目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前から交換したかったクラッチのOHをしました
クラッチ板が減ってくるとオイルラインが正常でも、ストロークが長くなって無性に重い。まるで、強化クラッチみたいです。
ディーラに出すか、信頼できるSOHPに頼むか、自分で作業するか、随分悩んだあげくにネット上での作業経験HPを穴が開くほど睨めっこして遂にDIYを決行!
用意したのは、純正クラッチとカバー、パイロットベアリング、レリーズベアリング、あとエンジンとの隙間からオイル漏れの痕跡あるので、リヤのクランクシール
作業場所は自宅ガレージではなく、リフトとミッションジャッキ等の完備したレンタルガレージ(ちょくちょくお世話になっています)
2
詳細な手順は、他のHPがあるので、割愛しますが、エアクリーナ、エキマニ、バッテリー端子、パワープラントフレーム、ミッション周りの配線とメータケーブルを撤去、オイルを抜いてマーキングしたらプロペラシャフトを撤収
レリーズシリンダーを外して、ミッションの結合ボルトを抜いたら、ミッションを降ろすことができます。猛暑の中、ここまでの作業が週休止込みの3時間弱。
結構良いペースで進んでるので、楽勝かと思ったののですが、それが不味かった。この後で大変な目に遭うことに成ろうとは、想像していませんでした。
ミッションを降ろしたエンジンと旧のクラッチ1式。とにかく汚~ぃ! オイルが長期に渡って垂れていたうえに、クラッチの削りカスがこびり付いて熱が入って見事にコテコテですな。
パーツクリーナでプシューってしてもなかなか綺麗になりませんわ(涙)
3
旧部品を全て外しました。エアーインパクトとエアーラチェットがあるので作業的には楽勝ですね。
こまめに磨いたら、何とかアルミの地金が出てきたので、このへんで良しとしました。そこそこ綺麗になったので、クランクのシールをほじくりだして、さくっと新品に交換。
4
こちらはミッションの内部(>_<) おぞましい~
レリーズベアリングもゴロゴロで、要交換時期に来ていましたね。10年10万km良くもってくれました。
5
外した旧のクラッチ板、分かりますか?
あるべき斜めのスリットとリベット穴の溝。うっすらとしか確認できなくなって来ていました。ヤバ~ぃ
いいタイミング交換できて良かったです。カバーの方にも無数のヘアラインクラックが見受けられました。
6
ここからは、外した部品を組み付けるだけ。
がぁ~ しか~しぃ!
クラッチのセンターを出したはずなのに、どんなに頑張ってもミッションが結合しません(涙)
初のミッション交換、結局DIYは無理だったのかぁ?
悪いイメージが頭を過ぎります。
7
ここからは地獄のような格闘が・・・・って事で写真撮る余裕どころか、日没で周りは暗いし、かなりヤバイです!
急がば回れ。もう一度ミッションとクラッチ1式を降ろして、組み直し!
がぁ! しか~しぃ!
やっぱり入りません。少し無理しながらボルトを結合させたくても、上の方の何本かが、届かずに結合できません。さすがに片締めすると不味いでしょしね(汗)
よくよく見ると、レリーズのオイルラインとブラケットが噛み込んでいるのを発見。
もう一度バラしてトライ。
でもダメだぁ~
合計4~5回は、クラッチ周りを組み直し、結果的にはセンター出しが十分でなかったのが原因だったようです。
あと、押し込んでも入らないミッションは、上の2本を先に締め掛けて、上下左右に少しずつ締め込むと、旨く結合することができる構造のようです。
8
この段階で、既に21時を過ぎていました。もう何時間頑張ってるのだろう?
気持ちばかり焦って、疲れ困憊。
ガレージのオーナーさんにもレスキューして頂きながら、このまま完成させるまで頑張ることに・・・・
でぇ、夜の23時頃にようやくエキマニほかが組み付け完了し、工具も片付け、オイルを補給して撤収できるまでに。
ドキドキのエンジン始動とクラッチの初回、踏み込み。1発めはスコンと奥まで入りましたが、これでレリーズベアリングセット位置に。
その後は、異音もなく繋がりの良い、クラッチに生まれ変わりました。パチパチ・・・・・
あ~疲れたぁ。もう憶えたでしょ?って言われたけど、僕は二度としたくないです(笑汗)
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