スモールセコンドの腕時計が大好きなんです

←唯一持っているクォーツ腕時計もスモールセコンドタイプです。
デザインが気に入り随分前に札幌の今は無き瑞宝舎で購入しました。





古い腕時計ネタでまたまた失礼します。

中心部から6時の間に配置された秒針サークルのデザインが今の時代になると新鮮に感じます。
懐中時計の面影を残すスモールセコンドの腕時計、日本製の1950年代前半あたりのものを集めました。



当時としては紳士物でケース外径は30mm前後のものが多く、セイコーだと15石/シチズンで17石/オリエントで21石、これ位がmaxの石数です。


精度は余り期待出来ませんが、アンティークとしての雰囲気は良く大好きなんです。







やっぱり精度も求めるとスイス物になってしまいますね。
1940年代前半と思われる外寸30mmラグ14mmのオメガスモセコ、サークルの彫りの深さがなんともイイ感じ。



元祖スモセコ、現在唯一所有している懐中です。
1930年代の品だと思いますが、文字盤/ムーブ/ケースとも良い状態をキープしております。




財力があればスモセコの目一杯大きなヤツが欲しいです(無理、ムリですが)。






おまけ
オリエントスターのガラを入手したので分解掃除して組み上げて頂きました。
元の状態

11石ムーブで振ると動きます、風防を外すとフォントも良く文字盤の状態もそこそこ。

そこで、手持ちのパーツを
①部品取りムーブ３個
②自分で傷取り磨きをした好みのラグ太めSSケース
③竜頭、巻き芯
④大好きなドルフィン型の長短針
一緒に持ち込み、自分仕様にお願いしました。

出来上がりは・・・
１７石ムーブで仕上げて頂き、大満足！



今回はステンの伸び伸びベルトを付けてみました。
裏側がS字になっているので腕毛が挟まりません、伸縮なのでシャツの上からでもOK。

1950年代の湾曲した文字盤と針、このカーブが何とも言えず大好きなんですw。

こんな感じで出来上がると、自分好み仕様は超嬉しいです！
国産時計の沼に溺れたままで浮上出来ません(笑)。