クネGDB 車検準備&オイルエレメントトラブル 
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
近所の車検屋で車検を受け付けてくれなくなったというクネGDB。
あちこちオイル漏れが目立つという事と、マフラーだ触媒だバケットシートだと改造個所が多く、証明書等があると言ってもちょっとウチでは・・・みたいな感じだったという。
陸自でも、ここ数年で継続検査が一気に厳しくなった感じがある。
OBD検査が始まった事を皮切りに一気に褌を締めなおしたようである。
民間の指定工場などでも、覆面の抜き打ち調査が怖いらしく、必要以上に警戒していて、疑わしいものは一切受けないという姿勢が顕著である。
ヲレに継続行ってくれと泣きついてきたが、急だし暇が無えからテメエで行ってこいと言ってやった。
ユーザー車検なんてクルマが出来てれば誰でも通せるんだから、そもそも自分で行って来いよみたいな仕事です。
いい機会だから、やり方覚えて以降自分で行くようにすればいいんだよ。
どうせ使わなきゃいけない有給があるんだし、安く済むようにもなるし、何より自分で行かないといけないという意識がより細かい自主点検に繋がる。
いい勉強になるだろ。
2
点検とダメそうな所だけ面倒見てやるから持ってこいって事で、見てみる。
前から分かってはいたが、トラストのオイルエレメントブロックの所から漏れているのと、シリンダーブロックとトランスミッションの接合部の滲み、タペットカバーパッキン周りも少し滲んできています。
オイルクーラーのブロック部分はOリング部分の交換、あとはホースの差し込み部分からも滲んできているので、数センチカットして刺し直し。
オイルでデロデロに汚れていたので、遮熱のためのフレイムガードチューブも交換しました。
3
右フロントのドライブシャフトブーツの所から、グリスの遠心力での飛び散り汚れが酷かった。
グリス汚れを徹底的に清掃し、ブーツは切れていないのでブーツバンドを新しいもので締め直しておきました。
タービンや触媒が近いので、右前はトラブルが多いですね。
4
このほかタペットカバーやベルハウジングの滲みは長年の蓄積で漏れそのものは顕著ではなさそうなので、清掃で済ませます。
近いうちにまたエンジンを下ろしてのエンジン回りのリフレッシュ計画があるので、その時にパッキンやオイルシールは全取り換えになりますから。
あとは、エンジンルームや下回りを高圧洗浄機で徹底的に掃除して車検準備は終了。
あとは自分で車検場の近くのテスター屋で光軸とサイドスリップだけ合わせてもらったらラインは受かるから頑張れよと言ってこの日は帰しました。
後日車検は無事合格したようで、めでたしめでたし。
5
と安心していたら、数週間後に自宅でエンジンを掛けたらオイルがドカッと漏れてきて大惨事との連絡。
ほぼ全量出たとのこと。
ジャッキアップしてアンダーカバー位自分で外して何が原因か確認しろと指示。
6
アンダーカバーを外すとオイルエレメントが取れてるの図。
なんでやねんと思いつつも、思い当たることがある。
点検清掃時のオイル交換で、新品のオイルエレメントが緩くて着けられないというトラブルがあり、元々ついていた物を再使用していたのだ。
手で目いっぱい締め付けるくらいまではいいのだが、最後に工具で締め付けると、ネジ山が飛んでしまう。
クルマ側はトラストのオイルクーラーブロックの筒ネジだが、規格は純正と同じM20。
どうもモノタロウのオイルクーラーとの相性が悪いようである。
規格の物なのに相性もへったくれもと思うのだが、ヲレのGC8のHKSのブロックの筒ネジでは起きない現象である。
恐らく公差の範囲内で小さ目で作ってあるトラストのネジと、公差の範囲で広めのモノタ〇ウ製品との組み合わせで起きてしまった現象なのかなと思います。
ただ、元々使っていた物も同じモノ〇ロウフィルターなので、ロットごとの誤差が大きい商品なのかなと思いつつ、Oリングだけ移植して(同じ製品なので)職場復帰させたのでした。
新品が舐めてしまった事もあり、怖いので本気で締めなかったこともありますが、それでも工具を使ってそれなりには締めましたからね・・・
本当に舐める舐めないのギリギリの所で留まっていたのかも知れません。
冷間時の高い油圧が掛かって、耐え切れずに一山でも飛び越えてしまえば、締め付けトルクがなくなってあとは緩んできてしまいますからね。
出先や車検ラインでなく、自宅ガレージで良かったねぇ・・としみじみ思いました。
7
ここの筒ネジもステンレスで摩耗している感じはないですが、クネが新品を準備していたので、一応交換。
怖いのでモ〇タロウフィルターは今後使わないことにします。
イエローハットやオートバックスで売ってるものでこういったことは過去20年で一切ないので、やはり高くてもこの辺の水準は維持したほうがいいですね。
8
まだ200キロ程度しか使っていないのに再び新油を4リットル卸すことに。
オイル今高いのによ!
9
近所のイエローハットで買ってきたフィルターですが問題なし。
専用のカップでしっかり締めました。
よくマグネットで金属片を吸着!みたいな高いエレメントをありがたがって使ってる人がいるけど、マグネットはオイルパンドレンボルトにありますし、フィルターで除去できないような細かいメタルフレークは軟鋼で出来たベアリングの摩耗粉なので磁石に付きませんから、無駄に高いだけで殆ど意味ないです。
今回のように精度に疑問がある安物はちょっと論外ですが、普通のエレメントを定期的に変えていれば何の問題もないので、みんなは無駄遣いしないようにね。
10
エキマニ周りがオイルでだいぶ汚れていたのでパーツクリーナーで念入りに掃除をしてエンジンスタート。
再びオイル漏れやホースの取り回しなどで危険な所がないかチェックします。
エキマニからかなりの発煙がありましたが、ある程度走れば焼き切って出なくなるでしょう。
11
油温が上がり切って、アイドリング油圧が2キロを割るくらいまで放置。
新たなオイル滲みなどが出ない事を確認して作業終了。
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