ま～＠のブログ一覧

職場の方が
年一回のこの祭りを楽しみにしているのだけれど
今はクルマも無いし、昨年電車で行ったら
往復12kmも歩くから今回は断念しようかな〜と
ボヤいていたので、お付き合いしてきました〜w

筑波サーキットの往復なんて、楽勝すぎて
半分寝こけていても着きますしねw

ま、懐かしいクルマだしね〜


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早朝、駅で待合せして下道で行きました。
朝で空いていた事もあり、2時間半弱で到着〜


筑波サーキットで駐車場代なんて払った事無いよ！




入場券は一緒に行った方が、払ってくれました〜w




場所は書いてあるけど、↓ココ





魅せるドリフトみたり〜




ナンパしている所を発見したり〜




自慢のエンジンを見に行ったり〜





千円越えの筑波スペシャル(もつ)定食を食べたり〜

食べている時の地震はビックリした〜



またドリフト見たり〜



ワンメイクレースでは、どのクルマが勝つか予想したり〜



最後にサプライズ走行で
ドリキン土屋圭一さんが走りました。

魅せるドリフトとは異なり、クリッピングからは
クルマに前のトラクションを掛ける
達人ドリフトなのですが、素人受けはしないようで・・・

そういうのわからないヤツばかりなのか・・・と
多少残念な気持ちでした。

きっとゼロカウンタードリフトがどれくらいスゴいのかも
わからないんだろうなぁ〜
とても憧れるモノなのに



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一緒に行った方は大変楽しかったそうで、
「コレでまた1年生きていける」とかなんとかw

まあ、それなら良かったかなと。
年に一回しか無いみたいだしね〜w

エステル・オイルの実力とやらを
見せてもらおうか！

と、意気揚々と帝都三百円道路に
乗り込んでみましたw



気付きにくかったのですが、
エンジンの回り方が上質になっています。



そうですねぇ〜
ジャージの肌触りから
ビロードというか、ベロアというか、ベルベットの肌触りになったというか〜
( ↑ 蘭語、仏語、英語発音の差だと知ってました？)






多分、BMWのシルキー6 NAで使用したら
シルキーベルベットになってしまいますねぇw






とってもスムーズなのに、回り方が速いので
速度がのりやすい感じ？


引っ掛かりなく軽やかにスムーズに回るので、
まるで壊れる気がしません。



どこかに
PAO とかは体育会系男子で
エステルはしなやかな女子系と
書いてあったような気がするけど、
なんとなくわかるなぁ〜という感じ。


ただ、女子だらけの所って
お局さまがいたり、
派閥があったり、
色々と大変とか聞きますよね。


エステルも人間関係のような難しいトコロがあるようです。


自分の入れたオイルは最初からエステルに拘りまくっている方に
ブレンドしてもらっているので、ネガティブな所は抑えられているようです。




そして

珍しくボッチ朝芝w

エンジンオイルの事について、
色々な側面毎に自分なりに
まとめてみました。



下記4つの視点からエンジンオイルをみれば、
大体どんなものかは理解できるのではないかと。




1) 粘度

SAE 5W-30と呼ばれるような、オイルそのものの硬さのこと。

少し言い方を砕いて、水飴に例えると

↑ 同じ水飴でも、サラサラと流れやすい水飴もあれば
硬くて中々流れ出さないような、ドロっドロの水飴もある。

このサラサラやドロドロといった硬さを粘度という訳です。


測定温度や測定方法の違いにより、
100℃動粘度、40℃動粘度、HTHS粘度や
低温クランキング粘度、低温ポンピング粘度等もあります。

普段エンジンオイルで目にするSAE粘度
5W-30 等は
これら幾つか粘度特性をまとめて表記したものとも言えます。



クルマの取説に書いてある粘度を必ず守ってご使用下さい。　
特に低粘度化は重大な故障につながる可能性があるため、やめましょう。
高粘度化は燃費が悪くなったり、モッサリとしか回らなくなる程度でしょうから、多少は大丈夫かとw


