本日はお日柄もよく試乗にうってつけ、移転後伺っていなかったフィアット・アバルト山形へ行って参りました。以前の場所より拙宅に近くなり、バイク御用達の赤男爵の向かいという立地。ズケズケと気軽に伺えるディーラーでございます。こちらのお店はもともとアルファロメオ正規代理店系列でしたが好調なのか昨年分離移転しました。ヤードにはアルファ車も預けられています。さりげなく工場長の褪せた光沢のロッソ156GTAが。マンマミーア!画像撮り忘れました。では早速店内へ。
おや?
ルパンが囚われたみたいです。
鉄格子のショウルームに大切に展示されたクラシックな500
オイルをお漏らしするそうですが現役です。
本日の試乗はコレ
アバルト595トゥーリズモ
もれなくカブリオレ。正しくはキャンバス・トップと呼ぶらしい。
オープンでもシャキッとした剛性でした。
お店の裏の小道、ワインディングを少しだけ流しただけですがこれが楽しいんです。峠へとマインドを駆り立てます。1.4Lターボから165ps(コンペティツィオーネが180ps)。パワーウェイトレシオが6.8kg/ps(987ボクスターで5.6kg/ps)なのだからホントにライトウェイト。刺激的です。
この595のATにはシフトレバーがありません。ボタンでドライブかニュートラル、リバースをセレクトしてあとはパドル操作です。コーナー進入時ブレーキングでしっかりブリッピング。KONIのリアショックアブソーバーが仕事してます。
熱々のカプチーノを頂きながら店長と時間を忘れてイタ〜リアンな話に興じました。風貌は見るからにラテン野郎ウェイビーなパーマがお似合いな紳士です。147TSのみ3台乗り継ぎ、魂はイタリアに売ってしまったようなお方でした。工場長は1○万kmオーバーの156GTA以外はクルマではないとのたまうほど。
イタ車に魅了された多くの方は欠点を凌ぐ魅力にやられ、おクルマを楽しんでおられるのですね。
ドイツ車と比べたらツッコミは多いですが実際試乗すれば数値化できない魅力を感じます。
蠍の毒がまわらないうちにさっさと退散いたしました。またラテン成分に飢えてきたら遊びに行きますよ。帰り黄色アヴェンタドールと出くわしました。暖冬で国道に雪がないお陰か。こんな時期にスーパーカーがお出ましとは。不思議なイタリアンな1日。道を譲ってあげたらパフォーマンスしてくれました。オートサロンでのあの悶着は終わったのでしょうか。
そんなこんなでニューレシピ
セリの雲丹風味パスタを考案しました。
ボナペティ!
Posted at 2020/01/20 00:57:38 | |
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