像は自衛隊静岡地方協力本部で使用されていた車両です。

レンジャーFTは後継のレンジャープロ、そして現行のレンジャーにも採用されている消防車用シャーシで、雪国で使用される車両や震災対応時用車両に使用されているシャーシとなっています。画像は札幌市消防局西消防署の水槽車。平成20年度に配備され車両で1,500L水槽を装備する車両です。他本部では水槽付きポンプ車と呼ばれている車両で、艤装は田井自動車工業です。

※日野FTはパートタイム式4WD、日野KCはフルタイム式4WDとなっています。外観ではわかりませんので、もうわからん(雑)。

今回は以上です。

【参考文献】
コーワテック株式会社 製品情報公共用車両
岩戸工業株式会社HP
クロスカントリービークル Vol.60(平成17年12月5日 株式会社ITF 発行)

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Posted at 2022/10/21 17:07:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 特装最前線 | クルマ
2022年09月24日 イイね!

病院救急車・ドクターカー 特集Vol.3

病院救急車・ドクターカー 特集Vol.3今回は病院に配備されている救急車やドクターカー、患者輸送車などを紹介します。一部病院を除き、病院名を伏せさせていただきます。また、用途が違う救急車両もこちらに記載させていただきます。

まずはこちらです。東京都文京区に所在する東京医科歯科大学医学部附属病院救命救急センター所属のドクターカーです。この車両は2009年3月に導入された乗用車型のドクターカーで、2022年2月3日の引退までの13年間で2,695件出場しました。2011年3月に発生した東日本大地震にも出動しました。

そのドクターカーが同じく文京区内にあるLEXUS 小石川にて2022年2月19日から同年3月6日の間特別展示されました。撮影時はレクサスディーラースタッフのご厚意により、赤色灯を点灯していただきました。

このドクターカーはトヨタ自動車が展開する高級車ブランド、レクサスの4ドアセダンであるIS 250をベースにしています。ISの中でも2005年8月から2013年5月の間販売されていた第2世代のモデルとなっています。

IS 250は2.5L V型6気筒DOHCエンジンを搭載するモデルです。ちなみにレクサスISの前身はトヨタアルテッツァです。トランク左側にはスターオブライフが入っています。

車体サイドには赤色文字で東京医科歯科大学救命救急センターと入っています。

ボンネット部には赤色鏡文字でDoctor Carと入っています。これは前を走る車両がバックミラーを見た際に正しい向きで表示する為です。ボンネットには特別展示期間中に子供たちが書いたと思われるイラストが入っています。

赤色灯はパトライト社製のブーメラン型散光式警光灯、エアロブーメラン(AXS-12LKF)となっています。LED式回転灯ユニット2基とLED式点滅ユニット4個を搭載しています。

屋根には対空表記として「TMDU」と入っています。これは「TOKYO MEDICAL DENTAL UNIVERSITY(東京医科歯科大学)」の頭文字だと思われます。

バンパーグリル部にはパトライト社製LED補助赤色灯としてLP5-Rが取り付けられています。この前面赤色灯は配備当初には装備しておらず、途中で追加されました。

ISの運転席。サイレンアンプはインパネ部ではなく、ダッシュボード部に取り付けられています。

サイレンアンプはパトライト社製SAP-500RBVK。マイクホルダーは装備しておらず、合成音声1chには「緊急自動車が通ります。進路を譲ってください。」2chには「交差点に進入します。ご注意ください。」が登録されているようです。サイレンアンプ内にあるテプラで「交差点」と貼られているボタンには「サイレン」ボタン(ウー音)、「減光」と貼られているボタンは「回転/点滅切替機能」ボタンがあります。サイレンアンプ横にはETC機器が取り付けられています。

IS 250の後継には同じくレクサスのRX450hが導入されたそうです。
特別展示されたドクターカーは動画でも撮影しています。

日本赤十字社静岡赤十字病院のトヨタ200系中期型ハイエースをベースにした救急車。

2台連番車となっており、どちらも普通のトヨタ救急車と異なりハイメディックと同じLED式赤色灯パネルではなく、パトライト社エアロブーメランを主警光灯として採用しています。

とある病院で使用されている三菱デリカスペースギアをベースにした救急車。先代デリカバンをベースにした救急車は少数ながら一部消防本部や病院で採用されていましたが、4代目デリカベースの救急車はこの車両しか見たことがありません。

主警光灯はパトライト社エアロソニック(AJシリーズ)で、前面赤色灯はフロントのバンパー部にハロゲン式のものが取り付けられています。

車体後部屋根にはパトライト社製流線型赤色灯(HKFM-K)が取り付けられています。昔エポック社のミニカーブランド「MTECH(エムテック)」からこのデリカスペースギア救急車のミニカーが販売されていましたが、そちらは東京消防庁仕様となっており、偶然一致の架空車ミニカーだと思われます。

島田市立総合医療センター所属の日産2代目後期型パラメディックベースの病院救急車。こちらの車両は最近になって更新された車両で、前任車両の救急車は劇用車会社に払い下げされたようです。

バックドアやサイドには島田市立総合医療センターと黒文字で入っています。リアガラスには「学ぼう!応急手当!救おう!大切な命」という表記が貼られています。

この表記は静岡市消防局に配備されている救急車に独自で入っている表記です。日産2代目パラメディックの中でも主警光灯が回転灯で尚且つLED式の補助赤色灯が赤色灯パネル内に取り付けられており、前面補助赤色灯はパトライト製バンパー取付けLED補助警告灯LAB型、後部補助赤色灯は平面取付けLED補助警告灯LARが2個ずつ取り付けられています。

この型の救急車は静岡市消防局内に2台配備されており、1台は港北消防署庵原分署救急車として配備された「・990」と同署の予備救急車として配備されていた「・991」(以前は城東出張所配備)の2台が存在しており、「・990」の方は静岡市消防局の表記やマスコットキャラクターであるカワセミーズなどの表記が消された状態で駿河消防署裏に置かれていたことから、この救急車のナンバーを変更し、医療センターに払い下げられたものと思われます。

Vol.2でも紹介した甲賀病院に、新たに配備されたトヨタ3代目後期型ハイメディックをベースにした病院救急車。前面補助赤色灯は大阪サイレン製LFAシリーズ。

病院に配備されている車両ではありますが、患者からの要請で24時間365日独自に出動する関係か車体サイドには大阪サイレン製LED照明灯LIA-200を装備しています。

けいゆう病院のドクターカー(DMATカー?)として運用されているトヨタ200系後期型ハイエースベースの救急車。赤色灯は名古屋電機製LED散光式警光灯フリックス、前面赤色灯はパトライト製補助警告灯LP3-R。

トヨタ2代目タウンエースバンをベースにした病院救急車。現行タウンエースのものが存在するかはわかりませんが、先代タウンエースをベースにした病院救急車も他の病院に存在していたようです。

赤色灯は単円筒形赤色灯、スピーカーはクラリオン製のものが屋根に取り付けられています。

静岡済生会総合病院で使用されているトヨタ3代目前期型コースターをベースにしたドクターカー。主警告灯はパトライトエアロソニック(AJSシリーズ)で前面赤色灯は非装備。

車体後部は観音扉となっており、ストレッチャーはここから出し入れすることが可能です。側面補助赤色灯としてパトライト製流線型赤色灯(HKFM-K)を基台に設置しています。

車内左側には発電機などの動作スイッチや動作用メーターが取り付けられています。

過去に撮影した同車の緊急走行。サイレンアンプはパトライト製SAP-500Rを採用。

2022年7月にコースターの救急車から日産3代目パラメディックをベースにしたドクターカーへ更新されました。県中部では恐らく初となる3代目パラメディックの導入になります。日産E26後期型キャラバン救急車をベースにしたドクターカーへ更新された。

済生会の車両は2022年2月にマイナーチェンジした後のE26後期型キャラバンがベースとなっています。

グリル部には前面赤色灯としてパトライト製コンパクト警告灯LPT-1M1-Rが採用されています。

とある病院の日産E26中期型キャラバン救急車。車体には赤帯ではなく病院のイメージカラーと思われる、緑色の帯が入っています。

Vol.1でも紹介した藤枝市立総合病院で2021年11月から運用されているトヨタ5代目RAV4をベースにしたラピッドレスポンスカー。

静岡県立総合病院のドクターカー同様に4輪駆動のSUV乗用車タイプの車両を採用しており、救急車型のドクターカーよりも機動力に優れています。主警告灯はパトライト製エアロブーメラン(AXSシリーズ)を採用。

車体側面には病院表記の他にFRC(藤枝ラピッドレスポンスカーの頭文字)表記やスターオブライフが入っています。この車両はトヨタユナイテッド静岡が寄贈したので、側面にロゴが入っています。

ボンネットには藤枝市立総合病院救急救命救急センターのエンブレムロゴが大きく入っています。バンパー部には前面赤色灯としてパトライト製コンパクト警告灯LPT-2M1-Rが取り付けられています。サイレンアンプはパトカーと同じ4秒/8秒周期自動サイレンのパトライト社製SAP-520となっており、「ウー」音で緊急走行する。


今回は以上です。
2023年1月に一部修正させていただきました。

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Posted at 2022/09/24 02:00:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 緊急車両 | クルマ
2022年09月10日 イイね!

