4輪のグリップを感じ取る。
そうは言っても
感じ取れねーだろ4つ全部はよぉ。爆
ってのがボクの普通の意見ですが。笑
もちろん、フロントに荷重かけてりゃ
フロントのグリップは感じるだろうし
リヤ荷重をかけてりゃリヤのグリップ感じるでしょうよ。
でもねでもね、
ギューっとブレーキングをしてフロント荷重になる
リヤタイヤは地面から離れようとする。
そこからコーナリングに移る。
でもね、そこでね、どうリヤ2輪を感じ取るのよ。
プロはみんな感じ取れてるのか!?
んなもんプロでもわかんねーよ!
じゃぁどうやって感じ取ってるんだ!?
ブレーキ離せよ!
っていう話が近年のドライビングスタイルでいう
「ブレーキを残さないコーナリング」ってやつになるんだけど、
フロントに荷重をかけてリヤを振り出す姿勢からのコーナリングは
そのドライバーが絶対的にその最短距離とフロントリヤのバランスを
百分の一単位まで緻密に完璧に配分コントロールできれば速いが
そのたった一回でなく、15周と言われると限界はやや劣る。
タイヤの仕事量を接地面積と荷重と熱量で数値に表すと
上記の姿勢変化では右コーナーの場合、絶対的に
全てにおいて左フロントの1輪だけが仕事量が多く負担が多い。
そんな事は言わなくても分かるでしょうけど
じゃあ、左フロントタイヤ君がかわいそうだから
みんなで手伝いましょうねーって
右フロント君も右リヤ君も左リヤ君も、
でも、手伝いたいけど理想の形で地面触ってないし、
僕たち力を発揮できないなぁーって話ですよ。
ドライバーがブレーキペダルを触っている限り
曲がろうとする車と潰されたタイヤのゴムは
絶対的にスポイルする方向に行きます。
だけど、ブレーキ離してフロント荷重を抜いたからって
今までより速いコーナリングができるかって言ったら
そらできませんがな。
それを自分の環境に取り込んで解析して
一番いい所を解析して見つけてくださいねって事です。
トップレベルのドライビングなんて
ここで言って理解できたら世の中全員F1ドライバーだわ。
だから簡単に言ってみます。
自分の足2本がフロントタイヤだと思って、
右に行きたい時
左足の地面を蹴る力が一番のきっかけになりますよね。
じゃあその左足がどんな状態が一番きっかけ作れますか。
膝を曲げて体重かけて反発させて伸ばそうとする時、
一番右に行く力、発揮する瞬間じゃないですか?
ゴム(タイヤ)も同じなんです。
フロント荷重をかけたまま、浮足立ったリヤに舵を入れて振り出す。
のではなく
フロント荷重で潰れたタイヤを少~し戻してあげて
反発で戻ろうとしているその瞬間が肝なんですよ。
っつー事はブレーキリリースとリリースのしかた、
それと舵を入れるタイミングが大事でそれを見つけろって話。
ステアリングも、切り始め、切り中、切り終わり、
切る速度もタイミングも全部違うからね。
ハンドルを切っているというよりゴムのコントロールで
さっきの右に行く話じゃないけど
一番いいところを探りだして4輪でグリップ配分したほうが
絶対的に速いよって話っす。
ボトムも速けりゃいい訳じゃない
速すぎもダメ。しっかりボトム落とした方が速いトコもある。
突き詰めればタイヤ特性を中心にそこから
車高だダンパーだプリだトーだキャンバーだって
アライメントの話まで出てくりゃ、内圧だってキリがない話なんだし。
更に路温気温天候体調二日酔いと環境変化があるんだから、
適当にやってりゃ適当な結果しか得られないわけですよ。
さっきの2本足の話は
去年の岡山でロガーを見たTさん(ブレーキ残さない本出した人)が僕に言ってくれた話で
そこから更に抜群にコーナリングというものの概念が変わりました。
今や開発側として裏でしか走ってないけど
同じ車乗ってGT300のシリーズチャンピオンより速いなんて(Gモウ)
自信つくわ~って反面、
スターレットは同じことやらないと絶対勝てない自信あるわ。
そこはプロとかアマの話じゃなくてね。
2本足の話、交差点でも練習できるよ。
僕はほぼ交差点で修得した。今もそう。今後も。
Posted at 2018/12/20 20:37:14 | |
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