ちなみにW側の数値は低くする分には全く問題ありません。高くすると寒い日にエンジンが掛かりにくくなったり、燃費が悪化するかも。


W側の数値は参考値と思ってもらい無視しても良い位ですw (北海道や東北等の極寒地除く)





2) 規格

オイルは「粘度のみ」では決まりません。

耐熱 / 耐摩耗 / 耐酸化 / 防錆 / 省燃費性 / 蒸発安定性 / せん断安定性
ロングライフ性能等々、大変色々な要素があります。

それらを大きくひとまとめにしているのが「オイル規格」です。

例えば

・API SP

・ACEA C3


という表記はこの辺りの性能を保証してくれている訳です。


↓API規格の歴史



これもクルマの取説に書いてある規格のオイルを使用しましょう。APIの古い規格が書いてある場合、新しい規格品を使用すればOK。
例 : API SL → API SP (現段階での最新規格)


欧州車はオイルに要求される性能がとても高いため、少なくともACEA規格品を使用しましょう。　一番はメーカー認証オイルで、準純正扱いになります。






3) ベースオイル

エンジンオイルは↓このような構成でできています。


ベースオイルにはいくつかの粘度(硬さ)のオイルがあり、
それをブレンドして目標の粘度に近付けます。

さらに添加剤の力を借りて、極低温の粘度や
(高温)粘度安定性、粘度指数向上をします。


粘度指数とは、低温になっても硬くなりにくく
高温になっても軟らかくなりにくい性能を持つと
数値が高くなるモノです。



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ベースオイルにも種類があり、
API Gr.I 〜 API Gr.IIIまでは鉱物油 (API 定義)
API Gr.IVがPAOという(真の)化学合成油
API Gr.Vは上記以外で、エステル系やANが入ります。





ちなみにAPI Gr.IIIの高精製油VHVIと呼ばれるモノは
宣伝表記として合成油と書く事が許されており、
中々一般人にはこんがらがる所です。
最近の合成油と表記されてるのは、ほぼ全てVHVIベース油です。

PAOやエステルが主成分の合成油は、ほとんどありません。
これはM◯bil1でもそうですから、勘違いしないように。
(無知が知らずに信仰している事もあります)


API Gr.I → Gr.IVまでは数字が大きくなるほど品質が良くなっていき劣化しにくくなります。
耐熱性も上がりますし、不純物が減ります。

Gr.Vは「その他」扱いなので、Gr.IV並みや越えるモノもあれば、サラダ油並みなモノもここに入るので一概には言えません。


オイル選びの時に少しだけ気にすれば良いかと



4 )添加剤系
一般に売っているオイル添加剤ではなく、
エンジンオイルそのものに入っている添加剤です。

パッケージ化され、ベースオイルに入れただけで
API SNやSP、ACEA A3/B4, C3になる
添加剤(DI)パッケージ
なるものがあり、
ほとんどのオイルメーカーがDIパッケージベースに作っているそうです。


さらに良いメーカーはそこから独自の添加剤や
ベースオイルを添加剤的に使用して、
他社や他銘柄との差別化を図る訳です。

例)エステル配合とか、液化チタン配合とか。


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DIパッケージ以外にも、
・粘度指数向上剤 (VIIやVM)
・流動点降下剤(PPD)
・追加の清浄分散剤・抗酸化剤でロングライフ化

等を行います。

VIIやPPDを使うと
10W-30くらいのオイルが
5W-40になる可能性があります(ワイドレンジ化)

PPDが極低温でもオイルを流れやすくし10W→5W
VIIが高温側の粘度を向上し、30→40に
なる可能性を十分に秘めているという訳です
実際のオイルはそうやって作られている筈です。


