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2022年09月19日 イイね!

3年ぶりの小松基地航空祭

3年ぶりの小松基地航空祭9/19(月)に石川県にある航空自衛隊小松基地にて、3年ぶりとなる航空祭が開催されました。

今回はコロナ禍のため、事前予約・抽選制による入場制限が行われました。そしてこの度抽選に当たり、行くことができましたのでどんな感じだったのかレポートをしてみたいと思います。


まずは金沢駅から。北陸新幹線開業によりすんごくきれいになりました。

コロナ禍、というより、近隣住民への渋滞による迷惑防止の観点から、基地近辺の駐車場も予約・抽選制となり、こちらはかなり倍率が高かった模様。

私は駐車場抽選からは落ちてしまったので、クルマは金沢駅まで、そこからは小松駅まで電車で行くことにしました。


コンコースには航空祭のポスターも。この辺りでの目玉イベントであることが伺えます。



北陸線は今や貴重な「特急街道」。在来線特急の「サンダーバード」「しらさぎ」が多く走っており、行きは特急で小松まで向かいます。

通常3両ある自由席は三連休ということもあり2両に減車。そこへ航空祭への客も相まって自由席は通勤電車状態(笑)


15分ほど揺られること小松駅に到着。


服装が違うだけで都市圏のラッシュと同様な光景が繰り広げられています(笑)

と、ここで駅員さんによる放送が。

「本日台風接近に伴い、小松駅を発着する特急列車は午後から運休となる予定です。」



Σ(゚д゚lll)mjk

そう、この日は台風14号が日本海を東進していた日だったのです。
当初の予報より遅れて横断することとなり、航空祭は開催に至りましたが、朝の時点で石川県は台風の強風域に。
「航空祭に行くことはできても帰ることができない」状態に陥る可能性も出てきました。

この放送を受けて「会場に着いたら最低限のものだけ見て回ってすぐ帰ろう」という思考に切り替わりました。まあ、もともと今年の航空祭は例年より短く13時までの開催だったので、長居は無用と言われればそこまでだったのですが。

とりあえず、帰路で切符購入の列に並ばずに済むよう帰りの切符を先に購入。
続いて駅前から小松基地までのシャトルバスのりばに向かってみると。


( ゚д゚)ポカーン何だこの列?
ほんとに入場制限しているのか?と疑ってしまうような行列ができていました。これは予想外でした。


列に並び始めてから30分程進んだところで、ようやくバスが見えてきたと思ったら、この先のもう一つの広場でまたもや蛇腹状の列で待つことに。

ただ、そのもう一つの広場では、

レトロな特急電車が出迎えてくれました。
ヘッドライトも点灯し、今日限りの特注ヘッドマークを掲げています(笑)

さて、並ぶこと1時間弱、ようやくバスに乗ることができました。


航空祭恒例、F-15によるオープニングフライトが行われている中、基地に到着。


バリケードを破って作られた臨時口から入っていきます(こんなとこから入ったことあったっけか?)
画像に写っているテントで事前予約QRコードの読み取りと所持品検査を経ていざ入場。


うんうん、この景色。いかにも"自衛隊基地"という感じがあり、我々にとって非日常の光景が目に飛び込んでくるだけでも航空祭に来る価値はあるなぁと思わされます。


正面通路に着いた頃には救難隊による救難訓練展示が行われていました。
これも救難隊がある基地では恒例の展示飛行ですね。
U-125AとUH-60Jによる共演はいつみても見応えがあります。


こちらはハンガー(格納庫)裏に広がっていた物販エリア。Tシャツやタオルをはじめとした基地祭限定グッズの店のみの出店となっていました。

今回は感染防止の観点(マスクを外す機会をなるべく減らすこと)から飲食店の出店が無く、航空祭恒例の基地メシを楽しむことはできませんでした。致し方無し。


ハンガー内部。
通常は機材が保管される建物ですが、今日は音楽隊の演奏会場や装備品の展示ブースなどに。
骨組み丸出しの無骨な作りが良いです(・∀・)


ハンガーを抜けてようやくエプロン(駐機場)に。
駆け足ながら展示されている機材を見ていきます。


まずは2つあるF-15の部隊のひとつ、306飛行隊のF-15J。


306飛行隊の愛称「ゴールデンイーグルス」(楽天ではない)のエンブレムが垂直尾翼にマークされています。白山に生息するイヌワシがモチーフなんだとか。


こちらはもうひとつのF-15の部隊、303飛行隊の特別塗装機。
部隊の愛称「ファイティングドラゴン」を模した塗装となっています。
手前のジャイロも"特別仕様"です(笑)


側面から撮れなかったのが残念ですが、こちらは306飛行隊の特別塗装機。
映画「トップガン マーヴェリック」とのコラボ塗装で、トム・クルーズ演じるピート・ミッチェル大佐が搭乗する機体(F/A-18)を模した塗装となっています。


これらは教導隊所属のF-15D/J。主に訓練に使われる機材で、敵役としても使われるため目立つ塗装になっています。

さて、一通り見て回って目玉のブルーインパルスの飛行も始まる頃になりました。

小松駅に降りたときのアナウンス通り、帰りの電車が心配なので、帰りのバスで順番待ちをしつつブルーの演技を見ることにしました。










台風による厚い雲のせいで、スモークが分かりにくいですね(^^;
YouTubeなんかでいろんな人が動画を上げていると思いますので、そちらを観ることをオススメします(笑)

さて、ちょうどブルーの飛行が終わると同時にバスもやってきて、

無事帰りの電車に乗ることができました。
とは言えども、この頃には特急の行先である近畿圏は台風の影響を受けており、金沢行の特急は30分以上の遅れが出ている列車もありました。
私が乗ったこの電車も追い越しの特急が遅れ、少しながら影響を受けました。

あとは台風から逃げるように北陸道を東進。明るい内に無事帰宅することができました。関西方面のクルマも見かけましたが、皆さんこの日の内に着けたのでしょうか…?(--;)

コロナ禍で規模が縮小された上に台風により駆け足なスケジュールとなってしまいましたが、航空祭の雰囲気を楽しめたので良かったです。それと、小松基地祭に電車で行ったのも初めてでしたが、これも少しばかり旅行感を楽しめて良かったと思います。帰りの酷い渋滞も避けられましたし(笑)

とはいえ、3年前までのように、完全な形での航空祭が行える日が来ることを願う日でもありました。新コロ、早く終息しないかなぁ…。



そういえば、パンフレットをよく見てみると「旧滑走路」との文言が。


気になって写真を見てみると確かに跡が残っていました(赤丸)
昔は十文字に滑走路があったんですね。
また、現役の滑走路に並行して2000年代半ばに使用されいた仮設滑走路(黄色矢印)も残っていました。何度も足を運んでおきながら今更ながら気づきました。
Posted at 2022/10/01 10:09:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月17日 イイね!

新旧妙高大橋へ

新旧妙高大橋へ何か既視感のあるタイトルですが気のせいです。

何やらこの1年近く間に、新潟県の主要国道では「道路の付け替え」といった大きなプロジェクトの完成が連続して迎えられています。

今回は国道18号 妙高市内で大田切川を渡る「妙高大橋」。2021年8月に新橋の現道にルートが変わりました。この橋のすぐ下には、妙高大橋が架けられる前の旧道も残っているので、旧道を探索しつつ2つの橋を見上げてみました。


まずは旧橋の北詰に。北詰、南詰共に近くには店舗や住宅があるため、前後の道は閉鎖されること無く通行可能です。地図を見る限りは国道指定されたままなようです。


工事用バリケードに加え、蛍光色が背景の標識も置かれて通行止めであることを猛烈にアピールしています。


旧橋は1年前に通行止めになってからほぼそのままです。繋ぎ目や側溝から生えている雑草を除けば現役の道さながらです。


北詰には「観測装置」なる機械箱が。旧橋は晩年、内部構造に致命傷が見られたため強度を監視するための装置が設置されたと見聞きしましたが、これがその装置なんでしょう。この機械はまだ動いているようで中から機械音が聞こえました。


ではここからは少し戻って「坂口北」交差点から旧道で巡ってみましょう。交差点付近には旧ルートの名残が見られます。
旧橋は1972年に開通したとのことなので、それ以前の国道18号のルートです。
(今は妙高市道なんでしょうか?)


