はいどうも。小太りのおじさんです。
通勤スペシャルとして購入したジャイロくん。色々と整備が必要なところはたくさんありますが、まずは雨の日も快適に通勤できるように、ワイドバイザーとレッグガードを増設したいと思います。
ノーマルでもキャノピーのおかげで雨通勤は快適ですが、やはり肩口とか袖とかが濡れちゃうのと、足元が泥はねで濡れるので、何とかしたいと思いまして。

いろいろ調べると、カスタムパーツ専門店とかの部品でお手頃なのがありました。さすがに中古パーツは殆どで回ってないのを見ると、まあ、消耗品なんでしょうね。両方で、ヤフオクショップ入手、2万円弱でした。上のレッグガードの方が値段が高かったです。FRPパーツだからなんでしょうかね。
さて、取付にかかります。まずはワイドバイザーから。
まずはフロントスクリーンのウェザーストリップ(縁ゴム)を外します。すると上記のように板金のクリップがいくつかカシメられているので、マイナスドライバーで丁寧に広げて外します。無理にこじるとキズが付くし、ポリカパネルも割れてしまいますので注意しましょうね。外れたらついでに掃除しましょうw コケみたいなのがこびりついてますねw

バイザーの取付説明書が付属されてますが、、、まあ、よくわかりません。劣化コピーを重ねたようで、かろうじて文字は読めますが、写真とかがぜんぜんわからん。ということで、ようつべでレビュー動画とかを探して、なんとなくつけ方を調べました。まずはルーフとスクリーンをつないでるボルトの両端を外します。ここで、ルーフ延長部とスクリーン延長部とを友締めするので、付属の長ビスに交換する必要があります。

まずはさくっとルーフ延長部を取り付けます。上述のビスを仮止めして、ルーフの形に倣わせて、ルーフ側に穴をあけていきます。この作業は一人ではちょっと難しかったので、自分がルーフ延長部を抑えながら、嫁さんにマーキングしてもらいました。6mmドリルで穴をあけていき、付属のボルトナットで組付けます。うむ、こう見るとルーフの幅が1.5倍以上になった感じですね^^
同様にして友締めの部分を起点に、スクリーン延長部を組み付けていきます。
ここで注意点ですが、スクリーンの素材はポリカ(ポリカーボネイト)で、非常に固い。加えて20年近く前のバイクなので、樹脂の劣化、脆化(もろくなる)もありますから、ドリルによる穴あけ作業で割れる可能性が高いです。
(実際、穴あけしてスクリーンを割ってしまった動画をみました)
慎重に、回転数を落としてゆっくりと穴あけしていきます。

ルーフとスクリーンの延長部をつなぐ穴が開いてますが、これまたつかないww 仕方ないので、穴をあけ直して、つなぎました。

付属のウェザーストリップを取り付けて、完了です。うん、こう見るといい感じですね。スクリーンの延長部のつなぎ目も、それほど気になりません。
引き続き、レッグガードの取付にかかります。

「白色ゲルコート仕上げ」を買ったのですが、裏側はFRP素地のままでした。FRPパーツってこんなもんですかね?エアロパーツみたいに、裏側が見えない部品なら素地のままでもいいかと思いますが、これってばっちり裏側も装着時に見えるので、裏側も仕上げてほしいもんです。とりあえず、機能優先ということで、このまま組付けます。車体の塗装の際に、併せて仕上げようかな。

こちらの組み付けは簡単。ウインカー横のプロテクタと、足元のサイドプロテクタの位置で友締めしてやります。ウインカー横は付属のボルトに組み替えます。
組付けは簡単でしたが、プロテクタの取り外しに手間取りました。特にウインカー横はドライバーネジでしたが、サビで固着してしまっていて、外すのに一苦労。普通に外したのでは舐めてしまいそうだったので、内装を外して、内側からCRCを吹き付けてしばらく放置。貫通ドライバーで叩きながらようやく外せました。こういう時はショックドライバー?が欲しくなりますねw
また、足元のプロテクターは六角のキャップボルトだったので、舐めることはなかったですが、こちらもそこそこ錆びついていて、タップを切り直しての組み付けとなりました。
古い車両はこういうチョコチョコしたメンテが必要になるので、スムーズな作業はむずかしいですねー。まあ、そこが面白いんですがねw

というわけで取付完了。車体色は前のオーナーさんの自家塗装で黒ですが、いずれ白系に塗り直そうとおもって、白のレッグガードを買いましたが、そんなに違和感ないですねー。 フェンダーの白色とも相まって、なんだがパンダカラーみたいw 嫁には「牛みたいw ホルスタインカラーやねw」と言われましてw 車体色を何色にするか決めかねてますが、このまま白黒パンダ、もしくは牛乳配達仕様にしても面白そうですねー♪
さてさて。外装を色々外したので、ついでに外装のメンテもして行きたいと思います。
まずはこれ。

メーターパネル。紫外線でカサカサになっていたので、バーナーで炙ります。表面だけさっと溶かす、ってイメージですね。左半分が加工前、右半分が加工後です。この方法は、焼きムラがどうしても出てしまいますが、表面状態が改善できます。あまりバーナーで焼きすぎると、本当に溶けてしまいますし、その前に表面が焦げてカリカリになってしまうので、慎重にゆっくりやりましょう。
次はこれ。
ルーフ支柱の中央部にある連結部のパーツです。こちらもバーナーで炙って表面を整えます。こいつはもう一作業手間をかけます。

裏側の固定ボスが折れて、部品がグラグラしていたので、ホットボンドで補修しておきます。
さて次は。フロントインナーカウル。

作業途中の写真ですが、凹凸のある部品は、凹部分が入熱しにくいため、まずは凹角を狙って炙ります。その後、区切られた面単位で炙っていきます。こう見ると、メーターパネルよりも劣化具合がはっきりわかりますね。

完成!やはり大きな部品では焼きムラがどうしても出てしまいますが、カサカサした前の状態よりは良くなりました。手触りが全然違います。内装部も塗り直す予定なので、まずはこれで良しとします。
そして今回の失敗ですが。

やってしまいました。ルーフもカサカサしてたので、直そうと思って焼いたのですが、材質がAESだったので、焼いたら白化してしまいました。。。。。 うはあ、PP以外ではこんなんなっちゃうんですね。目立たないとこでよかったけど、これからは材質を確認してからやるようにします。とりあえず、ルーフはシリコンオイルをぶっかけて塗り混んでおきます。
とりあえず外装パーツのメンテはこのくらいにして、次は駆動系のメンテに進みたいと思います。どうにもクラッチが滑ってたり、出足が鈍かったりしているので、どんな状態か見てみないと。
でわでわ~
Posted at 2018/10/16 22:38:17 | |
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ジャイロキャノピー | 日記