尚、VIIはいわゆるポリマーと呼ばれています。




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なんとなく四方向からの視点で見たら・・・



わからないかもしれないなぁw



自分で何が言いたいのかもイマイチだしねぇ〜w



ただ、少なくとも4つの側面が有るから
どんな話しなんだろう？ と聞く時には
多少は役に立つ・・・かなぁ？？

まぁ、ほとんどの人には
ど〜でも良い話しではありますw


主に粘度計算



の話しをしたいと思いますが・・・




前置き
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粘度というと、普通は

0W-20とか
5W-30
5W-40
とか

そういう数値を思い浮かべる方が普通かもしれません。


でも、今回は
100 ℃動粘度
が主な話しの内容になります。



100℃動粘度ってなに？


エンジンが通常動作している時 (油温100℃ = 高温側)の粘度です。

わかりにくいよねぇ。

きっと、なんかオイルを入れると100℃まで温めてくれて、
グイーんグイーンと動いて自動で測定してくれる器械が有るのだろうw



この数値がSAE粘度
?w-30とか、?w-40の後ろ側の数値を決定するのです。





エンジンオイルの説明の所に、代表性状というのが書いてある
場合があります (かなり良心的)

↓ 例えば、Shell Helix Ultra 5W-40というオイルはこんな感じ



表から読むと100℃の動粘度は
12.8
だと判ります。



これをSAE粘度に当てはめると

40番手の12.5 〜 16.3に当てはまります。


100℃動粘度が12.8ですから、
とても30番に近い、40番だという事がわかります。



前置きの粘度の話しはここまで。


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このShellのオイルに、エステル系添加剤Trill-Sを入れたいな〜と
考えたとします。

Trill-Sの100℃動粘度は、
3.36
となっています。

取説によると10%程度添加すると良いようです。

では動粘度がどうなるのかを計算サイトで
見てみます。




なんと数値は
11.04
になってしまいました。


つまり粘度は
5W-30
ぐらいになってしまったという事です。
(30番手はSAEの表から読み取ると9.3 〜 12.5ですから)



さあ、どうしましょう！



メーカー指定粘度は守りたいけど、オイル添加剤も入れたいよぅ〜



少し前に自分が↓こんなの買ったの覚えてますか？


mPAO65はとても粘度の高いベースオイルです。
これを少し混ぜて元の粘度ぐらいにできないかな？

また例の計算サイトでピッピキピーと計算させてみます。




お、mPAO65を10%混ぜると、元の粘度になるようです。
(注)


こんな風に粘度計算を使用して確認しています。


粘度計算は「対数計算」であり単純な四則演算は通用しません。
(参考にはなるけど)




(注)
元のオイルに沢山混ぜてしまうと↓の添加剤の効果が下がってしまいます。
薄まってしまうのです。ダウントリートと言います。





だから、できるだけ添加剤は少なくしておかないと、
せっかくの添加剤(DI)パッケージ効能が薄まってしまいます。

API SPがSN相当、またはSL相当になってしまうかも？




メーカー指定が5W-30と5W-40が併記されていたら、
30番手に落としてしまっても大きな問題にはならないでしょう。
(サーキットでガンガン攻めまくらなければ、という事)



P.S.
今回の例はわかりやすいように端的にしてあります。

実際の例だと摩擦低減剤FRを3%混ぜたい、
高粘度なもので粘度を元のレベルに近くしたい。
そんな感じでしょう。

↓ FRを3%投入した時の粘度

元の粘度にするためには、mPAO65を1.2%追加すればOK


こんな使い方です。

まあ、ここまで厳密にする必要はそうそう無いと思いますがw

なんだそうです〜








当然、これベースのエステル油もあるそうです




コレも





コレも



↓ 当然





ひまし油(Castor)も



原料そのままだと色々と問題が出てくるので
化学的改質を行われるそうです。

とんでもない種類が有り、
一言でエステルというのは
一言でエンジンオイルと言うのと大差無いくらい、
質やコストが全く異なるのだそうです。

例えば、「ひまし油」系のPOE(ポリオール・エステル)と
いうような感じになるみたい。



ホンダのカブにサラダ油入れて走った
と言われますが、当たり前じゃないですかね？
100%エステルオイルなんだし。

すごく劣化が早いだけで。


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インプレを微妙に追加w


大差無い、といえば大差は無いのだけれど・・・

目一杯踏み込んだ時に、
怖さがまるで無く吹け上がっていく。
↑壊れそうな感じが全く無い

そして少しスムーズで少し速いかも？！

という感じw


街中走っていると、忘れかけるのですがw