「北国街道」をルーツに持つともされる旧道は一見するとただの住宅地の道路のようにも。ただ2車線分はある道幅は主要国道であったことを伺わせます。生活道としては現役で、路線バスのルートでもあります。


電柱には今も「国道」の名称が残っていました。

旧道はここから一気に下り、大田切川とほぼ同じレベルまで降ります。


途中のカーブには電光掲示板がそのまま残されていました。役目を終えてから半世紀近く経ちますが、雪の重みに耐え続け原型を留めています。


最底部まで降りるとこんな光景。手前の緑の橋が新橋、奥のコンクリート橋が旧橋です。そして撮影している場所は旧国道。前回の記事で「鉄骨組のアーチ橋は最近は見かけない気がする」とか書きましたが、ここにありましたね、ハイ
この1枚の中に「国道18号」を経験した道が3本入っているという、ちょっと不思議な光景です。


ちなみに、旧道のこの橋の名前は銘鈑が外されてしまっていて分かりませんでした。大田切橋とでも言ったのでしょうか。


旧道の橋は、当初のコンクリート製の欄干の一部が崩落したかで無くなっており、ガードレールがその代役を果たしていました。前後の道は幅に余裕がありますが、この橋だけは恐らく建造当時からのまま。大型トラックが行き交うことを考えると、ボトルネックになっていたことが想像されます。




旧道をそのまま進んで行くと2本の橋をくぐっていき旧橋の東側に出ます。ここからは上信越道の大田切川橋も見ることができます。


少し登るとまた電光掲示板の残骸と街路灯が。これら設備からもここが国道だったことが伺えます。


あとはセメント・生コン工場の脇を通っていくと旧橋のルートに合流します。


旧橋の南詰までやってきました。こちらも厳重にガードされています。


かつては大田切川より南側が妙高高原町、北側が妙高村でした。「妙高高原」のエリアに入ることに違いは無いので、標識はそのまま活用されていました。


こちらの案内の看板は今のところ新道に移設されていません。色褪せてもいますし、旧橋と共に解体されるのでしょうか。


かつては数mの川を渡るために山の斜面に沿って上り下りし、迂回までする必要があったのが、今では何十mも高さがある橋で一気に谷ごとパス。おかげで速度を落とすことなくこの区間を通過することができます。日本の土木技術の進歩を感じられた区間でした。

旧橋は早ければ2022年度から撤去作業が始まるとのことで、新旧両方の橋が並ぶこの光景は今だけです。ご覧になりたい方は今の内に。まだ間に合います(笑)

おまけ

何か秋っぽさを感じたひとコマ。
いつもなら邪魔者扱いされる鉄塔と電線が、逆に秋っぽさを引き立ててくれているように思います。。。
Posted at 2022/09/18 08:00:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月11日 イイね!

新旧三国トンネルへ

新旧三国トンネルへドタバタした日々が続きつつも、ふとしたときに興味のあることを思い出すのは、人間の何とも不思議な力だなぁと思わされている今日この頃です。。。

今回ふと思い出したのは新潟-群馬県境を貫く「新三国トンネル」。今年の3月に従来の三国トンネルから引き継ぐ形で供用開始されましたが、その時期は人事異動やら引継やら本決算やらでとてもは行けるような余裕はありませんでした。暑さの峠も超えた頃、切り替わったことを思い出し、見に行ってみました。

早速ですが到着。写真は新潟側坑口です。向かって右が新三国トンネル。左が三国トンネルです。

複数年に渡って工事車両や機械が陣取っていた区画は無くなり、元の広いトンネル前のスペースが復活しました。新三国トンネルが開通したことで実質的な車線も増え、道幅はかつてよりも更に広がったのかもしれません。

