
2017年12月某日 京都へ
1年点検を終え,ウィンタータイヤに履き替えたケイマンは長距離ドライブに向けて準備万端。この日は早めに仕事を終えて,勤務先から京都を目指す。福岡都市高から九州道に入り,関門橋を渡って中国道から山陽道をひた走る。平日の夕方早くで交通量は多くないが,流れは意外に遅い。大型トラックもほぼ制限速度(大型なので80km/h)で走っており,追い越し車線に出てくることもあるので,ブレーキを使わずにうまくスピードを調整しながら走る。
ちょうどいいので,前が空いたときに4速にシフトダウンして巡航速度までつかの間の加速を楽しむ。オイル交換も終えたエンジンはごく軽く回っていて気持ちがよい。龍野西SAで給油して京都へ。この後,雪が降り始めたが大阪周辺は交通量が多く路面に積もるほどではない。京都市内はこの時間だと中心部以外はすでにクルマも少なく,順調に到着。さほど疲れも感じない,いいドライブだった。
本日の走行距離は678.8km,燃費は14.1km/Lだった。
2017年12月某日 城崎温泉へ
以前,一緒に仕事をしたことのあるメンバーが年に一度くらい旧交を温める会に参加するため,城崎温泉に向かう。高速経由ではおもしろくないし,なかなか走れないエリアでもあるので,どこを通ろうか地図を見ながら思案し,鞍馬からR477で花脊峠を越え,府道12号に入るルートを選んだ。ナビにセットしたのは鞍馬寺,黒田郵便局,大野ダム。これで希望のルートをたどることができる。
路肩には雪が残っているが,路面には雪はほぼなくウエット(タイトル写真),気温も2.5度C以下に下がることはなく凍結もなし。綾部から福知山では地元のクルマが多かったが,そこを抜けるとまた空いてきた。
昼食はWebで見つけた,まるそう高野とした。もっと高そうな店かと思ったら,昼はちょうどいい感じの定食屋である。カウンターに座ると正面の黒板に「本日の焼き魚定食 さば 紅ざけ いわしみりん干し,かきフライ定食,ぶり大根定食」とある。もちろん他にもうどん,そば,丼,各種定食などメニューは豊富。後から隣に来た常連とおぼしきグループは定食の前におでんを注文していた。高野からは出石を通ってそのまま城崎温泉へ。宿は城崎にくわしいメンバーがとってくれた小林屋。城崎にたくさんある木造3階建てのひとつで重要文化財である。路地をはさんで向かい側にある建物の1階が車庫になっており,旅館の軽自動車の奥にクルマをしまって本日の走行は終了。
走行距離は188.8km,燃費は13.7km/Lだった。
2017年12月某日 城崎から福岡へ
朝,起きると雪が降っていた。クルマの通る道路は半分溶けた状態になっているが,屋根や道ばたには10cm程度積もっている。温泉好きの人たちは旅館が用意している長靴を履いて外湯に出かけたようだ。但馬コウノトリ空港の飛行機は欠航,ほかの人たちも比較的早く帰路に着くようなので,こちらも9時半くらいには出発。雪の山道に回ろうかと一瞬迷ったが,先も長いので安全策をとり,川沿いの県道・国道を南下する。それでもしばらくは積雪路であり,観光客のクルマも混じっているから流れは遅い。しばらく走ってようやくふつうに流れ出してほっとする。ケイマンとウィンタータイヤの組み合わせは雪道でも安定して走れることがわかっているから,さほど緊張することもないが,車間距離は広くとってのんびり走った。

朝来インターから播但連絡道路に入り,そのまま山陽道を目指す。途中から晴れてきて,路面のドライに。ちょうど入りやすいガソリンスタンドがなく,そのまま高速に乗ってしまったので,給油量を減らすために早めに停まることにし,龍野西SAで給油と早めの食事を済ませることにした。後はひたすら西に向かう。広島あたりでは雪が舞っていたが路面はドライのまま。山陽道から中国道は空いており,2度ほど休憩して順調に九州へ。
北九州あたりから急にクルマが増えて混んでくる。そういえば今日は日曜日だ。古賀インターで下りるとなぜかナビが久山方面へ,と指示したが気にせずにいつものように3号線に出た。ナビが久山方面を指示したのは,つまり渋滞しているからなのだった。すぐにナビに従って迂回する。どこかで見たような道だと思ったら,広域農道につながっているおなじみの道だった。他にもいつも通るルートとは違うところを少し通って自宅までほぼ渋滞なしに到着できた。
本日の走行距離は631.9km,燃費は13.2km/Lだった。雪道を1~2速で走った区間があり,若干の渋滞もあったことを考えれば燃費は上々だろう。
2017年12月某日 郊外ドライブ
年末年始はクルマも多く,なかなかケイマンに乗る機会もなさそうなので,一走りしておくことにした。しばらく県道92号の様子を見に行っていないので,工事が進んだかもしれない。広域農道を経て県道30号を東へ進み,県道92号を南下して脇田温泉へ。ここまでは空いていて快調なドライブ。
集落が途切れるあたりにあった「通行止め」の看板がなくなっている。ただし「未舗装未改良通行困難」の表示はあるので工事が完了したわけではなさそうだ。そのまま進んでいくと,数ヶ月前と同じ地点で行き止まりとなり「工事関係者以外立入禁止」となっている。通行止めではないということは,狭い旧道の方は通れるようになったのか?気になるので,少し歩いて下りてみることにした。完全に新しく道路を造っている部分の脇あたりまで,新しいガードレールが装備され,路面も滑り止めのコンクリートのような舗装になっている。狭いので離合はところどころしかできないが,これなら通れるのではないか,と判断してクルマに戻り,クラクションもならしながらゆっくりと進むことにした。かなりな急勾配の下り,枯れ枝や落ち葉もある。先ほど歩いたところよりも少し進んだところで,たしかに未舗装の部分が見えてきた。幅もさらに狭そうだし,これを進むのはさすがにまずそうなので,切り返してUターンすることに。落ち葉のせいか停止時にグリップ感がない。リバースに入れ,HOLDモードからクラッチをつなぐ。案の定ホイールスピンが始まるが,少しは動いてくれる。PSMも盛大に作動しているが,ダートや雪道ではないから地面を掘る心配はないはずなのでそのまま踏ん張ってもらうことにした。無事に数メートル後退して切り返し。「通行困難」は伊達ではなかった。これが険道か。
Posted at 2018/01/07 15:08:40 | |
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718Cayman日記 | 日記