(仲間内メモ)混合油濃度再検証
1
混合油をガソリンに混ぜる量。
出光USAさんの混合油の取扱説明書には。
メタポン有りの人は
混合油 対 ガソリンが1 対 250
メタポン無しの人は
混合油 対 ガソリンが1 対 100
とあります。
これを信じて今まで。
なんとなく1 対 250よりは濃い目
くらいの運用してきました。
濃い目にしてきたのはメタポン有り
でも、メタポンなんて信頼していない
からです。
(メタポン無しの場合を上限として
おけば気分的にかなり安心)
みたいな感じでした。
しかし、マツダがルマンで優勝したの
91年です。
ルマン優勝目指してマツダや出光が
開発していたころにはFD3Sなんて
なかったのでは?
優勝当時はFC3Sのはず。
そう考えますと、この説明書の
ころのメタポンは1ローターあたり
約105馬力前提のはず。
さらにマツダ787は4ローターで
700馬力だったので、1ローター
あたり175馬力くらいまでを想定
しての説明書のはず。
このことを考慮して、前述の
混合油濃度についての取扱説明書を
読み直すと。。。
20リッターの携行缶に入れるべき
混合油の量という公式が求まります。
それが画像の式です。
水色部分は愛車の仕様で出る
1ローターあたりの馬力。
オレンジ色部分は1ローターあたりの
メタポン対応馬力です。
(メタポンレスの場合は0)
この公式にFC3Sのハイフロータービン
仕様などをイメージして。
350馬力→1ローター175馬力
メタポン対応出力は約105馬力
と入れますと。
メタポン有りのFCハイフローは
20リッターあたり80ccくらい
混合油入れて下さいね。
となります。
おそらく当時の常識感だとこんな
感じなのに。
FD3S時代になっても。
この説明書通りに混合すると
間違った濃度になっていそうですよね。
もし、馬力あたりの必要混合油量が
比例するのであれば。
上述の式でメタポンの容量部分や
仕様で出る想定馬力を書き換えて。
混合油を増量してやれば。
濃度は是正されるのでは?
と感じます。
ただし、1ローターあたり175馬力
以上は当時は想定してなかったかも
しれないこと。
(マツダ社内ではせいぜい200くらい
かもしれませんよね)
使う混合油や燃料によっても必要な
量は変わる可能性があること。
そもそもNAとターボでも負荷が
変わることなどを考えますと。
計算通りにはいかないかもしれません。
今まで説明書の1 対 250よりも
かなり濃い目にしてしまったかな?
と思ったりもしてましたが。
実際は薄かった気が個人的には
しています。
(2ストオイルの説明書よりも
はるかに薄いのも気になっていました)
シール類の保護と気密性アップの
ために、要見直しの部分ですね。
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( ロータリーエンジン の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク