• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アオイ団長のブログ一覧

2022年04月03日 イイね!

ジャイロキャノピー(24)_キックが下りない!!その2


はいどうも。YBRでの事故後、しばらく信号待ちがこわくなったおじさんです。

YBRの方は車両の補償交渉も完了し、修理に向けて準備中ですが、先にジャイロの修理を完成させます。作業は以前から進めてましたが、まとめて記載していきます。

キックが下りない修理の続きです。

いろいろ調べてみましたが、2stジャイロの泣き所というか定番故障みたいで、クランクケースにオイルが溜まる真因は、オイルポンプのシール不良みたいです。

2stジャイロ(TA02)のオイルポンプは、クランク軸から動力を取ってますが、オイルリザーバからのラインとクランク軸との間にあるオイルシールが劣化して、クランク側にオイルが下がってくるらしく、長期間放置しているとクランク室にオイルがたまり、ウォーターハンマー状態になるみたいです。

ということで今回は、オイルポンプのシール交換まで進めます。

まずはエンジンのメンテと、ぶっ壊したセルモータの交換から。
alt
前回のピストン状態の確認の際、ピストンリングが固着してたので、リングの交換をします。ついでにピストンピンのスリーブベアリングも交換しました。
固着していたリング溝には、かなり強力にカーボンが固着していました。ワイヤーブラシで落ちるレベルではなかったので、ブレーキキャリパーとホジホジする道具でリング溝を掃除をガジガジやってようやく落ちました。。。

alt
ピストンの裏側も汚れがひどかったので、エンジンクリーナーで漬け込んでからガジガジ掃除。また、ヘッドカバーもオイルまみれ、汚れまみれだったので、ブラシでガジガジ掃除。

alt
シリンダの状態は、、、、まあ悪くないのかな? 目立つ縦キズはなさそうです。できればホーニング処理とかしたいですが、番手のたかペーパーで鳴らすくらいにしておきます。ピストンのトップは特に問題なさそう。

alt

セルモーターも交換します。社外品です。まあ、しょうがないです。

そして作業中、クランクを回すのにクランクファンをもって回してたんだけど、するっと空転してしまいました。「は?」ってなりましたが、ここってステータホイールにつながってるから、絶対空転しちゃダメなとこです。とりあえず最悪の状態にガクブルしつつ、本命の作業をすすめ、ここの修理はまた後日。

alt
さて、ようやくオイルポンプにかかります。エンジンやクランクファンのカバー、エキパイとか外さないとアクセスできないので、一通り外します。ここまで外してようやくオイルポンプに届きます。
んで、このオイルポンプを固定してるボルトも、またややこしいところにあります。。。

alt
ここ。ぱっと見、わかんねえwww セルモーターも邪魔だし、ほんと、ジャイロって整備性悪すぎ。固定ボルトはこの1本だけです。

alt
事前にキャブへの供給ラインと、スロットルワイヤーを外しておきます。あとはリザーバタンクからのラインですが、タンクを外すか、オイルを事前に抜いておかないと、オイルまみれになります。おいらはオイルラインの作業もあって、先にオイルをぬいておきました。

alt
右側の奥に見えるのが今回交換するオイルシールです。ここって単体で部品が出ないっぽくて、ヤフオクで適合品を入手、交換しました。これ、年式(150までの前期型と、150からの後期型)によって軸の太さが違うので、注意が必要です。そして分解してわかりましたが、クランク軸とのギアが摩耗してますね。。。。まあ、まだ動きそうなので、とりあえずは再利用します。オイルシールはEクリップの止まっているので、クリップを紛失しないように注意して作業が必要です。そして、オイルシールは叩き込みすぎると、外すときに苦労するので、こちらも注意が必要です。

あとはエア抜きをしっかりして、エンジンが焼き付かないようにしないとね。

alt
念のため、キャブもみてみると、、、、中まででオイルまみれですねww 掃除しなきゃw

alt
ついでに、、オーバーフローラインと、ドレンラインもカチカチに硬化してたので交換しました。

そしてここで一工夫。

alt
ほいこれ。オイルリザーバからのラインに、ボールバルブを付けました。基本的には「開」でいいですが、オイルポンプのメンテ時や長期間乗らない場合は、「閉」にすればオイルを抜かずに交換できます。

ふう、とりあえずここまで。

まだ作業は続きます。。。。 


Posted at 2022/04/04 00:06:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2020年08月16日 イイね!

