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見た目は抜群！な、ミニ用

「パフォーマンスダンパー」

そのマスダンパーとしての効果の程は？！

いよいよ実際に走って検証です。

画像クリツク拡大　　　これカッコ良ぃ！



「ほぉう？！」　　（感心、第一弾）




「ふ～～む。」　　（若干感心、第二段）




「えぇぇぇぇ～～～？！」　（感心、第三段）


「何だこれは～～～？！」　（感心、第四弾）

普通に出来る事が、こんなに嬉しかった事はございません！！」　
（感心、第六弾）


真面目に、「ミニだから」と心のどこかで諦めてた皆さんに、味わわせてあげたいです。

（私の車両は、エンジンノーマルで足がフロントピロアームにサブフレーム強化ブッシュの仕様です）

ＴＲＤな方
ＮＩＳＭＯな方
ＳＴＩな方
オーテックな方
ＣＯＸな方
ナイトペイジャーな方


画像クリック拡大　　ノーマルバンパーでこんな感じ。正に「三本の矢」


まず確認しますと、「パフォーマンスダンパー」は前提として、
■ボディ剛性を上げる（強化する）のを目的にした、タワーバー的な物では無い事。
■タイムを縮めたり、コーナーリング性能を著しくアップさせたりする目的の物では無い事。
を念頭に入れて下さい。
（もちろん、結果的に増えたとか上がったとか言うのは、「０ｾﾞﾛ」でないですね。）













実際に動画で見ると解かり易いですね。
音が響かないのは、振動が吸収されてるからで、このパフォーマンスダンパーを外して
更に角材を渡し剛性アップさせようが、トラス状に組もうが、ここまで効果的に振動・響きが
吸収される事は無いと思います。
つまり前に話した、楽器のシンバルやトライアングルの音を止めるには「手でつまむ」と言った事。
この「つまむ」と言う行為を、替わって行って居るのがパフォーマンスダンパー。
微振動が伝わって行くのを一部分制止して伝わりを阻害してやる。
だから建築関係でのマスダンパー理論で言う「制震」や「免震」に近い方と言ったのです。
「制震」や「免震」って 一時期、
宇宙飛行士の毛利さんが「地震の揺れを熱に変えて吸収してやる技術」とか言って
「ＣＭ」　をやってたのを思い出しますが、
あーゆー考えと同種だと考えれば解かり易いのかな？


逆にＦ１マシンでの技術で使われたカウンターウェイトとしてのマスダンパー理論は、
こーゆーのが解かり易いと思う。



Ｆ１マシンでも基本的にはこのような装置だったらしいです。
だから大きなピッチングを抑えたいのならば、この理論・方法で試して見るのもイイけど、
市販の実車でやるには何キロの錘（おもり）を積んで、落っことせは良いのか？想像も付かないです。
しかもそんな物がガッチャン、ガッチャン動いてたら、大変な事になりますわな。
ましてや、これはピッチング方向（上下動）だけの事で、
ヨー方向（左右動）の事は何も考えて無いですから、その点は良～～く注意して考えて下さいね。

それよりも手短に、ラジエターだのバッテリーだの重量物を代用品として、
同じような効果を持たせてるのが
ノーマル車のゴムブッシュ。
だから悪戯に強化したり、リジットにしたり、はしない方が良いです。
レーシングカーを造りたいのなら話しは別ですが、街乗り車で峠を攻めてます、程度ならば
リジットにしたところで、それによって失う代償の方が大きいと思います。
そんな事より、もっと「腕を磨く」のが先決でしょうね。


座学はここまで。
次回はいよいよ実習です。
走るぞ！走るぞ！

そうと決めれば後は動くだけです。

パフォーマンスダンパー

まずはどうやって装着するか？ですよね。

人の常として「大幅な加工は不可」を考えて、

画像クリック拡大　　　これはもう絶妙なアイデアでしょう？

なるべく既存のボルト＆ナットを使用して共締め出来きる事を前提に、
なるべくホディの先端部分に近い所で、左右に橋渡し出来る箇所。
なるべく全年式の車両に対して取り付け出来る事が望ましい。



