(仲間内メモ)レースガスいろいろ7
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繊細な高出力REの破損率を少し
でも下げるために。
オクタン価アップ剤
混合油
ガソリン系レースガスのハイオク割
(濃度20から30%程度)
というのは効果抜群ですし、
よほど特殊な高濃度アルコール系の
燃料とかでなければ、上述のような
モノを混ぜたハイオクを通常の
ガソリンのように使うことは
そう難しくないと思います。
常に同じ銘柄を濃度に注意して
混ぜるようにしておけば、
難しい燃料、点火のリセッティング
など不要でサーキット走行を
楽しめるはずです。
ハイオクでJIS規格並みのレベルまで、
攻撃性の高い成分も薄めますので、
それほど気はつかわないかと。
(でも、長年メンテナンスされて
ないなら、燃料系は全て点検、交換が
必要でしょうが)
注意すべきなのは、決して含酸素燃料
の成分が違う系列の他メーカーの
レースガスを安易に混合してしまわない
ことぐらいだと思います。
オクタン価アップ、潤滑性アップの
ための保険ならば、こんな感じで
楽勝なのですが。
ハイオクであまり薄めていない、
高濃度のガソリン系レースガス。
(濃度50%以上とか)
あるいはレースガスの原液。
こういうのを使うのは、必ず燃料、
点火のセッティングが必要になります。
レースガスの濃度が濃いと、冷間時の
エンジン始動とかも難しくなります。
失敗するとエンジンがかぶります。
また、同様に並みの点火時期とか
ブースト圧では燃えない。
つまり高回転、高負荷時に失火する
おそれがあります。
A/Fが薄いとノッキングしますが、
A/Fが濃くても失火で不調となる
おそれがあるわけです。
今までのハイオク風の目標A/Fも
よりパワー空燃比に近く薄めに
する必要が生じます。
(そうしないと吹けない、失火の
おそれもある)
このA/Fを絞る行為。
さらにオクタン価アップ分
ブースト圧を上げたり、
より進めた点火時期にするなど。
失敗したら今度はA/Fが薄いほうで
エンジンを壊します。
薄くても壊れる。
濃くても壊れる。
今までの常識感に抗って薄める
処置や、よりリスクの高いブースト圧
とか点火時期も求められる。
当然、実際にパワーも出てしまうことも、
これまた大きなリスクです。
REでハイパワーを追求するということは、
こんなに神経を使うことだったりします。
なので。。。
パワーが出せると評判のレースガス。
オクタン価アップ剤。
ウォーターメタノールショット。
など、オクタン価アップの点で有利な
アイデアはいくらでもあるのですが。
その限界点を見極めて、より高出力に
チャレンジできるチューナーさんと
いうのは多くはないと思っていた
ほうがいいです。
また、そういう人達はおそらく
来歴不明の使ったことのない燃料
とかには、手を出さないようにも
思います。
おそらく、ご自身の経験からの
実績をとても重視されるかと。
新しい取り組みで、より高出力を
目指すのは夢がありますが。
オーナーさんもそれなりの覚悟で、
繰り返しおこなうセッティングに
つき合わないといけないと感じます。
繰り返しになりますが。
そこそこパワーの練習走行、確認走行
に使うような、燃料であれば、
けっこう適当なハイオク割でも
大丈夫だと思いますが。
勝負用の本気レースガスは
やっぱり難しいし。
そんなモノがあったところで、
2ローターREターボでのハイパワーは
簡単ではないみたいです。
まあ、だからこそ夢があるんですけど。
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