鮮烈リバイバル劇場(年末)

年末になりました。


過去の記事に年末らしいものがあったので、改良して取り上げたいと思います。



2ドアの70カローラ時代まで、父の車は後席ばかり座らされていたのが、

小学校の高学年になってからは、長らく助手席が私の指定席でしたね。



87年に、父が3年ものの白いR30スカイラインの4ドアを買ったのですが、

買って間もない頃、
高速道路で最高速アタックをしたこともありました(笑)。


私がスピードメーターを見る役でした。

パワーのないエンジンでは、165キロが限界でしたね。
ただ、年式がまだ新しかったため、140キロ巡航は可能でした。



翌88年、当時のマルショク(現在のサンリブ)で、

父が気まぐれで購入したディスコミュージックがノンストップで30曲入った、洋楽のカセットテープ(これはまだ保管してあります)が、
車内での定番の音楽でした。


このカセットテープが、
私の後年の音楽の好みを切り開いたとも言えます。


サンリブには立体駐車場があり、

母が買い物をしている間、
父と私はジュースを飲みながらラジオを聴いていたものでした。


日曜日の昼にFM中九州(今のFM熊本)から流れていた番組は、
「森口博子(渡辺満里奈)のヒッツ・イン・モーション」でした。


チャート紹介の番組でしたが、
特にアイスの「ムーンチャイルド」という曲が印象に残っています。



また、当時は大牟田に母方の祖母の家があり、夏休みや冬休みには帰省していました。


父の車で熊本インターから南関のインターへ向かい、

途中の玉名のサービスエリアで、私はカツカレーやチーズ入りのホットサンドを食べるのが好きでした。


母は倹約して簡素なうどん屋に行きたがりましたが、
父は必ずレストランのほうに連れて行ってくれましたし、

大概、帰りには屋台のハオツのショーロンポーや日奈久ちくわを買いました。


93年の冬休み、
黒いZ32フェアレディZが、私たちのスカイラインを軽々と抜いていきました。


あれには憧れました。

C4コルベットの時もありました。


南関のインターから降りた所の寂しい場所に、女性店員が1人だけいたコスモ石油があり、私が給油を促したものでした。



93年当時は意外と高く、
レギュラーでリッター115円か125円くらいだったと思います。


そして、車も古いスカイラインから一気に最新のマークIIに代わり、高校生になると楽しさも薄れていきました。


大学生になると、
自分の時間を優先するようになっていったと思います。



私には車は89～93年あたりが鮮烈な思い出だったと言えます。