はいどうも。小太りのおじさんです。
最近、単車や車の整備動画をよく見てますが、「エンジンコンディショナー」なるケミカルで、エンジン内のカーボンやスラッジを除去して洗浄するって動画を見かけたので、ドラスタでもやってみようとおもいまして。
というのも、以前、オイル交換したときにえらいことオイルが汚れてて、スラッジもひどかったし、吸気系も排気系もメンテしたことなかったんで、ずっと気になってまして、、、
ということで、以下の3つ、やりたいと思います。
①エアクリーナーの清掃
②キャブ清掃(エンジンコンディショナーで)
③燃焼室内の清掃(エンジンコンディショナーで)
本来、エンジンコンディショナーはエアクリーナーを外して、キャブの吸気側、もしくはスロットルバルブから吹き付けるのが正しい使い方(説明書)何ですが、プラグホールから直接シリンダー内に噴射して、洗浄効果を上げるという動画があったので、そちらもやりたいと思います。
①まずはエアクリーナの取り外しと清掃から。

車体右側のこれがエアクリーナーですが、クリーナーのカバーはネジ3本で外れます。中のフィルターを取り出して、キャブ側からエアブローします。その後、フィルターの折り返し部とかも入念に清掃します。ほんとは洗浄剤に付け込んで、フィルターそのものもしっかり洗いたかったけど、本来ウェットで洗うものではないそうなので、やめときます。そして、エンジンヘッドカバーについてるクリーナー本体を外します。見えてるボルトが二本と、タンク下に出てるノズルのホースバンドで固定されますが、もう一か所、差込クリップみたいになってるとこがあるので、注意しましょう。よく見ればわかると思います。
さて、本体はエアブローで吹いた後、パーツクリーナーで洗って吹き上げて、仕上げにラバープロテクタントを吹き付けておきます。

②さて、キャブの吸気側から吹き付けようと思ったのですが、、、、、、 うむ、これはめんどくさい。タンクを外さないと、キャブの吸気口にアクセスできないみたいなので、今回は見送り。どうせキャブは本格的にメンテしようと考えてるので(言い訳w)。
..って、あれ?まってまって。初めてこっち側からインテーク見るけどさ、、、、

ああああああああああああああああああああああああ!!!!
ビキビキやん。バリバリやん。ひび割れてますやん。
このインテークって、てっきり硬質樹脂かと思ったら、めっちゃゴムですやん。。。。。
で、指で押してみると、意外とクラックが深い!やばい!どうしよう!
はい、どうにもならないので、これ以上クラックが進まないように、ラバープロテクタントをまんべんなく吹き付けて、見なかったことにします(嘘です、速攻で部品注文しましたw)。
んじゃ、組みたてて元にもどして、、、、って、あれ?
うわあ。フィルターとの隙間を塞ぐスポンジが経たりまくってます。このまま組んでも、スキマからダスト吸い込んだりする恐れがありますよね、、、、
こんな時は!

てってれーーー♪ スキマテープ~~♪(いいのか。それでいいのか。自問自答)...メンテごとに作り直しますねw
ではカバーを組んで、終了っと。

実はこの円形カバー、角度位相があります。外周を見ると位置決めのポッチがついてるので、確認して、位置合わせします。
③さて、ここから本命。
まずはプラグを外します。外す前に、ホール周辺のダストをエアブローで吹き飛ばしてキレイにしておくのを忘れないようにしましょう。さて、車載工具からプラグレンチを出して、、、、、って、あれ。車載工具がない。
つか、中古で購入したとき、よく確認してませんでした。もともと購入時からついてなかったようです。
じゃ、買わねば、ってことでバイクパーツ屋さんへ。

ついでにプラグも買ってきました。プラグの状態が悪かったら交換します。で、ようやくプラグを外すと、、、、、 うん。悪くないですね。ちょっとカーボンついてるので、ブラシで磨いて、ギャップはスキマゲージで測定。適正値が0.7~0.8だったのですが、0.85くらい、ちょっと開き気味だったので、0.75狙いで調整します。

はい。こいつです。プラグホールから直接吹き付けるんですが、本来の仕様方法ではないので、注意点が有ります。それは、
・シリンダー内に充填状態でエンジン始動しない!!!
ということ。液体をシリンダー内に充填したまま圧縮が進むと、液体は圧縮できないので、最悪ウォーターハンマーでピストンが割れます。ダメ!絶対ダメ!
さて作業を進めます。プラグホールから吹き付けます。各シリンダー内に10秒程度吹き付けたら、軽くセルを回して、バルブにもなじませます。その後、再度吹き付けて、あふれ出てくるまで充填します。この状態で5分程度、放置します。
5分後、セルをしばらく回して、シリンダー内の薬剤を吐き出させます。このとき、プラグホールから勢いよく汚れた薬剤が飛び出すので、ウエスか何かを詰めておくといいでしょう。忘れるとおいらみたいにぶっかぶりますwwww
さて、もう一度、あふれるまで充填して、5分ほど放置。その後はしっかりセルを回して、薬剤を吐き出させます。でなくなったら、プラグホールからエアブローして、なるべく薬剤を飛ばしておきます。リキッドの状態で残ってる量が多いと、前述のとおり、ウォーターハンマー状態になりかねないので入念に。
ではプラグを戻して、パーツクリーナーで周辺部を清掃。実はこのエンジンコンディショナー、めっちゃ臭いです。アンモニア成分が入ってるので、そりゃもう、、、、
なので、しっかり洗浄を♪
そして、エンジンを恐る恐るかけて、エンジン内に残った薬剤を排出しますが、もくもくとくっさい白煙が上がるので、ご近所の迷惑にならないように、広い場所でやりましょう。
いやあ、くっさいくっさいww
最初はアイドリングが安定しないので、しばらくアクセルをあおってやる必要がありますが、ちょっと安定して来たら、走りに出かけましたw 音もうるさいし、何より白煙と臭いがひどくてw お隣さんちの冷たい視線に負けましたww
家の周りをぐるっと10分ほど走れば、白煙も収まります。臭いは完全には飛んでないけど、おそらくマフラー内に付着した分でしょうねー、まーいーやー(他人事w)。
というわけで、作業終了です。きれいにはなってると思いますが、体感できるほどは分からないですww まあ、カーボン付着は良いはずはないので、定期的にはやっていきたいと思います。
で、ちょっとおまけ。
ドラスタのプラグ、結構深い位置にあるので、市販のロングプラグレンチ買ったんですが、それでも短くて、作業しにくかったです。そこで、手持ちのショートレンチがあったので、、、、

あーら素敵!合体ロングレンチの完成です!
それではまたww
Posted at 2018/05/13 00:30:16 | |
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ドラッグスター | 日記