夏休みに少し遠出で、愛知県から三重県の伊勢方面に旅行へ行きました。今回は純正ナビを使わず、Carlinkitで接続したgoogle mapのナビ機能を使ってみることにしました。さて、どの程度実用性があるのかな、と。
ちなみに「それってCarlinkitじゃなくてGoogleマップの使い勝手でしょ?」というツッコミもごもっともなのですが、実際に「レヴォーグの純正ナビに接続したCarlinkitで表示したGoogleマップ」でどうなるか、という話(笑)
■ナビ機能
ナビゲーションそのものはGoogleマップナビそのものなので詳細は不要かと思いますが、その場でマップを拡大、縮小したいときは、スマホやタブレットのようなピンチイン、アウトが使えません。指でトントンダブルクリックして、指を離さずに上下にスワイプすることで縮小、拡大が出来ます。これがちょっと慣れが必要かも。
純正比で一番気になるのはやっぱり『いまどっち向いてるの?』が停止時にはわからなくなること。駐車場に停めて、さあ出発、という時にどっちに向かえばよいかわからないので、このへんは方向感覚と地図をみるのが苦手な人はつらいはず。また、たまに信号待ちでもGPSの検知位置がズレたのか、急にピョンと近くの道にワープしたり、方向がクルッと回ったりして、オイオイ、と突っ込みたくなります。
この辺は普段スマホをナビ代わりにしてる人にとっては慣れっこなんでしょうけど、ちょっと気になりますね。
ただ、走り出してしまえばすぐに方向はわかるので、大きな画面で地図が見られるのはとても良いです。地図の見た目は純正より◎。検索もし易いし、場合によっては航空写真で現地の駐車場の位置を予め確認できるのも利点ですね。
■難点:落ちる
Carlinkitの性能的な話ですが、動作がバッチリ安定していないところがあるので、ナビの途中で急に電源が落ちて再起動を始めてしまう、というのが行きに一回。帰りも二回ほどありました。片道200キロ程度、三時間の行程で、です。但し、途中で休憩をしている(=電源一回落ちるので実質再起動はしてる)ので、2時間に一回落ちたくらいの頻度になります。
高速をダーっと走ってるときは問題ありませんが、もうすぐ分岐ってときにやられると焦りますね。事前に最悪ナビが機能しなくても分岐をどっちに行くかくらいは頭に入れておかないと、けっこう焦ると思います。
■難点:GPSロスト
三重の伊勢道路(県道32号)を北上した際、トンネルでGPSをロストしたのを皮切りに、トンネル以外の山道の多くの工程でGPSをロストし、案内が停止しました。
伊勢の町中に出たら復活しましたが、これも純正ナビならロストしないレベルの山道だったので、Carlinkitのアンテナ精度か、本体の置き場所に問題があった可能性があります。
レヴォーグでCarlinkitを使う場合は多くの人がシフトレバーの前方の物入れに置くと思うので、同様のGPS感度になるかとは思います。
■難点:マップのフローティング表示
これはそこまで困りませんでしたが、Googleマップアプリは他のアプリの上に常時重ねて表示ができますが、うちは一番良く使うのが「AmazonMusic」で、「Googleマップ」→「AmazonMusic」の順に開くと、そのフローティングが上手く有効になりません。
しかし、「Googleマップ」→「メインメニュー」→「AmazonMusic」の順に開くと、ちゃんとフローティング表示されます。
これは、なにか些細なバグでしょうか。

Googleマップのナビ中に、
メインメニューを表示すると…
↓
ちゃんとフローティング表示されます。
続けてAmazonMusicを開くと…
↓

このようにAmazonMusicでもフローティング表示されます。
が、Googleマップ→AmazonMusicの順だと…

このように地図は表示されず。
ただ、ナビゲーション自体はキャンセルされていないのでGoogleマップアプリを再表示させれば問題なくナビゲーションは継続します。
まぁ、すんなりフローティング表示できたらそれなりに便利なんですけどね。
そんなわけで、なんとか2日間、初めて行く場所へCarlinkit+Googleマップを使って見ましたが、『使えないことはない』感じですね。
純正ナビの癖のあるナビと、この不安定さを比べたら、純正ナビに軍配が上がります。
今回はAmazonMusicを使いながらナビを使いたかったので、半ば無理やりGoogleマップを使わざるを得ない形になりました。
もし、純正ナビとCarlinkitが同時に使えるなら、そうしたと思います。
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2023/08/19 09:43:37