北の旅人＠HA36Sのブログ一覧

昨年の夏に事故で後十字靭帯を切断（ＰＣＬ）して、月日が経つうちに切れた靭帯があらぬところに癒着してしまって膝が曲がらず車の運転も出来ない状態でしたが、２月に融着部分の剥離手術を行ないリハビリにて膝関節可動域の確保を続けていました。

かなり曲がる状態になり、前回の手術から約３ヶ月が経って自分の別の部位の靭帯を移植して失った後十字靭帯を再生する『再建手術』を受けるため、先月半ばから入院していました。

レントゲン画像は自分の右脚膝部の手術前後です。
膝下の「脛骨」が事故のショックでかなり後ろ側にズレているのも靭帯再建と同時に位置修正していただきました。
手術内容は「チタン製」の抜け止め固定機能の「ボタン」に移植する筋を結んだ糸を通すために、「大腿骨、脛骨」に「ドリル」で穴をあけたりかなりヤヤコシイものですが、全身麻酔ですので前回同様「寝てる間」です。
＃施術内容は関連情報参照…実際の入院手術した病院とは異なります

術後に麻酔が切れてからは、言葉では言えないかなりのものが有りますが．．．
約１ヶ月と１週間の入院生活を終えて、まだ赤ん坊状態ですが自分の両足で歩くことが可能になり昨日退院しました。

移植した靭帯が伸び切ってしまったり、術後の事故が起こらないように膝関節の曲げには制限が有りますが、引き続き通院リハビリと僅かな運動量の筋力トレーニングで普段の生活に回復できるように努力有るのみです。
同じ姿勢をしていると、どうしても痛みが付きまとう辛さも有りますが、治癒能力を信じて日々精進！

数日前の新聞に「LED電球の明るさの不法表示が数社明るみ（明るくないけど）になり、消費者庁から指摘」の記事が載っていた。（関連情報）

確かに「スペック論議」になると、「実力より高い数字を表示」や「平均ではなく最高値を表示」などをしたくなるのでしょう。
もうずいぶん前から「台湾製スクーター」では「ハッピーメーター」と呼んで、実際の速度より随分速く表示するメーターが当たり前に言われてきたのを思い出します。

自動車エンジンの馬力表示も出力電力表示に切換って久しいが、業界に常識があるのか未だに「馬力表示」を併せて書いてくれているので感覚的に掴みやすいのは有難いことです。

しかし冒頭のLEDに関連しますが、天井照明用の「シーリングライト」が最近各メーカーからこぞって販売されてはじめて新聞折り込み広告を見ていても「適合畳数」や「明るさ」は記載されていても、省エネで肝心な「消費電力（ワット時）」の表示が殆んどないのです。畳数、明るさ、調光、調色、デザインは、ほぼひと目でわかりますが．．．

他にもデジカメで多用されているSDカード。SDカードがSDHCやSDXCなど片互換で古いカメラには使えなくなってきているのも不便だが、価格が下がっているのでエコや出費を無視すれば買換えれば済むこと。しかし「Class4」とか「Class10」とかの転送速度の「クラス分け」が商品、メーカによって曖昧で高速を誇るものであれば「45M/s」とか誇らしげに書いてあるが、最近安価に出回っているものは記載されていないものが多い。台湾や中国メーカなら「まぁダメ元」と思ったりするが、生産地は別としても「日本メーカ」であっても無いものが多い。実際、デジカメで「動画（自分は撮らないけど）」や「高速連射」の際に「息が切れて一服している」カードがある。最近は画像データも大きくなってPCへのデータ吸い上げでも同じような差を感じるが、転送速度の保証値なども虚偽なく記載してほしいものです。

まぁ高価なSanDiskやPanasonicなどの信頼のあるモノを買えば良いのですが．．．

読書と言えば、最近は車やバイクに自転車、オーディオやカメラ関係の雑誌程度しか読んでいない文化的と言い難い読書生活を過ごしているのですが、久しぶりに小説にドップリ浸かりこみました。

もう数年前に発刊された小説、池井戸潤　著『空飛ぶタイヤ』です。新聞の新刊見出しで見たことが有って「読んでみたいなぁ」と当時思っていたのですが、数日前にひょんなことで手元にやってきたので読みました。

例の実際に起こった事故を元に、フィクションとしての読み物になっていますが、フィクションで有るものの、ノンフィクションな部分も有るでしょう。かなりリアルであり小説の中での登場人物の
　・「事故を起こした運送会社の経営者と従業員、それぞれの家族」
　・「当初は消極的だったが、内部告発で途中から立件させようとする警察」
　・「事故に遭った被害者家族」
　・「運送会社に融資している銀行」
　・「事故車両メーカーの営業、ＱＡ、経営陣」
　・「車両メーカへ融資しているグループ銀行」
　・「スクープをすっぱ抜こうとしている週刊誌編集者」
各々の立場での行動や葛藤、生活への影響が読み手の心を掴みます。
かなり文字の密度のある上下巻の長編でしたが、３日ほどで一気に読み切ってしまいました。

ググってみるとWOWOWでドラマ化されたらしく、仲村トオルが主演、大杉漣や話題の「カーネーション」の「糸ちゃん」こと尾野真千子も出演していました。
DVDも発売されているそうですが、地上波TV一般放送は番組スポンサー絡みのために出来ないらしいことがあるようです。
DVDを買ってまでのフトコロ余裕は無いですが、是非見てみたいものです。

原発運転再開や沖縄普天間基地の問題や政界、財界、大企業にも同じような表と裏が潜んでいるんだろうなぁ～と思わずには居られませんでした。

奥さんが免許証の更新に行ってきて、ゴールド免許を貰ってきました。

昨年度の大阪の交通事故件数は４９６４４人、負傷者数５９４８９人だそうです。
昨年の夏に交通事故に巻き込まれて大怪我をしている自分もこの数字に入っていることを奥さんに指摘され、被害者でありながら怒られているような錯覚？いや違うかも？どうかな？な気分です。

配布されたらしい冊子の中に最近注目されている「自転車事故」が取り上げられていて、中を見ると「いま風」な自転車用ヘルメットを被ったイラストが。
昔なら学童通学用の「白いヘルメット」か、バナナのような「カスク」だったのでしょうが．．．

他のページをめくってみると随分以前から有った気もしますが、二輪車の項目にお決まりの（１）改造の禁止　の本文に「マフラーのしんを抜いたり　～（以下略）」と記されていました。



自分が高校生の頃（昭和５０年代）のバイク全盛期に「マフラーのしん（グラスウール）」がどうのこうのと言う話題がバイク好きの中ではありましたが、現在も「マフラーのしん」って固有名詞は使われているのかなぁ～

２回目の手術に備えた事前検査で今週からいろいろ調べてもらっています。

昨日は血液や尿、肺系で、今日はMRIでしたが、いつもの筒型では無くで、ハンバーガーかカスタネットの間に挟まれるようなタイプでした。
しかも検査時間が普通１５～２０分なのに１時間半ほど掛かると聞いた時には驚きました。
検査前に時間を聞いてトイレに行っておいたのは言うまでもありません。

時計も無いし、身体は動かせないし、一応検査室にはヒマ潰しか、BGMには何故か『久保田利信』かかっていましたが、３０分くらいで熟睡してしまっていました。

こんなに長いＭＲＩ検査は初めてでした。閉所恐怖感は有りませんが長いのも辛いです。

検査技師に聞くと『最高精細度でスキャンしてあらゆる方向から検査すると膝だけでもこのくらいかかります』とか。
けれど医療検査装置の進化ってめざましいですねぇ～