JB23 フロントブレーキキャリパーオーバーホール(その1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2020年5月2日
走行距離:136,500km
私のJB23は7年前に約3.3万キロ走行の中古車として購入後、約10.3万キロ走行し、計13.6万キロ。
その間 パッドの残量確認は実施していましたが一度もブレーキメンテしていなかったので、フロントディスクブレーキのキャリパーのオーバーホールをしました。
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注:ブレーキは重要保安部品なので、間違った整備をすると生死に関わるため自信のない方はプロに依頼することをお勧めします。
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写真はオーバーホール後の完成写真です。
備忘録兼ねて、整備手帳にオーバーホール手順を記しておきます。
2
オーバーホールに際して、まずは部品準備。
なるべく安価に済ませたかったので、純正部品ではなく社外品の部品をモノタロウで購入しました。
純正部品の価格は調査していませんが、純正に比べてかなり安く入手できたと思います。
参考に純正部品番号と今回購入した社外品の部品番号を記載しておきます。
■純正部品番号
・キャリパーシールセット:55100-82820
・スライドピンダストブーツ:55201-86040
・ブレーキパッド:55200-81A31
■実際に購入した社外品
・ミヤコ自動車 シールキット MP-84:¥1,590
※MP-84にはスライドピンダストブーツも含まれています。
モノタロウの自動車部品検索ページで調べると、自分の8型はMP-84が該当すると書かれているのですが、純正部品番号で検索すると、MP-12が出てきます。どちらでも大丈夫だと思います。
・モノタロウ ブレーキパッド BP-00020 1箱(4枚):¥1,590
3
では作業工程をご紹介します。
サイドブレーキをかけてあることを確認して、ジャッキアップしてタイヤホイールを外します。
ホーシングにしっかりとウマをかけます。
(安全のため必ずウマをかけてください。ジャッキのみで作業をすると最悪クルマが倒れて下敷きになります)
キャリパーが車体に固定された状態でスライドピンボルト2本を緩めます。(完全に外さず緩めるのみ)
(キャリパーを外したあとに緩めようとするとキャリパーが動いてしまい外しにくいので、この時点で緩めておきます)
4
ブレーキホースを固定しているバンジョーボルトを外します。
この時ブレーキフルードが流れ出てきますので、下に受け皿を用意しておきます。
(私はアストロプロダクツで購入したステンレスバットを使用しています)
銅ワッシャーが2個使われているので、無くさないように気をつけてください。
私は再使用してしまいましたが、気になる方は新品を購入した方が良いと思います。
銅ワッシャ 純正部品番号:09161-10009
5
そのままだとマスターシリンダーのフルードが全て流れ出てしまうので、シートとブレーキペダルにつっかい棒をしてブレーキを踏んだ状態にしておきます。これでフルードは出なくなります。
なお、ブレーキランプが点灯したままになってしまうので、バッテリー端子のマイナスを外しておきました。
ブレーキホースは邪魔にならないようにこのように引っ掛けておきます。
6
キャリパーを車体に固定しているボルト(2本)を外します。
このボルトは非常に強いトルクで締まっているため、スピンナーハンドルを使っても私の人力のみでは緩みませんでした。
そこで工具には良くないのですが、ジャッキの力を借りて緩めました。
7
キャリパーが外れました。
緩めておいたスライドピンボルト(2本)を外します。
あらかじめ緩めておいたのでキャリパー単体状態でも簡単に外れます。
キャリパーとマウンティングプレートが分離できます。
8
マウンティングプレートにパッドがはめ込まれていますので外します。
外側のパッドには金属のプレート(リテーナ)が付いており再利用するので外しておきます。
外したパッドと新品のパッド(モノタロウブランド)の比較。これまでパッドの減りを定期的に確認しながら使ってきましたが、13.6万kmで初めての交換。替え時ですね。
その2に続きます。
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