こちらは2019年12月に撮影した新潟側坑口。

工事現場のパーティションが立ち並び、トンネル前から圧迫感がありました。

2018年10月撮影

2022年9月撮影

切り替わってからまだ半年だけなので、当然ながら三国トンネルも原型をとどめています。ただ、三国トンネル向けの警告標識は撤去されました。


新三国トンネルは三国トンネルの西隣に並行して掘られたトンネル。前後の道路は変わらないのでトンネル出入り口付近のカーブが少し増えました。新潟側ではトンネル内でカーブしています。


こうして並べてみるとどちらのトンネルも断面の半径はあんま変わらないように見えますが、三国トンネルの坑口はフェイクです。表に出ているのは雪覆で、トンネル本体はこれより2まわりか3まわりくらいの小ささです。
元々の設計が(今のクルマのサイズからすると)小さ目だったのもありますが、補修を重ねる度にコンクリートを内側に塗り重ねていくことで、断面積も少なくなることになってしまったそうな。

三国トンネルは直線だったため、入口から出口を見ることができました。その視程の良さを活用して、大型車同士でのトンネルすれ違いはなるべく避けるのが、トラックドライバー同士の暗黙の了解だったんだとか。

新三国トンネルはカーブこそしているものの、車線幅は充分に確保されており、
「トンネル前で対向の大型車とすれ違うのを待つ」といったことも不要になりました。

続いて群馬側坑口。


こちらも原型をとどめ、道路のラインも三国トンネル側に引かれていた跡が残っています。ですが、

旧ルート上には標識が建てられ、バリケードも相まって「もう三国トンネルへは行かせないぞ」感がありありです。

三国トンネルの群馬側は谷になっているので橋でパスします。橋名は「上越橋」と「新上越橋」。

こちらは上越橋。つい半年前までは普通にここを多くの車が走っていたと思うと少し不思議な感覚です。

この上越橋ですが、現役時に走っているときは気づきませんでしたが、

横からみるとこんな造りしていたんですね。鉄骨組のアーチというのは、最近の橋ではあまり見ないのではないでしょうか。


こちらは架け替えられた新上越橋。緩やかなカーブで新三国トンネルと谷の対岸を結んでいます。


トンネル前の警告板も置き換えられました。三国トンネル時代に使われていた警告板は外され、柱、枠だけ残されています。


62年に渡り国道17号という物流、観光の大動脈の一端を担ってきた三国トンネル。新三国トンネルにその役目を渡し生涯を終えました。一方通行化して上り線専用にするなどといった話は無く、このまま廃止とするようです。埋められるのか、それとも宇津トンネル(山形県)のように地質調査に活用されるのかは分かりませんが、何らかの形でその功績が後世にも伝われば良いなと思っています。


以下はおまけです。

国道17号の苗場スキー場付近から分岐する国道353号の末端部です。当初は群馬側まで結ぶ計画でしたが、今のところ実現には至っていません。

また、この先には2000年台前半までは、苗場スキー場と同じ運営母体コクドが運営する「三国スキー場」がありましたが、経営不振による業務整理により廃止。植林による原状復帰が続けられています。
かつてはスキー場アクセス道を担っていた国道353号の末端は、スキー場が無くなった今、冬季は閉鎖されることになっています。。。



末端付近にある特徴的な岩は「提灯岩」と呼ばれているようです。


「国道353 新潟側のスタート地点」を示す標示?ここがスタートでは無くなる日は来るのでしょうか。


何となく見つけた町道を上り詰めて行ったらこんな場所に。


気ままに山道を攻めた(?)、そんな休日でした。
Posted at 2022/09/15 22:32:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「@かねごんパパ さん レプリカとしても貴重な一台ですよね。当時のスーパーカーのサイズ感を味わえました。 あ、こっちの写真のは言わばミニチュアです(笑)」
何シテル?   04/22 21:30
インフラツーリズムを嗜んでいる"インフラツーリスト"です、と書けば何か様になっているように見えますが、要はダム・水路・道路・鉄路などを、気ままに巡っているモノ好...

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