ローバーの中で、正規輸入されてたのに見た事が無い車のカタログを取り上げてみます
本当に予備知識が無いので、間違えてたりしてたら教えて下さい
車種はローバー3500です
では早速
ローバー3500
1979年
表紙ではどんな車がさっぱりわかりませんね
割とつるんとしたビニールコーティングの表紙です
それなりに汚れていますが、痛みはありません
浜松のリサイクルショップで発掘しました
紙が剥がれているのではなく、表紙の裏は扉ページというのか、白紙になってて、次のページが1ページ目になります
高級車のカタログにありがちな構成
ローバー3500という車、どんなのかというと、ローバーも含めて、ブリティッシュ・レイランドという会社のグループ企業だったようです
V8 3500ccのエンジンを積んだパワーのある高級車でした
よくわかりませんが、本国ではローバーSD1という名称だったみたいです
日本の道路事情に合致した仕様にするため、本国発表から三年を要したと書かれてますが、どうも不具合が色々あって、その改良版が79年に入ってきたようです
「3年待った」
7人のおじさんが車を取り囲んでいます
当時の税率からすると、3年待っても中々買える人はいなかったと思います
大きな車体でハッチバックというのは、70年代の日本では少なかったのでは無いでしょうか?
ラグジャリー
あまり言わなくなりましたね
フェラーリデイトナのようなフォルムと言われてたみたいです
確かにフロントは似てる
エンジンのスペックが小さく記載されています
V8気筒3500ccは130ps/23.6kgm
ATのセレクターレバーがかっこよいです
ブレーキとサスペンションについて書かれてます
リアのデザイン
ピラーの角度やフェンダーがキュッと上がって腰高な雰囲気、クラウンクロスオーバーっぽく見えます
個人的感想です
内装
なんとも言えない、近未来なデザイン
1060ℓの容量のトランクルーム
当時の国産車だとバンが多くて、後ろもちゃんと座れるタイプは少ない時代ですかね?
シート生地はモケットのような、柔らかそうな生地です
トランク容量もここに記載されてます
若かりし頃の三本さんがローバー3500の工場に行ったそうです
透視図
エンジンではなく、居住スペースをメインにしたイラストです
10年乗る
いい事です
実際にはこの車、品質に問題があり、売り上げも芳しくなく、長く乗れた方はいるのでしょうか?
スペックです
裏表紙
「日本BL」日本レイランドのロゴ
日本では79年から81年までの2年間の販売と、短命に終わりました
後継車はローバー800と言われています
予備知識がなく、実際に見た記憶すらない車
5ドア車は中々日本に定着しませんでしたが、乗られてた方のお話しなど聞いてみたい気がします
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2023/10/29 22:42:36