エアコン アクチュエータ_モード 交換 その1
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4ヶ月ほど前から愛車のZD11Sのダッシュボードから異音が出はじめ、ディーラーで検査してもらったところ制御装置付きモーターの電圧が不安定なので故障しているだろうとのこと。
そのまま放置していたのですが吹き出し口が切り替わらなくってきたので交換することにしました。
見積もりでは部品代7千円+工賃1万5千円と結構なお値段です。(下に小さく追加料金あるかもと書いてある)
別のディーラーに聞くと工賃3万円の提示...
そこでこちらの整備手帳
http://minkara.carview.co.jp/userid/518502/car/872971/3910486/1/note.aspx#title
を参考に自分で交換することにしました。
結論を先に書くと、作業は困難を極めました(>_<)
3連休に行ったのですが、総作業時間は40時間くらいかかったと思います。
この車のアクチュエータ_モードの故障は持病だという書き込みもありますが、交換の作業性は著しく悪くとても大変です。
故障確率が高いようなので忘備録として、また他の方の参考になればと思い投稿させていただきます。
写真が今回交換した部品です。
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他の方の手帳でグローブボックスを外して隙間から手探りで交換したという方がおり、これで出来れば超簡単なので期待してやってみましたが私には到底無理でした(>_<)
まず手が入りませんし、触れる部分も到底ネジを回せる状態じゃなかったので直ぐに諦めて正攻法のフロントインパネ全外しからのダッシュボード外しで作業にかかります。
最初に忘れずにバッテリーのマイナスを外しておきます。
そしてエアバッグは外してから15分以上時間を空けてから作業します。
通電していると暴発する可能性があります(重要)
まずはセンターコンソールとフロント周りの外せるものを全て外します。
センターコンソールは後ろ側から順に外していきますが、最初に外す写真のリベットはプッシュ式ではなくネジになっていますので注意です。
他はプッシュ式なのになぜここだけネジなのか?
暗い場所で作業し、ネジなの忘れて無理にこじってリベット割ってしまいました(泣)
センターコンソールでは、先にシフトレバーの輪っかを外す必要があります。(引っ張れば取れます)
また、2つのカプラーがとても固くて取れませんでしたのでディーラーでカプラー外してもらいました(嫌な顔せず外してくれて感謝です)
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助手席側のグローブボックスを外しすぐ上のカバーを外しますが、これはエアバッグがくっついてますので取り扱い注意です。
カバーを外す前にエアバッグの配線を外し(黄色いピンを精密ドライバで押し上げると外れる)、フレームに固定されているボルト4つを外すとカバーが取れます。
エアバッグを固定しているナットではないので間違えないように注意です。
が、このボルトがとても固くて手では回らないのでインパクトドライバで外しました。
今回の作業では他にもこれを使っており、インパクトなしでは作業は無理でした。
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少し悩んだのが写真のボンネットオープナーの外し方。
下に押すと外れました。
足元の内装もベリベリ剥がしていきます。
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運転席側は足元のカバーを外し、フォグスイッチのカバーを外してカプラーを抜き、インパネ全体を手前に引っこ抜く。
ネジやリベットはないので引っ張るだけ。
スピードメーターも手前に引けば外れますが、カプラーが付いているので外す。
この写真のカプラー、黒い部品がレバーになっていて、起こすと外れ倒すとロックされるようになっています。
とっても簡単確実ですばらしい!
要領が分かればとても簡単です。
他のカプラーも全部このタイプになればいいのに。
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メーカーの整備マニュアルによると、ハンドルをコラムごと(シャフトごと)外し、写真のドア横のボルトを外してサポートメンバ(丸くて太いあれ)ごと手前に引くように書いてあります。
そうすれば骨格ごとダッシュボードも外れるようです。
相談したディーラーからはハンドルは落とせばシャフトは抜かなくて良いからこの方法で外すように言われました。
参考にした手帳とはここで違いがあります。
そして他の方の手帳でもこの方法で外してはいないようです。
みなさんダッシュボードのみを外す方法を取っています。
私はディーラーに教えられた(親切に整備マニュアルの該当箇所数ページを印刷していただきました。感謝。)この方法でトライすることに。
が、しかし早々に問題が。
ハンドルコラムを支えている奥のナットが固くて回らず、受けのボルト部分が長くて邪魔なためソケットが入らずインパクトが使えない!
工具専門店に売ってる長ーいソケットが必要なようですが生憎持ってません。
ここでどうするか考えていると更に不安が。
サポートメンバには大量の線が括られており、確認しながら全て外すのはとても根気の要る作業だろうこと。
骨格ごと外したとして、かなり重いことが予想され一人で作業できるのか疑問なこと。(ディーラーでは左右二人で持ち、付いている配線を確認しながら作業するそうです)
結論。
私は他の方同様にマニュアル外のダッシュボードのみを外す方法を選びました。
ただし無理する部分があるので可能であればマニュアル通りに骨格ごと外すのがベストだと思います。
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マニュアル外のダッシュボードのみを外す方法を選択したわけですが、ここで問題になるのが左右噴出口の影にある骨格とダッシュボードをとめているネジ。(写真は既に外れています)
このネジを2本外すだけで実に6時間かかりましたorz
ディーラーに相談するも、先に述べた正規の方法で外してください、この場所のネジを回すのはムリとのご回答。(当然の回答ですね)
ラチェットの類は動かすスペースがないので使用不可能。
普通のスタッビドライバは狭くて入らず、アストロの短いスタッビドライバ買いに行きました。
が、上からではドライバを掴むのもままならず下からも指の先しか触れられない...
数時間の格闘の末、ダッシュボードの左側をムリ気味に引っ張ることで少し隙間が出来、下からドライバを僅かに掴めるところまで手を入れることに成功。
そこから回すのがまた大変だったけどかなり時間がかかりつつなんとか取りはずし成功!
最後は後ろがつかえてドライバが回せない状態になったのでドリルで穴開けたりしてかなりムリをしましたが(爆)
ちなみに取り付けも困難だったので最終的にこのネジは外したままになってます...
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