離島としては最大面積を誇る佐渡島。
ハイドラのCPも多数設定されており、
5年前にもレンタカーを利用してCP獲得旅行を行いました。
佐渡のCPの中には
茂みの中に埋もれている林道を通らざるを得ない場所なんかもあり、借り物では行くのを断念した箇所があります。
マイカーではその点は気にせず思い切って行けますが、如何せん
フェリーは航送代が高価…。島への上陸自体、金銭的なハードルが高いです。ところがコロナ禍明けと、直江津~小木航路 カーフェリー復活1周年とのことで、お得にマイカーで行ける施策が行われておりましたので、この機を逃すまいと思い愛車ハスラーと共にリベンジしてみました。
タイトル通り、マイカーでないと思い切れず、到達が難しいと思ったCP2箇所の紹介です。
〇小布施溜池

佐渡南西部にあるCP。
ときの郷ゴルフクラブが沿道にある市道?をR350から入っていくと、小立溜池、大立 と2つのダム(堰堤)CPを連続でゲット。この小布施だけ市道?からは離れたところにあるため、
未舗装の農道を進んでいかなくてはいけません。

ここが農道に入ったところ。手前から奥に伸びる舗装路が(恐らく)市道です。

5ナンバー車でも行けなくはなさそうですが、軽で行くのが無難な道が続きます。

ここで各地図サービス、アプリを見てみると、溜池の堤体まで至る道路が描写されていません。ナビの案内通りに進めてもいつまでも到達できずで、迷走してしまいます。前回獲り逃したのはこのためでした。

そこで航空写真を見てみると、堤体に至る地図に描かれていない道路が田んぼ沿いにあることが確認できます。この写真も色んなサービスのがありますが、国土地理院のが一番鮮明に見えたように思います。
地図にはない道を進めてみると、

「関係者以外立ち入り禁止」の看板が出てきたところでCPゲット(σ・∀・)σ
この辺りの水田へ水を供給するための溜池でしょうから、れっきとした現役施設のはず。管理のためか、アクセス道であるこの農道もしっかりと残されていました。

ダムサイトへ至るであろう道はチェーンで閉ざされており、堤体や貯水池を拝むことはできませんでした。

ちなみに、地図に描かれている道沿いに進んでみるとこのような史跡が残っている林道に至り、
最低地上高がある四駆な軽でないと走行が困難な場所に誘導されます。まあ比較的最近できたであろう看板がある通り、これでも整備されている方だと思いますが(笑)
〇坪山溜池

もう1箇所は小倉ダムの北東に位置する坪山溜池。

2006年に竣工した新し目のダム、小倉ダムの脇を登っていき、

小倉千枚田なる昔ながらの姿を復元、維持している棚田の地区を通過。
この先には田んぼが無くなるので、
ダート&茂みが始まります。(写真のこのポイントはまだ良い方です)
↓動画にしてみたので、レンタカーだと躊躇してしまう光景をご覧ください。
草をかき分けて進むこと約8分

念願の坪山溜池CPをゲット(σ・∀・)σ
ここは堰堤・貯水池を見ることができます。4キャリア中、電波が悪い方のSoftBank回線でもこの場で獲得できました。
これにて佐渡のCPをコンプリートv( ̄Д ̄)v
いかがでしたでしょうか。"緑化"を目指している方の参考になれば幸いです。なお、向かわれる際はくれぐれも自己責任でお願いいたします(笑)

ちなみに、今回取り上げた難所CP獲得者はいずれも私含めて4人。検索してみると獲得した人の記事は2件確認できるものの、既に先駆者様の記事の時点で3人獲得していたので、正しくは私で5人目でしょうか。テリトリー参加をやめたか、みんカラ自体を辞めてしまった人がいるのかもしれません。いずれにしても、結構レアなCPです。
以下はおまけで、これまで行ったことが無かった佐渡最北端エリアの様子です。

北側の山間部「大佐渡」側は南側の「小佐渡」よりも険しい地形となっていますが、その分変化に富み走っていて面白い区間でもあります。

ここなんか、北海道のオホーツク海沿岸を走ってきたときに出てきた神威岬を思い出します。

「うわ、何だあの線形は…」と言わせるような景色が出てきて、いざその道を通ってみると、

すれ違いが困難な道幅からの、素掘りトンネルが3連続で出てきて、これを通ると

ちょっと日本離れしたような景色が広がります。
到達した場所は

大野亀と呼ばれる巨岩の景勝地。

麓にはピークを越えた?キバナカンゾウが咲いていました。佐渡市の花なんだとか。ポスターやニュースなんかで見かけてましたが、ここだったんですね。
訪問日は夏日近い気温でした。
大野亀近くのレストランではこんなものが売られていたので、思わず購入。

うーん、憎めないネーミングセンス(笑)
普通に暑い中で食べたらおいしかったです。

最北端の灯台、弾埼灯台も訪問。
最南端に近い小木からはかなり距離があり、自動車でも2時間はかかります。いや~遠かった。
コロナ禍があり、佐渡への往来もしばらく難しくなっていましたが、「五類移行」に伴い往来も復活。佐渡汽船としては船は変われどフェリーも三隻体制に戻り、コロナ禍前の状況に戻りつつあります。今回の訪問時にも県外ナンバーを多く見かけました。訪問直前に、
以前から市が目指している世界遺産登録に関する動きがあったことも影響しているのでしょうか。。。
世界遺産に登録されようがされまいが、ハイドラーな人たちにとってはほぼ無関係でしょう(笑)一般観光客には目を向けられない佐渡のポイントを、ハイドラを通じてみてみるのもまた一興かもしれないと思った旅程でした。
Posted at 2024/06/10 05:52:56 | |
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