早速調べますと、
何とナンバーの裏側に「どうぞ通って下さい」と言わんばかりの空洞が！
しかもフックとの高さ位置まで、バッチリと合って居そうな雰囲気。
フックの部分は、フックがネジになっていて、「ホディ：ブッシュ：サブフレーム」を貫通して裏でナットで留めてるだけ。
マジですか？それなら、ここを入れ替える形でダンパーを装着出来るブラケットを作って、裏からボルトで留めるだけで済むじゃん？！




後は装着して、実走テストで　「パフォーマンスダンパー」　の効果を検証です。

つづく

「マスダンパー」とひと言で言っても

色々と種類が有るのは前回の話。

その効果や対応の仕方も様々。

でも、Ｆ１マシンのとは、方向が違うのは解かったような？

画像クリック拡大　　ニスモ？オーテック？日産やん？

今回は、ミニでの話し。
私の愛車のミニの場合、中古で２００８年０８月に購入した時から、振動は凄かったです。
その前までは国産車に乗っていたので、振動に慣れて居なかったのかも知れませんが、
１３００ｃｃ　のＯＨＶエンジンで、１０年落ちの車体なので「こんなもの」なのだろうと
自分に言い聞かせて、最初は我慢していれば、その内に慣れるだろうと思っていました。
しかし、ミニのその小ささや見た目のキュートさなどの「外観の可愛らしさ」とは裏腹に
そのエンジンのガサツさや室内への振動や騒音は、１年経っても慣れるものではなかった。
私の車両に限った話しですが、まるで耕運機か何かに乗ってるのか？と思える程でした。
まるで天国と地獄？・・・いや、ジキルとハイド？・・・・う～～ん、ツンデレ？！（笑）
のような裏表の差がキツかった。

例えば、家のミニで言えば、高速道路を「普通」に「平和」に巡航出来るのって、８０ｋｍ／ｈくらい？
それ以上、１００ｋｍとかで３０００ｒｐｍを超えると、もう室内の振動と騒音、エンジンのノイズで
かなりガンバって運転してて、とても平和に音楽聴いたり、同乗者と喋ったり、してられない状態。
１２０ｋｍ以上なんて出そうものなら、それこそ必死に走ってる状態・・・・・・
我が家は、このクルマで遠出する事を諦めました。

それでも頑張って、エンジンの振動を色々と改善して、何とか普通の４発と思えるくらいまで戻す事に成功したんです。だいぶ滑らかで静かになったエンジン。
すると、今度は、やはり室内の「振動」「騒音」が気になって仕方が無くなってくるのです。
ブルブルブル・・・と振動してる室内や、振動でブレて見えないバックミラー・・・・
ダッシュボードはキリキリ、ビリビリ、フロントガラスでさえ加速の振動でブレて視界が悪くなる始末。
これはもう・・・ボディ剛性が無さ過ぎ・・・・って話しになっちゃうの？
しかし、ただボディ補強を施したところで、振動が治まるしは限らない。
ブッシュ類を強化なんてした日にゃあ、余計に振動が大きくなるのは必定です！！
スピード性能向上目的の強化と、振動の低減とは相反する課題です。
私も、フロアーサポートバーを入れようか？とか、タワーバー見たいなのを付けられないか？とか、
いろいろ考えました、何か良い方法が無い物か？・・・・と。

ちょっと前の事ですが、
行き付けの会社さんでホンダＮＳＸに、「ヤマハ製パフォーマンスダンパー」を
型取り＆取り付けしてる作業に遭遇したんです。
このパフォーマンスダンパーの存在は以前から知ってましたけども、
いまいち効能と言うか・・・・効果の程？が解かりづらいし、自分の車種に設定が無いので、
試す機会も無いから、自分とは縁が無いのだ・・・・と諦めてた製品です。

最近では、トヨタ・クラウンアスリートやカローラの上級車種、
はたまた日産の誇るフラッグシップマシン、Ｒ３５ＧＴ－Ｒや
最新スポーツの３４Ｚにまで標準装備として純正採用されてるそうです。
どれも評判は上々で、「上質な乗り心地」だの、「一クラス上の走りの質感」だとか、
昔のクラウンやカローラからは考えられない評価の言葉が並びます。

これは、ちょっと、指を銜えて眺めてるだけじゃあ、損をするんじゃない？！
と、一念発起する事にしたのです。


つづく