令和4年度静岡県総合防災訓練

令和4年度静岡県総合防災訓練2022年9月4日(日曜日)に静岡県島田市、牧之原市、吉田町、川根本町にて県の総合防災訓練が行われました。今回も分散型の訓練となっており、南海トラフ巨大地震が発生し、県内の広範囲で震度7を観測、建物の倒壊や土砂災害、火災等が発生したことを想定した訓練が県内12の会場にて行われました。


まずは多くの訓練や展示が行われるメイン会場の大井川緑地会場です。この場所で県の大規模訓練が行われるのは11年前の2011年に行われた防災訓練以来だと思われます。

会場内で展開する陸上自衛隊東部方面管制気象隊第5派遣隊(相馬原駐屯地)の着陸誘導装置(JTPN-P20)。ASRレーダーが3 1/2tトラック(いすゞSKW)の荷台に搭載されています。

この車両を含め、全ての3 1/2tトラックに発電機を搭載したトレーラーを牽引していました。

通信装置(右)と管制装置(左)ユニット。どちらも3 1/2tトラックに搭載されています。

通信装置と管制装置を搭載している3 1/2tトラックはどちらも1999年から調達が始まった新型の初期モデルで速度表示灯を装備しています。

会場内にいた三菱ふそう6代目前期型キャンターベースの中継車。

この車両は島田市危機管理課と静岡県立島田工業高校情報電子課放送技術班が共同で行った映像伝送訓練にて使用されていたようです。

近くには関東管区警察局静岡県情報通信部日産E51後期型エルグランド衛星通信車。SWE-DISH社のドライブアウェイCCT120という車載型アンテナのようです。

静岡県危機管理部の衛星通信用中継車。4WD車のトヨタ200系前期型ハイエースのスーパーロングをベースにした中継車で、日本宝くじ協会の助成を受けて導入されました。

こちらの車両も被災地の映像を県庁や関係機関へ伝送可能です。

会場内に停められていた静岡市消防局初倉出張所指揮連絡車(ダイハツ10代目前期型ハイゼットカーゴ)。

同じく六合出張所指揮連絡車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。

山林火災消火訓練に参加する静岡市消防局航空隊の消防ヘリコプター「カワセミ(ベル412)」。

大井川緑地公園に着陸し、胴体下部取付式消火装置(ファイアアタッカー)へ給水活動が行われました。

ファイヤーアタッカーへの給水は静岡市消防局島田消防署隊と島田市消防団によって行われました。

ファイヤーアタッカーによる消火。訓練では二回放水が行われました。

大井川緑地を後にする消防ヘリカワセミ。

続いて緊急交通路確保訓練です。地震の影響などで信号機が正常に作動しなくなったことを想定した訓練です。

緊急走行で現場へ駆けつける静岡県警察所轄警察署の事故処理車(日産E26前期型キャラバン)。

警察官による交通規制が行れます。一人の警察官が後方警戒を行い、もう一人がパイロンや矢印方向板などの機材を並べます。

白バイによる先導で高所作業車が到着し、復旧作業を行いました。手前の警察官の横にいるオレンジ色のベストを着た人は警備員です。

現場手前で電光掲示板を用いて交通規制実施の告知を行う静岡県警察のサインカー。

トヨタ200系中期型ハイエースをベースにしたサインカーで県費配備された車両です。

高所作業車を先導した県警交通機動隊のホンダCB1300P白バイ。

2020年度以降配備されたヘッドライトやウインカーがLED化されたものです。

続いて倒壊家屋救出救助訓練。消防救助隊や県警機動隊、自衛隊による救出活動が行われました。

救助隊員を乗せて緊急走行で駆けつけた静岡市消防局島田消防署指揮2号車(トヨタ200系中期型レジアスエース)。

同じく島田消防署指揮連絡2号車(三菱前期型デリカD:5)。

県警機動隊の広域援助隊特別救助班(P-REX)よりも早く現着した先行情報班。

トヨタ100系後期型ハイエースをベースにした特殊移動指揮車に指揮支援というマグネットシートを車体に貼っております。

赤色灯はパトライト社製の流線型マグネット式赤色灯を載せています。ちなみに現在の製品は「PATLITE」表記ですが、この車両のものは旧型のカタカナ表記のものです。

訓練見学エリアに規制行うために機動隊車両からゾーニング用のバリケードが取り出されました。立入禁止テープを使って規制されました。

災害派遣で駆けつけた陸上自衛隊第1空挺団特科大隊第3中隊(習志野駐屯地)の1 1/2tトラック。

県警機動隊のトヨタ4代目後期型ランドクルーザープラドベースの災害活動車。

2019年度に配備された車両です。何気にこの車両は初撮影でした。

同じく県警機動隊の高性能救助車。

清水マリンフェスタの時と同じでメルセデスベンツU3000ウニモグがベースの車両での参加でした。U4023ベースの方はいつ見れるのだろうか?