ジャイロキャノピー(23)_キックが下りない!!その1


はいどうも。糖尿病のおじさんです。

ジャイロ君、久しぶりにエンジン掛けようと思ったら、、、、かかりません。とういうか、キックが下りなくなりました。うひゃあ。もちろん、セルも回りません。

こりゃあ、、、、キックギアが壊れたか?

ピストンの抱きつき/焼き付きも原因として考えられますが、今回は長期間放置後なので、その可能性は無さそう。とりあえずキックギアをばらして確認しなきゃ。

alt
まずはジャッキアップしてタイヤを外します。相変わらずジャッキアップが難しい車両です。リアだけだと不安定になるので、ボデー下のフレームも傾かないようにジャッキをかましておきます。

alt
サイドカバーを外します。ダストはたまってますが、キア類は特に見た感じ異常は無さそうです。

alt
プーリーはドライブ側も移動側も、またクラッチ側もフェースに偏摩耗やサビとか異常は見られません。クラッチシューも問題なさそうです。ただ、ウェイトローラーはちょっと摩耗してるので、純正相当品に交換しました。

alt
ギア関係を確認。以前メンテしたときに亜鉛メッキをしましたが、異常な摩耗やギア歯の欠けとかは見当たりません。セルモーターは回らなくなったので壊れてしまったようです。新品を買おうと思ってるので、後でばらしてみます。

この時点で、キャブ周りが異常にオイルまみれになっており、実はこれが今回の問題の真因(の症状)だったのですが、この時点では特に気にしていませんでした。

さて、このときはここまで確認して異常が見つからず、再組立てしても症状が改善しません。ギアが壊れたように引っ掛かり感があって、まったくキックがおりません。うーむ困った。

キックが下りない、で色々検索してみても、ギアの汲み間違いとピストンが抱き着き/焼き付きくらいしか出てこないので、もっと調べてみると、面白い記事が出てきました。

↓スクーター専門ショップのスティールハートさんの記事です。
ホンダ系の2st、特にクランクケースリードバルブでの2stエンジンでのみ起こる現象で、要は長期間放置してしまうと、クランクケース内に2stオイルが満たされてしまい、エンジンが回らなくなる、というものです。そういえば、しばらく乗ってないとエンジンが掛かりにくくなることは多々ありましたが、その時、オイル焼けの煙が異常に多かったのを覚えてます。放置時間が短い場合、オイルが過多状態にはなるけど、なんとかセルやキックでエンジンが掛かるが、放置期間が長すぎると、クランクケースがオイルでおぼれてしまってエンジンがかからない、ということなんでしょうね。びっくりしました。

上記リンクに対処法や動画もありますので、同じ2stジャイロ乗りの方、是非参考に見てみてください。

さて、原因が分かったので対処していきます。まずはばらしたギア類、タイヤなどを組み立てます。オイルまみれのキャブは一旦取り外して、外部とフロート室内を掃除して、再組立てします。

alt
エキパイとプラグを外して、掃除しやすいようにシリンダの樹脂カバーや、クランクケースファンのカバー類を外します。エキパイは流れるほどのオイルの流入はありませんでしたので、メインマフラーへのオイル流入は無さそうです。

この状態でキックを下すと、びっくりするくらい軽く、手ですんなりおりました。その瞬間、プラグホールからオイルが噴出します!まー、ビシャビシャです。どぅるんどぅるんです。

要はこの状態で何度もクランクを回して、中にたまっているオイルを排出してしまえば、エンジンが掛かるはず。

セルが壊れてしまったので、人力でキックしまくりましたが、一向にオイルの吹き出しは収まらず、、、、、 小一時間ほどやったところで見た目にはオイルの吹き出しが収まったので、一旦プラグとエキパイを組付けてエンジンをかけてみますが、プラグを組み付けるとキックが下りない症状が再発。仕方なく、プラグを外して更にキック連発。

なんとかプラグが付いた状態でもキックが下りるようになりましたが、一向に火は飛ばず。見るたびにプラグがビシャビシャで、火が飛ぶ気配がありません。結局2時間近くキックし続けてもだめでした。

