はいどうも。連休なんて都市伝説だとおもうおじさんです。
毎年、オイル交換の時期を4月と10月と決めているのですが、サンバーのオイル交換をしていると、とんでもない光景が、、、、
冷却水が漏れてる、、、、、ひゃっはーー!
いったいどこから?

液漏れをたどると、2本のホースから漏れてるように見えます。調べてみると、このホースがつながっている先はサーモスタットなのですが、サンバーでは過走行車で冷却水漏れは定番らしいです。
ということで修理を決めましたが、リア周りのホースは9本あって、他のホースも破裂するらしいので全部交換します。つべで先人たちの情報をもとに、パーツリストのサイトから、必要な部品をリストアップします。
<型式:TV1-G53L、必須ホース類(+サーモスタット)>、各1
総額約:\14000円
・45161TA460:HOSE ENGINE OUT
→ 年式で形状違いあり、45161TC521
・45161TC110:HOSE W/P IN
→ 年式で形状違いあり、45161TC121, 45161TA450
・45161TC510:HOSE HTR ENG OU
・45161TC160:HOSE HTR ENG OUT
・45161TC150:HOSE HTR ENG IN
・14088KA800:HOSE ASSY-WTR BYPAS
・14472KA230:HOSE ASSY-WATER
・14088KA780:HOSE AY-WTR BYPSAS
・45161TC450:HOSE DRAIN
・21200KA161:サーモスタット

×印の2種は年式を間違えて、別の部品を買ってしまいました。詳細は後述しますが、見た目の形は同じでも相手のパイプ径が違うため、結局買い直しとなりました。
<交換推奨クリップ>
・81904TC080、45126TC170、他二種(部番分からず)
ホースクリップは何種類かありますが、経年劣化で必ず壊れてしまうものも多数あります。まずはホースだけ交換して、壊れたもののみ交換、としてもよいと思いますが、2度手間になるのであらかじめ買っておいてもいいと思います。
部品は1週間以上納期がかかるものもあるので、余裕をもって注文しましょう。
まずは冷却水を抜きますが、その前に冷却水フラッシングで洗浄します。
少しだけ冷却水を抜いて本剤を入れ、暖気運転して循環させてから、水道水で追い打ちしながら、完全に抜き取ります。ラジエータの下、ウオーターポンプ下の2か所のドレンと、ヒーターコア、ラジエータ横、エンジン後ろの3か所のエア抜きを開放します。

サービスホールを開けて、エアクリーナボックス、スロットルカバー、インジェクタのカバーを外します。インジェクタのカバーは4ヵ所のボルトで止まってますが、矢印の下側はリアバンパーを開けて作業します。インマニの裏側にもホースがあるので、インマニも外す必要がありますが、右側のオルタネータの電極が干渉するので、ここも外しておきます。車体に触れると短絡するので、
!必ず先にバッテリーをカットしてください!

矢印の先にあるのがサーモスタットハウジングですが、インマニ外さないとどうにもならないですねw あと上の方を走ってるラインは燃料系やらエアコンガスのラインなので、注意しましょう。

インマニは赤丸のボルトナットを外せば取れますが、手前2本はスタッドなので、抜く方向に注意しましょう。あと、ハーネス類も全て外しておきます。特にデスビ周りのコネクタは、ブラケット毎外さないとうまく取れないので、外してしまいましょう。

ここも外しておきますが、本体側も固定ブラケットから外す必要があります。コネクタの裏側にブラケットがあって、このままでも外せないことはないですが、インマニを外してから作業した方がやりやすいです。
コネクタ類を外すとここまで持ち上がりますが、さらにホースを2本外して、もっと持ち上げられるようにします。インマニは物落とさないようにしっかり養生しましょう。
この2か所です。特に奥側はホースが短いので、先に外さないと作業できません。
ここの外すのも結構作業しにくいんですけどね、、、、
赤丸のコネクタも外しておくと、ここまで動かせます。
コネクタを固定するブラケットは、上記のような形で、ブラケットは奥手方向に差し込むようになってます。先にブラケットごと外してしまえば作業しやすいですが、ブラケットが固定されたいた方がやりやすかったです。このコネクタにつながるケーブルもかわす必要がありますが、なんか固定バンドがぶちきれちゃってますねw

スロットルボディの下側にも2本ラインがありますが、上側のラインはニップルが錆びて膨らんでいます。ワイヤーブラシでも取れないレベルで、マイナスドライバ等でガリガリ削り取った後、ペーパーで磨きました。
サーモスタットの裏側、ウォーターポンプとつながる側のニップルですが、えらいことになってます。
サーモスタットの前方側です。漏れてた部分ですね。ここもそうなんですが、ホースクリップ自体もホースに固着してるし、ホースももちろんバリバリに固着してるので、外すのはとても大変です。
先人たちの動画では、ホースを切ってしまう方法をとってましたが、ホースの状態確認と再利用も考え、丁寧にはがすことにしました。

何とかサーモスタットハウジングを外しましたが、漏れてたニップル、2か所とも非常に状態が悪いですね、、、
反対側、ウォーターポンプ側も同じようにひどいですね。左上の細径のパイプの方は状態は良さそうですね。
いやあ、、、こりゃ酷い。大径の方はアルミハウジングと一体のニップルですが、細径の方はインサートされた鉄製のようで、サビ(腐食)の出方が違いますね。細径のビード周りをつついてみると、ボロボロと剥がれ落ちます。
ハウジングを開いてみました。サーモスタットのシール周りも腐食が出てます。ニップルの鉄サビをざっくり落としてみると、明らかに肉やせしてます。

腐食部をガリガリ磨いてたのですが、やばいの見つけてしまいました。右の写真、ニップル内側の赤丸部に突起物が見えます。外側は結構腐食が進んでますが、よく見るとかなり腐食が深く、どうも内側まで貫通しているみたいです。こりゃヤバイ。
貫通部以外にも、全体的に腐食が進んでて、かなり凸凹です。シールの肝になるビード先端部分も腐食してますね。いつ漏れてもおかしくないです。

いろいろ調べて、耐熱性の金属パテ(エポキシ系)で穴埋めすることにしました。下処理、脱脂してパテ盛り、硬化が進んだらナイフで荒削りします。
最終的にペーパーで磨き上げます。基本的に気密はビード部分で取るので、パイプ側面部は滑らかになれば大丈夫です。鉄のニップルの方は磨いてジンクスプレーを塗布しました。アルミには塗布しちゃダメなので、鉄部のみです。
反対側も同様に仕上げました。こちらも鉄製のニップル部はジンク塗料を塗布します。サーモスタットも腐食がこびりついて凹んでますね。

サーモスタットのシール部にも腐食が進んでましたが、ここはシーリング材で充填しました。腐食が進んでた部分、ホース側にもダメージがあります。赤丸部、腐食部がホースを押し上げて凹んでます。こびりついた部材が取り切れません。これがビード部分に出てしまうと、漏れてしまうんだと思います。

こっちも中々きてますね。。。サビ落としして、磨いて、ジンク塗料で仕上げます。車体前方のホース接続位置です。上からは3か所見えますが、もう1か所下の方にあります。青い矢印はデスビ上のユニットへ、赤い矢印はサーモスタットにつながるラインです。

下から見るとよくわかります。接続はパーツリストのイラストでも確認できます。ホースクリップは2種類ありますが、どちらも外しにくいですねww
ホースを外した状態です。一番右、デスビ上につながるラインが一番サビが酷いですね。ここもジンク塗料で仕上げます。
こんな感じで、部品の交換自体はそこまで時間がかからなかったのですが、ニップルの腐食除去や磨き、仕上げにすごく時間がかかりました。
作業してて、ふと思いましたが、、、
ディーラーや修理工場でラジエータ漏れの修理、ホース交換の作業をしてもらった場合、ニップルのサビや腐食処理ってどうするんだろう?
ビードに凹凸が無ければシールは取れますが、腐食進行の処理とかしないんだろうなあ、、、と思ってしまったので、こういうメンテはDIYの方がいいのかなあって思ってしまいます。
ということで、一旦区切ります。部品は入手済みなので、取付は次回。
でわでわ!
Posted at 2026/05/03 22:23:04 | |
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