Takumar 50mm F1.4 のレンズ。
描写が良くて大変気に入ってます。
ただ、タイトルどおり、レンズにトリチウムが入っているために、
放射線を多少なりとも出すという、まぁそんなレンズです。
購入当時は、「なんか出てるけど影響は皆無であろう」という判断位しかしていませんでしたが、
最近例の原発のせいで、しょっちゅう シーベルト と言う言葉を聞きます。
そこで、改めてこのレンズはどれくらいの放射線を出しているのか?
気になったので調べてみました。
あ、ガイガーカウンターなんてもちろん持っていないので、
ネットで検索です。同じようなこと考える人はたくさんいるのですね。
結果として、レンズの後玉すぐ後ろに測定器を当てて測定すると、
6.873マイクロシーベルト/毎時である模様。
およそ7マイクロシーベルト。
これを仮に、肌身離さず24時間365日見につけていたら、
7 * 24 * 365 = 61.320 ミリシーベルトとなります。
数値だけ見ると、マスコミが騒ぎまくっている数値にかなり近い。
とは言え、放射線は距離に二乗して弱くなっていく性質があるため、
実際にカメラに取り付けた状態で測定すると、0.785マイクロシーベルト/毎時まで下がるようです。
まぁ。。心配するレベルではないというコトですね。
ちなみに、2011/3/25 現在の東京の放射線量は、 毎時平均で0.137マイクロシーベルト/毎時。
この状態が1年続いたとしても、一般人の基準値の1ミリシーベルトをちょっと超えるくらいです。
1回CTスキャンすれば6.5ミリシーベルト浴びる事になることと比較すれば、
全く問題ない数値ではありますね。
これ以上ひどくならなければ、の話ですが。

Posted at 2011/03/25 23:40:11 | |
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2011年3月 | 日記