ただ、原因と対処方法が分かったので、明日も継続します。ここまでくれば新しいセルモーターを付けて、ぐいぐい回してやればいい気がしますが、まずはセルモーター買わないとw

さて。今回の一連の作業での被害者たちです。
alt
まずセルモーターですが、エンジンが回らないのにぐいぐい回そうとしたので、回らなくなってしまいました。分解してみると、カーボンブラシが完全に固着してしまって、リード線も固着してます。おそらく過電流による発熱で溶けて固着したんでしょうね。
あとバッテリー。これは完全においらの作業ミスです。充電しようとチャージャーにつないだのですが、一晩経ったらこの状態で爆発寸前です。よくUPSのバッテリで膨張したのを見ましたが、ここまで変形したバッテリーは初めて見ました。よくよくバッテリーを見てみると、「0.6A以下で充電してください。自動車用の充電器をつかわないでください」との注意書きが。

なんじゃそりゃ。充電器は「バイク対応」ってあるんだけどな、、、

いままでドラスタのバッテリとかも普通に充電できていたのですが、この安価なバッテリはダメみたいです。まあ、2800円の安物だったので仕方ないです。新しいバッテリは、安心の台湾YUASA製を注文しました。それにしても、爆発しなくてよかった、、、
※オリエンタル製のバッテリは今でも購入できるみたいです。購入の際は充電時に注意しましょう。

それにしても、ホンダ系、しかもクランクケースリードバルブエンジンのみでの固有現象だったとは、、、、、 この情報、2stジャイロユーザーのみなさん、知ってる人は多いのかしら?

恒久対策としてはこまめにエンジン掛けることですが、なかなか乗れない期間もありますので、どうしたものか。できればオイルラインも手動のコックを取り付けるか、分離供給をやめて混合ガソリンにするか、、、、 利便性か確実性かですね。また考えます。

それではまた!

Posted at 2020/08/16 22:44:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2019年10月19日 イイね!

ジャイロキャノピー(22)_スピードメーター交換?


はいどうも。最近サンバー君に浮気気味のおじさんです。

あらためて整備計画を洗い出したいら、ジャイロ君が深刻な問題にありますので、整備を進めます。

というのも、しばらく前から完全にメーターが動かなくなってしまいまして。これまでの整備でギアやケーブル類は特に問題なさそうだったので、メーターが本格的に壊れたと推測。もともとスピードメーターも燃料計も固着気味だったので、新しいメーターに交換したいと思います。

某オクを探してると安いTA03(4スト)用メーターを発見。TA02→TA03に交換している先人達がいたので、安心して落札したのですが、、、、

alt
ピンアサインが違い杉ww コネクタ数すらちがうwww 

ふう。こういう情報は探した中ではありませんでした。サービスマニュアル持ってないし、某オクでもめっちゃ高いし、配線図を探しても見つからないし、、、、
かろうじてそれらしい配線図を見つけましたが、ジャイロ用かどうかも不確定(ホンダ全般らしい)。仕方ないので、テスター片手に配線とコネクタのピンアサインを探ります。
基本的にはオイルチェックランプとエンジンチェックランプの違いしかないはずなので、コネクタピンの差し替えでなんとかなるはず。

alt
という訳で対比図を作成。
alt
TA03のメーターのピンアサインを変更します。結論から言いますが、オイル警告灯以外はこれで大丈夫そうです。ただ、TA03の配線図と比較検証したわけではないので、実施される方は自己責任でお願いします。

「結論から」と言いましたが、メーターとしては動きましたが、故障は直りませんでした。要は故障の原因は別のところに有りました。

alt
まず疑わしいのはメーターケーブル。完全に取り外して、中のワイヤーも取出しましたが、、、、異常は無さそう。

すっげえ嫌な予感がします。

alt
はい、原因はメーターギアの破損でした。ジャイロの弱点、というかメーター不動の定番の原因ですが、ここは以前(半年ほど前)、タイヤ交換した際にも摩耗や破損がないことを確認していたんで、ここは大丈夫を思ってました。。。。

破損したギアをよく見てみると、、、どうも様子がおかしい。通常は歯車部分が削れるのですが、まわり止めの爪部分が割れている。乗り上げたような跡もあるので、ホイール側とあわせてみると、、、、

どうも、爪部分がホイールの回り止め切欠き部に乗り上げたまま、シャフトを締め込んだみたいです。最初はこの状態でもギアが正しく噛んで動作していたようですが、何かのタイミングで乗り上げた部分が破損、ギアが正しい位置にもどってしまい、結果、軸方向にガタができてギアの噛み合いが浅くなるなど正しく噛み合わなくなってしまい、歯車部が異常摩耗したのでは?と推測しました。
alt
何度かフロントホイールを外しているので、間違いなく自分の整備不良です。ほぼ新品同様のギアだったのにーー くっそーーー (バンバン!!)

