バイクイジリー休暇。

本日、バイク改悪いじりのため、お休みを頂きました。

最近買い漁っていたパーツたちが溜まってきたので一気に消化しようってぇ魂胆です。
土日でチビっこ怪獣たちがおると仕事にならんでね(笑)

カミさん子どもを送り出し、朝8時から作業開始。

作業内容は大きく3項目+アルファ。

・リアサス交換
⇒ 純正の短くてカッチカチの足とおさらば。オクで仕入れた中古のオーリンズS36DR1Lに交換。足長おじさんになるよー。

・ドリブンプーリー交換
⇒完全に見た目のみのカスタム？のっぺりもっさりした日本仕様のドリブンプーリーを本国仕様のスッキリしたスポーク型のものに交換。これまたオク仕入れ。なんか出品者さんが真っ黒に塗ってくれたもの(塗装屋に出してね)らしい。

・ナンバープレート移設
⇒これまた見た目のみのカスタム？車高上がるとフェンダー後ろにニョッキリ生えたナンバーが邪魔そうなので、フェンダー上に移設する。キジマのキット。

・オマケで・・・ハーレーでは大定番、S&Sのエアクリーナー。これはオクのオマケで頂いた。意味もなく取り付けてみよっか。


年のせいなのか？最近マルチタスクが苦手になってしまった私にとって、作業が輻輳するとミスしそうで嫌なのだが、エアクリはともかく、3点セットはさすがに同時作業がいいわなー。

っちゅーことで、リアホイール、リアサス、ナンバーステーなどをゴッソリ外す。

で、サクッと組み付ける。終了。

簡単に書けばそれだけだが、作業終了は午後2時過ぎ。
昼も食べずに・・・長い戦いだった・・・腰痛い・・・


以下、今回作業のトラブル及び課題の記録。

・リアブレーキキャリパーマウントスクリューの雌ネジ(キャリパー側)ネジ山潰れ
⇒ハーレーは基本インチネジだが、キャリパーは日本製。たまたま手持ちのタップにピッタリサイズがあったので、サラッとさらってネジ山修正。てか、ボルト外してネジ山掃除している段階で怪しい銀色してたんだよね。俺がバラす前からナメ気味だったっぽいが・・・治ったからいいか。

・キジマのナンバー移設キット使うと、リアフェンダー裏の補強フレームが組めない！(ただし、当方は純正のデタッチャブルパーツ用ドッキングハードウェアと併用。)
⇒キジマのナンバートランスファーキットは、タンデムシートの真下フェンダ裏にあるブリッジ型の補強材が付かない仕組みのようだ。長めのボルトを用意して、ちょいと工夫すれば付くかな。ま、子供が乗るくらいなら平気でしょう、きっと。
(なお、ソロシートならこんな問題ないっす。)

・S&Sエアクリーナーの作りがアメリカン過ぎ。ちょっと不安。
⇒各種ステーの配置が取説通りにはいかないぞ。多量のスペーサーやワッシャー、果てにはステー曲げての強引作業を要する。しかも、ボルト位置の輻輳具合もすばらしく、手順がパズルゲームみたい。
ブローバイの戻しもなんか大丈夫？と思っちゃう。
アメリカ人ってある意味すごい。DIYエンドユーザーや整備担当は軒並み、みーんなこういう「工夫」ができるってことだろう？尊敬するわ。
説明書通りに組めない！って訴えらることはないのかな？(笑)



そんなこんなで、試走。
いつものテストコースへ向かう。

サスペンションは、いい！ノーマルの11.5in⇒13.5inと、かなり長ーくなりました。その差4cmちょい。スイングアーム後端(アクスルあたり)だと5cmは車高上がっとるだろうね。
おかげで街中でフツーに流す分には、ステップやマフラーステーを擦らずにすみそう。こりゃ気持ち良いね。
サスの動きもノーマルのつっかえ棒とは全く違い、シュコシュコとよく動く。乗り心地は確実にup。峠道や高速道路でもいい仕事してくれそうだ。
が、足つきが最高に良かった我がナイトスター。足長さんになったので、両足踵は付かなくなった。一般的にみりゃまだまだ低い部類だが、短足は辛いねぇ。



走り出してすぐ感じるのは、振動の増加。
そりゃーダンパー入りのプーリーからソリッドのプーリーに変えたのだから当然だ。
低速からドガガッガガ！と豪快に振動を発しながら走ってゆく。
これが「味がある」という人もいらっしゃる。まぁそう取れないこともないが、わたしゃスムーズな日本仕様も捨てがたいなぁ。
見た目と耐久性で選んだので、これはこれでいいけどさ。




エアクリーナーは音だけはいい。それで十分。今のところアフターファイア等の不具合はない。もはやプラグチェックなんかする気もないが、多分燃料薄いんだろうね。





ひと月くらい前？マフラーをノーマルに変えてから、本格的(？)なテストランはしていなかった。
今回、ようやく低速域ストップ＆ゴーから高速域までのテストができた。
結果は・・・残念な感じ。
ノーマルマフラーのフン詰まり感がテキメンに出た。低速のスムーズさと引き換えに、高速の伸びが悪い悪い。
向かい風が強かった、というのを差し引いても、遅い。ダブルヘッドマフラーではバルブ全閉でもここまで加速が鈍ることはなかった。やっぱり純正は高速向きでないな。

静かなマフラー素敵！と思い始めたのだが・・・ここまで遅いのはヤダなぁ。静かで伸びのいいマフラー、ないかなー。

エアクリーナーは先述のとおり、音だけ番長。体感できるほどのパワーやトルクの増加は感じない。逆にトルクが細ったとも感じないから、まいっか。



ナンバー移設は・・・カッコだけだな。いいことない。バイクパーツ業界では有名な天下のキジマ製だが、前述のとおり若干の不安要素あり。なんで補強材が元通りになるように設計しなかったんだろう？


いろいろあったが、やっぱりバイクも車もノーマルで乗るのが一番なのかもねぇ。
いじればいじるほど、余計なチェック項目が増えてメンテナンスが大変になるよね・・・。

・・・思いつきで書いたから、取り留めないブログになっちまったなぁ。