あの日ハートを撃ち抜かれました。Eクラスに試乗して以来放心の日々。
BMWからの改宗なのか。はたまた、さまよいはじめたのか。
次のマシンはメルセデスです。
Eクラスクーペ C207
ここでE92号320iとはお別れです。ハンドリングに惚れ込み、高い回頭性はバイク乗りが故に私にとっては十分な駆け抜ける喜びでした。重量配分50:50の均整、3シリのサイズ車重もまた美点。
ありがとうE92よ。楽しい思い出がよぎります。
♪よぎるよ〜今夜も〜ありが〜と〜お〜(歌:石原裕次郎) なんつってー。
エンジン屋であるBMWの誇り直6を乗らずしてFreude Am Fahrenを語るな。
そこで探しましたよ。追いかけましたよ。明けてはE86を。暮れてもNA直6を。
前ブログをご参照くださいませ。
しかし出逢いは偶然で有り、どこか必然。
わたくしの心にはメルセデスへの淡い予感とか期待があって。
C207は、これまで味わったことのないクルマが持つ心地よいツボを教えてくれました。
その予感や期待に応えてくれたのです。
EクラスはエレガンスのE?
人目を引く大胆なエクステリアなのですが造りはとても繊細で上質です。
ひとつはブレーキ。タッチはどこまでもリニアです。フォルテシモで踏んで良し。ピアニシモで踏んで良し。ピアノの鍵盤のようにタッチすればノーズダイブしません。
もうひとつ足回りとシート。足回りはしなやかなのに奥に潜む程よい硬さのバネ。シートは動くソファと言っても過言では有りません。乗り心地の良さはこれらが作用しているのは勿論、シャシー剛性からくる重厚さも起因しているのかもしれません。波が高いと小さい船は大きく速く揺れますが大きい船はドッシリで小さい揺れですから。
装飾だけでなくクルマの細やかな動きの中にエレガンスを感じとれます。最も惹かれた理由です。
350なのでエンジンはV6NA3.5L。踏めば飛びます。かと言ってV8のエゲツナイ加速はしません。普段使いにはややオーバースペックか。ゆったりクルージングで重厚感を楽しむのですから、まあ飛ばす気になりませんね。長い付き合いになりそうです。もう深い絆が見えています。
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