地団駄踏んでもしょうがないので、新しいギアを注文します。ついでに気になってたギアとブレーキキャリパーを通る金属カラーと樹脂スリーブ、オイルシール、メーターケーブル、ブレーキケーブルも注文、交換します。

alt
ケーブルは社外品、それ以外は純正品。全部で4500円ほど。思ったより安かった。

alt
外せるもの外したブレーキキャリパーの状態。メーターギアの金属歯車部はちょっとサビサビだったのでワイヤーブラシでサビ落とししましたが、完全には落ちず。まあ、実際に噛み合うのは中央部のみなので大丈夫かな。

alt
外したオイルシールを見てみると、特には劣化はしてなさそう。まあ、500円程度ですからね。換えときます。

alt
気になってたのはこっち。以前メンテした際、錆がひどくてぼこぼこだったのでメッキ処理してたのですが、偏摩耗の段差もあるため今回交換することにしました。

alt
ギアとカラーだけ組んでみた状態。スムーズに回ります。

alt
もろもろ組付けました。ドラムブレーキって、グリス塗らなきゃいけないところと、塗っちゃいけないところがあるので、ちょっとめんどくさいですね。

さてケーブル側の交換しなきゃ。
alt
外して見て分かりましたが、ブレーキケーブルは取り回しが厳しいせいか、フレームと擦れて被覆が削れて、芯材まで削れてましたw 押し広げると中まで見えるし、錆びてたので交換してよかったです。めっちゃブレーキがスムーズになりました♪

ふう。あとは内装パネルを戻して完了。結局、メーターは壊れてなかったし、走行距離も継続させたいので元のTA02用メーターを組付けました。手元に残るTA03メーター、、、、 交換パーツとして保管しておきます。

さて、今回は自分の整備不良が招いたトラブルだったのですが、TA03メーターのピンアサインもわかったし、色々と勉強になりました。もうちょっと丁寧な整備が出来るように頑張らねば!!

でわでわ!

Posted at 2019/10/19 23:14:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2019年05月09日 イイね!

ジャイロキャノピー(21)_穴あきエキパイ交換するっす。



はいどうも。小太りのおじさんです。

以前、エキパイに穴が開いてマフラーパテで穴埋め補修したのですが、結局パテが取れてしまったことと、排ガス対策で分岐させた小径パイプが完全に詰まってしまっていたため、某ヤ○オクで入手した良品と交換します。

alt

と言っても中古は中古。穴が開いてないってだけで、サビや外観は、、、、、しょうがないので、清掃します。

まずは定番、内部清掃から。
ウェット状態のオイルの焼き切るため、バーナーで焼いて、パイプユニッシュを中に流し込み、24時間漬け込みます。
alt
うひゃあ!真っ黒だあ!!水で内面を何度も流してゆすぎます。

次に外面。一応、目立ったサビは外面にありませんが、錆浸食が進んでクレーターみたいになったり、ゆず肌みたいになってる部分も多いので、ワイヤーカップ、ナイロンディスクでぐいぐい研磨していきます。

本来、クエン酸に漬け込んでサビ落とししたかったのですが、社外チャンバーへのリプレースも検討しているので、ある程度サビ落とししたら耐熱スプレーで仕上げます。
alt
うん、いい感じです。結構頑張って磨いたのに、あまりきれいにはならなかったのは残念ですが、昨日的には十分。なんか音もすごく静かになりました。特に走りは変わりませんが、音が静かになったのは満足。

alt

ちなみに前のエキパイ。ああ、、、ガッツり穴あいてます。このおかげでペケペケすごいうるさかったです。

街乗り用のジャイロ君ですが、ほぼフルノーマル状態で最高速50km/hくらい。車と同じ流れで走るのはさすがにしんどいので、できればもう少しパワーアップしたい。
さて。
 ・ポート研磨とか排気系のチューニングしちゃう?
 ・社外チャンバーにリプレースしちゃう?
 ・ベルトやプーリーのセッティング詰めちゃう?
 ・ビッグキャブとかエアクリーナーとか、吸気系チューニングしちゃう?
 ・ボアアップしちゃう?