県警機動隊レスキュー車Ⅱ型。

日野レンジャープロベースで2012年度配備車です。艤装は救助車のパイオニア、帝国繊維です。

県警機動隊の災害対策用資材運搬車。日野レンジャープロをベースにしたアルミパネルトラックです。

先行情報班による現地指揮所。これは消防の指揮本部と同様のものです。

災害活動車後ろには災害救助犬静岡の車両が2台。この車に救助犬を入れたケージを搭載していました。

先程の交通路確保訓練に参加した静岡電業協会加入会社の穴掘建柱車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

同じく訓練に参加していた高所作業車(日野2代目デュトロ)。

家屋倒壊訓練に参加していた島田市消防団第5分団2部ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。主警告灯は名古屋電機製フリックスです。

同じく第8分団1部ポンプ車(いすゞ5代目中期型エルフ)。前面赤色灯がハロゲンタイプです。

島田市消防団指揮車(日産C25前期型セレナ)。

日野2代目デュトロをベースにした中部電力所有の高圧発電機車。

普通の発電機車と形状が異なり、荷台部がピギーバックトラックのように丸みを帯びているのは空輸が可能な為。訓練当日も空自のCH-47Jによる吊り上げが行われたようです。

島田市消防団第3分団1部ポンプ車(日野初代中期型デュトロ)。主警告灯は大阪サイレンウイングフラッシュ。

展示ブースで体験展示されている静岡県中部地域局危機管理課の地震体験車。

いすゞ5代目前期型フォワードベース、架装は京都科学(現:京洛サービス)

島田市道路維持作業車(スズキ10代目キャリイ)。

陸上自衛隊第1空挺団特科大隊第3中隊(習志野駐屯地)の高機動車。

運転席や後部座席が開放されていました。

NTT docomo所属の移動基地局車。

日産E26中期型キャラバンベースです。

au KDDI所属の移動基地局車。

docomo同様に1BOX車がベースで、こちらはトヨタ200系後期型ハイエースとなっています。

SoftBank所属の移動基地局車。他社と異なり、いすゞ6代目前期型エルフをベースとした車両です。

島田瓦斯の緊急応急作業用自動車(日産Y12前期型AD)。途中から赤色灯を回転させていました。

中部電力の高圧発電機車(日野レンジャープロ)。

こちらの車両は先程の空輸可能な発電機車と異なり、重量があるので空輸不可となっています。

訓練を終え、会場内を移動する県警機動隊の車両。この画像では写っていませんが、高性能救助車の後ろには交通機動隊のホンダCB1300 Pが2台続いています。

軽々と段差を乗り越える高性能救助車。

県警交通機動隊のホンダCB1300P白バイ。こちらは高性能救助車らと異なり、直進しました。

高性能救助車同様に段差を乗り越える災害活動車。

並んだ機動隊車両ら。

島田市すぐやる課のダンプカー(三菱ふそう7代目前期型キャンター)。

訓練当日は荷台に飲料水タンクを搭載し、熱中症対策として水と塩タブレットを配布していました。

子供達に大人気の静岡市消防局島田消防署屈折梯子車(日野2代目プロフィア)。細部を撮影したかったのですが、これだけ人がいてはクリアな状態での撮影は不可能ですね。

大井川緑地公園で行われた訓練の動画です。

転戦し富士山静岡空港で行われていた訓練を見学しました。消防庁舎車庫にて広域搬送するための臨時医療施設開設訓練が行われていました。

訓練に伴い空港用救急医療搬送車(日野2代目プロフィア)が外に出されていました。架装はヤシカ車体です。

消防庁舎前で待機する静岡県消防防災航空隊の車両(三菱後期型デリカD:5)。

その後ろにいた日本通運のUDトラックス初代クオン。ナンバープレートがついていない、基地内専用車である航空自衛隊の電源車を陸送していたようです。

静岡空港で給油を受ける茨城県防災航空隊の防災ヘリコプター「つくば(川崎BK117C-2)」。

各種訓練に参加した航空自衛隊第401飛行隊(小牧基地)所属機のC-130H輸送機。奥には静岡県警ヘリ(ふじ3号)と静岡県防災ヘリが。

第1航空団第31飛行教育隊(浜松基地)所属の中等練習機T-4。空港にいるギャラリーに隊員らが手を振っています。

T-4に続き第1航空団第41教育飛行隊(浜松基地)所属のT-400も離陸していきます。

離陸する静岡県消防防災航空隊の防災ヘリ「オレンジアロー(アグスタAW139)」。

離陸したオレンジアローは急上昇し、会場を後にしました。

エンジン始動するC-130H輸送機。

ゆっくりと滑走路を走るC-130H。離陸したC-130H輸送機は左右に翼を振り、空港に別れを告げました。

今回は以上です。

【参考文献】
静岡県衛星通信用移動中継車


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Posted at 2022/09/10 17:05:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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