
MPISに保護回路的な物をプラスαしました。
T.M.Works ダイレクト・パワーハーネス
イグニッションコイルの保護と謳い文句に釣られて、深く考えずに買ってしまいましたが、届いて現物を見たら、コイルと純正ハーネスの間に噛ませるタイプだったのですね。
ナルホド、こうしてバッテリーからもコイルまで電気を供給できるようにすることで、電圧低下やバラ付きを安定させるわけですね。
オルタネーターを良い物に交換できれば必要ないものかもしえませんが、そう出来ない車両には効果的かもしれませんね。
今更インプレ確かめて見たけど、すごいすごいと大評判。
しかも、効果の内容は何故かボルトUPやイグナイトなどの点火系チューニングとほぼ同じ。
1万でそれらと同等なら、値段の高い点火系チューニング必要ない様な、、、
それとも、付ければつけるほど同じ効果がプラスして得られる??
うーん、保護が目的だったので、そんなに効果があっても困るんですが、、、
それよりこのハーネス、あのエンジンとインタークーラーの隙間に収まるのかしらん?
タダでさえインタークーラーとエンジンの間は狭く、スペースが殆どありません。
その上、純正ハーネスには余裕が無いため、間にカプラーをかませるのは簡単でも、インタークーラーに干渉させず、尚且つエンジンにも接触しないよう収めるのは至難の業です。^^;
そして懸念したとおり、昨晩作業した時には余裕のなさに取り付けを断念しました。><
強引に行くべきか、それとも諦めるべきか、、、
その時、昨日のラガーさんのブログを見てあることに気が付きました。
「イグナイトの取り付けにも、このハーネスが必須なんだ、、、」
すると、MS乗りでイグナイト付けてる人はBKもBLもみんな大丈夫だったって事?
さっそくラガーさんの整備手帳をチェック!
プラグ交換の所に画像があったので、収まり具合を確認して勇気をもらいました。^^
そしてアレンジしてこんな風に収める事が出来ました!
ラガーさん!有難うございます。m(__)m
昨晩も、この状態に近い所まで出来ていたのですが、配線に余裕がなく負担をかけてるようで不安になってましたが、これなら大丈夫かも?
あとはエンジンに接触しないようタイラップで処理しました。
そしてエンジン始動、、、
あれ?アイドリングが安定しない、、マフラー音もボコボコ、、、失敗か?
って、ブローオフの配管を戻すの忘れてました。^^;
改めて始動、少ししてアイドリングが安定するとエンジンが滅茶苦茶静かになりました。
しかし、ここまではMPIS単体でも同じです。
では、走ってみる、、、
あれ?
あれ?あれ?あれ?
なんか、踏み始めから凄くパワフルなんですけど?
効果としてはMPIS装着時と全く同じ、でもMPISがそのままバージョンアップしたかのような感触、、、
なので、止まるとすごく静かです。
アイドリング中のブーストもピタッと安定してます。
燃費は、、、
やっぱり微妙w
踏めば滅茶苦茶落ちるし、燃費を稼ごうと緩めすぎてもトルク不足で減速して燃費悪化。
ターボであること忘れずにアクセルを踏まないと燃費は伸びないですね。
とは言えトルクもパワーも上がってる感触はあるので、以前よりかは遥かに燃費を伸ばしやすいのは間違いないです。
でも、燃費が改善するとは間違っても言ってはいけませんw
今回の場合、どちらかと言えばパワーのほうが出やすい状態になっているようなので、MPIS単体のほうが燃費を稼ぎやすいかも?
ウチの純正サバ読み燃費計(実数はシビアに見て−2リッター)だと、MPIS装着後は12.0から13.8まで伸びたのですが、今回の市街地走行で13.2まで下落。
しかし、帰路では涼しくなってきたせいか市街地でも13.4まで向上。
往復150キロ位走ったはずなのに、ひとメモリも減ってません、、、(これもサバ読み燃費計の星?)
それにしても、点火系チューニングの効果って結構ハッキリ出るもんなんですね。^^
現在の車はECUで細かく管理されていて、話ではほぼ100%「完全燃焼」しており、いくら点火系を強化したところで、吸気や燃料が増えない限りトルクもパワー絶対に増えないと言われています。
それで体感できるほどの効果がでたら物理的な方式を無視してるらしいです。
それなのに、この効果!素晴らしすぎる!!
前も書きましたが、これでも脳内補正のブラシーボだとするのなら、それでも構いません!!
もう大満足です!!
って、まぁ、実際だと燃料や空気が増えなくても点火が良くなれば燃え方が変わる筈ですから、当然燃焼結果からECUがフィードバックして燃え方の変化にあった吸気や燃料を調節していると思います。
安定して質の良い点火が得られれば、それだけ結果から逆算してフィードバックもしやすいでしょうから、エンジンも安定しやすいし、無駄も減ります。
つまり、より安定して無駄のない「完全燃焼」を得られるわけですね。
ただ、それがどれだけプラスになるかは、フィードバックの処理次第だと思います。
ECUには点火マップとかとか燃調マップとかありますが、突き詰めるとそこが重要ではないらしいです。
例えば、僕の車だといくらブーストを上げても、トルク特性だったかな?その辺の数値を適正なものにしないと、いくらブーストを上げても、補正されてパワーもトルクも思ったほど上がらないらしいです。
チューニングに合わせて上がるようになるには、そういった「見えない部分」の制御を改善する必要もあるのかもしれませんね。
まぁ、しょせんは素人の推察です。
詳しい方は、素人の戯言だと思ってスルーしてくださいね。^^;