うーん、どうしよう。

ということで、ガンマ君の整備を優先しつつ、ジャイロ君のパワーアップもボチボチ考えていきたいと思います。

でわでわ~。

Posted at 2019/05/09 20:52:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2019年04月07日 イイね!

ジャイロキャノピー(20)_塗装③外装を仕上げる!


はいどうも。小太りのおじさんです。

内装やら部品のメンテが一通りできたので、外装の塗装を含め、いろいろと仕上げていきたいと思います。

外装の基本塗装は、ホンダ純正の「ミラノレッド」にします。本来、この色はソリッドカラーで、上塗りクリアの必要はありませんが、仕上げをきれいにするためにクリア塗装を吹いていきます。

元の車体色は原着色の「白」ですが、前のオーナーさんが黒色に自家塗装しています。今回は赤色なので、黒色をはがしてから塗り直そうかと思いましたが、大変そうだし、パネルの割れとかも多々あるので、現着色の白色の中古品を買って、そちらを塗装していきます。ヤフオクで、程度の良い純正品中古を6500円ほどで入手できました。安価な社外品も考えましたが、取付位置がズレたり、材質が変わったりということがあるので、純正品にしました。

内外面とも、中性洗剤でしっかり油汚れを落として、表面を磨き、最終的に600番くらいで足付けします。部品が大きいので、車体に組み付けてから、最終的な塗装面の表面仕上げをします。

では古い外装を外していきます。また、今回はフロントスクリーンも程度の良い中古品を買ったので、併せて交換していきます(磨こうと思ったら失敗しましたw 純正のスクリーンはコーティングしてあるので、磨いちゃだめですね)

alt
内装を外したとこ。フロントパネルには、ウィンカー、ヘッドライト、ワイパー、ウォッシャが付いてるので、外していきます。

alt
ウィンカーは上下二か所、ヘッドライトは上下4か所で止まってます。
alt
ハイパーの外し方がわからず、しばらく苦戦してました。こんなふうにぱかっと軸部のカバーが開くなんて、知らなかったw ワイパーはナットで、リンクはスナップリングで止まっています。樹脂カバー類はラバープロテクタントで保全、錆びた金属部分は亜鉛メッキ+艶消し黒で仕上げます。

alt
外したフロントパネルの状態。こうやってみると、黒塗装は買ったときより劣化してるし、パネル裏のネジボスはめっちゃ折れてるし、、、しかもこの子、白→赤→黒に塗り直されたみたいです。黒色の裏に赤塗装が見えるので、最初は赤に塗装されたようですね。

視認性の悪いスクリーンも、今回ついでに交換しますが、外してみて分かったけど、スクリーンって、サイドミラーの付け根に1っカ所づつ、合計2か所でしか車体にネジ留めされていません。フロントパネルとの結合はありません。ゴムで挟み込むだけ、というのはありますが、あまりガチガチに締結すると、歪みでわれちゃうのかも。

alt
フロントのサブフレームに、2か所、スクリーンをゴムではさんで留める部分がありますが、ゴムを外してみるとサビがひどいw スキマに入り込んだ雨水等がたまってしまい、腐食が進んだんだと思います。よく見るとあちこちサビが進んでいるので、サブフレームを取り外して、サビ落としと再塗装をします。
alt
サブフレームには、ハーネス類を停める樹脂クリップや、ウォッシャタンクを保持するゴムブッシュとかが組み付けられてるので、外すのを忘れないようにします。

alt
サブフレーム、そしてフロントフォーク、フレームの一部もサビを磨き落として、モノタロウのシャーシブラック(水性!ここ大事)で塗装します。タンクを油性で塗ったらガビガビになったので、重ね塗りは水性が無難です。

alt
パネルからヘッドライトを外したとき、光軸調整用のスプリングがぽっきり折れましたw ネジもサビサビになっていたので新品と交換します。
alt
ブラケット類はそれほど痛んでませんでしたが、若干錆があったので、他の部品と合わせて亜鉛メッキ+黒色塗装をしました。

