BE FREEセンターパイプ→純正センターパイプ→K2スペシャルセンターパイプへ。

今年3月に計測したパワーチェックで過去最高トルクの記録達成の起爆剤にもなった「BE FREE社製センターパイプ」ですが、今年7月車検の為一時的に撤去して純正に戻しましたが…

一般的に社外から純正に戻すと「静かになった」とか「乗り易くなった」と言う感想が多い中、自分的に純正センターパイプだと「こもり音が酷くて吹けが悪くなった」と感じました。

これには後付けパーツやECUプログラムの違いも有るのでしょうが、シャシダイナモの結果も示す通り純正パイプでは第二触媒と細く屈折したパイピングによる排気抵抗が大きくトルク損失になるのでしょう。

実はこのBE FREEセンターパイプ装着時、時間的な制約が有った為にあまり加工せずパイプ内面のバリ取りは最小限でバンテージも巻かずに使っていました。
なので今回の車検〜各地遠征〜ビッグマイナーチェンジ準備の間に無加工センターパイプを「K2スペシャルセンターパイプ」に加工しておきます

メニューとしては先に加工したカズサメさんと同じです。入り口側はいつものように細いパイプで絞られた内壁を斜めに削り落としてからスムージング加工。

出口側はパイプエンド部の前後共テーパー加工とスムージング加工しました。

更にセンターパイプ入り口からマフラー接続部までチタンサーモバンテージを巻き付けました。
その長さ故に凄く手間が掛かりましたが、バンテージ処理は本来エンジン本体直後の「超高温」になるパイプ部の排気流速を高める事が目的なので排気効率的な話をすればサイレンサー以降のバンテージ巻き作業自体は「あまり意味の無い加工」です。
(詳しくはググッて見て下さい)

車高を上げた為にK2カスタムスロープがサイドステップ下部にスポッと入るのでこんな「雄犬のションベンポーズ」にしてやればセンターパイプ交換位ならば「秒殺」で可能になりました♫

本来タイヤの大型化によりスタートトルクの減少は免れないのですが非力な純正から「K2スペシャルセンターパイプ」に交換した事で野太い排気音と軽い吹け上がりから今まで以上に「スッと前に出る」軽快でパワフルなマシーンになりました♫

苦労したバンテージ巻き作業も夏場の車内温度低下位には貢献してくれれば良いんだけど…。