alt
ウインカーをみてちょっとクスってなりましたw 異常がないか見回してたら、レンズの組付けネジが錆びてて、レンズのオレンジ色と完全に同化してますw 一応磨きますw

alt
ウォッシャータンクもキレイキレイに。ホース類はカッチカチになってたので、手持ちの燃料ホースで代用します。

alt
ワイパーモーターもきれいに磨きましたので、全体が小奇麗になりました♪
早速、塗ったフロントパネルを取り付けて、塗装面を磨いていきます。最初は組付け前に塗装面を磨こうとしたんですが、パネルが大きくてふにゃふやするので、磨きにくいため、車体に取り付けてから磨くことにしました。

alt
はい、また失敗ですw 磨きすぎて、写真左のように、エッジ部が素材面出てしまいました。

冒頭で、ソリッドカラーなのにクリア塗装する理由として、塗装面を磨くときにクリア層だけを磨くようにして、ベースカラーを磨かないようにするためです。こうしておくと、磨いててベースカラーが削れ始めたらそれ以上磨かない、ということで、磨きすぎを防止しようと思ってたのですが、、、、

元々、このようなエッジ部は塗装が乗りにくいので、気を付けてたつもりだったんですが、やらかしました。再塗装はめんどくさいので、剥がれたエッジ部だけタッチアップしてごまかします。

alt
スクリーンの交換/組み付けは一苦労です。先にスクリーンをはめると、自重でぱきって割れそうだし、先にルーフとスクリーンを組むのも難しそうだし。
さてどうしたものかと考えてたら、ルーフを写真のように先に組立て、突っ張り棒で仮支えしておくことで、一人でもスクリーンの組付作業がわりと簡単にできるようになりました。

alt
もいっちょ。最初にトランクの塗装を失敗しましたが、改めて再塗装して、劣化してたフチのゴムモールも新品に交換しました。モールは全てクッション付にしようと思ったのですが、ふたが閉まらなくなるので、部分的にクッション有/無としています。

alt
ほい完成です!いやあ、塗装失敗したり、スイングユニット壊れたり、天気が悪かったりいろいろあってなかなか作業が進まなかったけど、なんとか乗れる形になりました。
こう見ると、「あれ?ピザハットスペシャルじゃね?」って思いましたが、まあしゃーないw 思った以上にこの赤黒ツートン、カッコいいですねw 目立ちますけどw

実はリアフェンダー、アンダーフェンダーが塗装待ちで外したままなんですが、フェンダーがない方が、エンジン部分の作業性とかが超絶良いので、しばらくこのままにしておきます。部品としては、フロントパネル同様、元着色「白」の予備パーツを入手してるので、ゆっくり塗装して、おいおい装着していきます。

ここまで来ると、ルーフも着色したかったなーって思いますが、いったんはこれで完成ということで。

完成車体はフォトアルバムにも投稿しているので、愛車紹介の購入時の写真と見比べてみて頂けば、大きく雰囲気が変わったのがわかるかと思います。

でわでわ~♪

Posted at 2019/04/07 20:41:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記

プロフィール

「[整備] #サンバー 122,834km:クーラント交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2871924/car/2800753/8334301/note.aspx
何シテル?   08/15 22:41
ヤマハ:ドラスタ400に乗ってますが、オフロードとバイク整備を楽しみたくて、以前から欲しかったKSRⅡを中古購入。更にジャイロ(ミニカー改造済)、ガンマ125を...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

[ヤマハ マジェスティ125] イモビチップ(なんちゃって)短絡化 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/29 12:45:24
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:32
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:20

愛車一覧

ヤマハ ドラッグスター400 ヤマハ ドラッグスター400
2013年8月に、走行距離:14,394kmで中古で買ったドラッグスター400。前のオー ...
スズキ RG125Γ スズキ RG125Γ
人生初のレーサーレプリカです。19年4月、走行距離2万kmにて入手。ほぼノーマルだけど、 ...
カワサキ KSR-II カワサキ KSR-II
2017年10月、ヤフオクにてカワサキ KSR-IIを中古入手しました。96年(B5)式 ...
ホンダ ジャイロ キャノピー ホンダ ジャイロ キャノピー
2018.09.24:ヤフオクにて購入。走行距離はメーター読みで67854km、ただし交 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation