• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アオイ団長のブログ一覧

2019年10月26日 イイね!

サンバー(14)_クーラント交換するぞ!!!


はいどうも。成人病まっしぐらのおじさんです。

タイベル交換、オイルシール交換に引き続き、最後のクーラント交換についてまとめたいと思います。

alt
タイベル交換に合わせてウォーターポンプも交換した際、必然的にエンジン側のクーラントが抜けましたが、ドレンから抜く場合は上記の位置にあるドレンボルトにアクセスします。車体下側からのぞくと、アンダーカバーが邪魔になってます。幸い、このカバーはボルト2本で止まってるので、外してから作業すればよさそうです。

alt
ラジエータコア側のドレンは、コア下側の全面についています。フロント側をジャッキアップして、前側から潜り込んで作業します。ドレンパッキンを緩めれば、下のドレンニップルから抜けますが、完全に抜くにはラジエータキャップを外す必要があります。ホースやトレイを用意して、抜いてやりましょう。

あとは運転席側にヒーターコアのエア抜きドレンを外せば、主だった部分は抜けると思います。
alt
うへえw なんかキャップにゴミがたっぷりとw ニップル側にもなんかべっとりw
ここも掃除しておきます。

さてお次はリザーバータンクのクーラントを抜きます。
alt
バッテリー横のタンクは、バッテリートレイのブラケットに上から刺さってるだけです。バッテリーをとり外して、ターミナルとヒューズボックスをかわしたら、タンクを引き上げてブラケットから外し、そのまま中央下に押し込むように車体下側に落とし込めば、タンクを取り外せます。タンクには片栗粉のような沈殿物やゴミがたまっているので、内部もしっかり洗ってやりましょう。

サンバーには、上記のヒーターコアを含め、エア抜き個所が3か所ありますが、ペットボトルとかをつないで、LLC充填の準備をします。

alt
写真にドレンと記載してますが、エア抜きですねw

さあ、LLCを充填しますが、サンバーのエア抜きは難しいと聞いたので、専用工具を買いました。
alt
アストロの「クーラントチャージャー」です。複数種のラジエータキャップとバルブ付きのカップ(ファンネル)、エア抜きホースや延長ホースなど、付属品も充実してます。そして何と言っても便利なのが、カップにLLCを充填したまま、バルブを閉じればそのまま引き抜くことができます。あまったLLCを戻したり、一旦キャップをしめてエンジン掛けたりと、とっても便利♪

ということで、エア抜きドレンを開いたまま、LLCを充填していきます。
alt
LLCを充填していくと、まずバッテリー側からあふれます。が、でたLLCみると結構きたない。沈殿物もあって濁って見えるので、しばらくは溢れさせててもよさそうです。
次はエンジン側があふれます。こっちはすぐにきれいなLLCが出てきたので、ある程度出たらプラグでふさぎます。
最後はヒーターコア側。こっちも出てくるのは少し汚れたLLCが出てくるので、しばらく出して閉じます。

全部からあふれたら、順に閉じていきますが、エア抜きを十分するため、一カ所づつ溢れさせてエアが出ないことを確認し、それを2~3回繰り返しました。

エア抜きが難しい、と聞いていましたが、2度目にはエアが出なくなりました。大丈夫かなーと思いつつ、ラジエータキャップを閉じて、リザーバータンクにもFULL位置までLLCが出てを充填、エンジンをかけます。ヒーターをMAX、ブロアもMAXにして、ちゃんとヒーターが効くか確認します。ヒーターが効かず水温計が上がるだけなら、エア抜きが十分にできず、LLCが出てが循環していないことになるので、再度エア抜きを繰り返す必要があります。

しばらくアイドリングしたあと試運転もしましたが、ヒーターも効くし水温計の異常な上昇とかもないので、これでLLCの充填作業は完了です。

alt

走行距離:110,026km

いやあ、疲れたw 慎重に確認しながらの作業だったので、結局3日間かかりました。いろいろ勉強になりました。

今回、クーラントは完全交換ではなく、ある程度抜いての充填だったのですが、抜けたLLCは結構汚れてたので、次は早いタイミングで全交換したいと思います。

サンバーの大幅なメンテナンスはこれで一段落かなー。

それではまた!!

Posted at 2019/10/26 23:30:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | サンバー | 日記
2019年10月26日 イイね!

サンバー(13)_オイルシール交換するよ!!


はいどうも。メタボのおじさんです。

前回のタイミングベルトの交換に合わせて、クランク軸とバルブカム軸のオイルシールを交換したいと思います。

手順としては、タイミングベルトを外したあと、ベルトをかけるギアも外して行います。ベルトを外さないとできないので、タイベル交換に合わせてやった方がいいそうなので、オイル漏れがなくても交換します。

alt
クランク側です。こっちはキー溝で刺さってるだけなので、すぐ外れます。
オイルシールを抜くには専用工具もあるらしいですが、ネットで調べて、ビスをシールに打ち込んで引っ張り抜く、という方法でやろうと思いましたが、結構シールの幅が狭く、軸を傷つけたくなかったので、ピックツールで引っ張り外しました。

alt
もともと、ブレーキキャリパーのシール等を抜くために買ったのですが、オイルシールを抜くのにもよさそうです。ただし、ちょっと先端が細すぎるので、ちょっと短くして使うか、もう少し大きいサイズのものを使うようにすればいいかも。

alt
シリコングリスを新しいオイルシールに塗りこんで、押し込みます。先人たちの記録をみると、普通のグリスを使ってましたが、ゴム部品なのでシリコングリスをつかいました。こういうとこに使うグリスは、普通のリチウムグリスでもいいのかしら?あとグリスはオールシールの内面(内径軸と接触する内側面)をグリスで充填するように塗ります。

古いオイルシールは、こじった後以外は目立った劣化、キズ等はありません。もともとここからのオイル漏れはなかった感じですが、新品のシールと比べると、結構硬化が進んでいたので、やっぱ換えて良かったです。

さて次はバルブ側を交換します。

alt
こちらはギアがボルトで固定されているのですが、そのままではギアが空転するので、外したタイベルを使って外周をつかんでボルトを外します。さらに金属カバーがあるので、それもはずして、ようやくオイルシールが現れます。

こちらはクランクシールより大きいので、ビスを打ち込んで引っこ抜く方法を試してみましたが、、、、alt
見事に失敗しましたw 引っこ抜こうとしたとき、ビスがねじれてシャフトにキズがついてしまいました、、、、、 結局、この方法では抜けなかったので、クランクとおなじくピックツールでこじって引っこ抜きました。

キズが付いたのは上図の矢印付近ですが、爪先に引っかかる感じだったので、600番~1000番で磨いておきます。これがオイル漏れの原因になるか超不安でしたが、メインシールは奥側のはずなので、何とかなるとおもい、このまま作業を続けます。(後述しますが、結論としては問題なさそうです)

alt
新しいオイルシールを打ち込みましたが、キズ部分はちょうどシールリップの外側に出る形になったので、結果オーライですw

ちょっとここで改めてですが、今後、オイルシールを交換するときに役立てたいと思い、構造について勉強しました。
alt
オイルシール構造は上図のようになっており、回転するシャフトとハウジングとのシールを行うのですが、ハウジングの内側に突っ張るように嵌合し、シャフトとはダストリップとメインシールリップとで接触、スプリングが回転するシャフトにリップを押し付けるようにしながら気密を取ります。もしこのシールリップ先端部分、もしくはそこに接触するシャフト部分にキズがあると、オイル漏れを起こすので、ここには絶対キズを付けないようにしないといけません。

あと、オイルシールはハウジングとは回転せず、側面と下面(内面側)とで気密を取ります。広い面で気密を取るので、この広いシール面を完全に横切る形でキズが付かない限り、漏れることはありません。鋼材のシャフトに対して、アルミのハウジングの方が柔らかいのでキズが付きやすいですが、機能的にはハウジングの方がキズに対して強い、ということになると思います。

事前に調べた動画とかでは、「ハウジングには絶対キズつけてはいけない」というコメントを見ますが、機能的にはハウジングよりシャフトにキズを付けないようにした方が良さそうです。

じゃあ、どうやってオイルシールを抜くか?

alt

今回、ピックツールでこじってオイルシールを抜きましたが、結論としてはこの方法が一番いいように思います。金属リングはハウジングの沿うように入っているので、上図のように、シャフト側からフック状のものを差込み、金属リングの外周角を内側から狙ってひっかければ、ハウジングを傷つけることなく引っこ抜けると思います。

最初からちゃんと調べておけばよかった、、、、

まあ、そうそうオイルシールを交換することはないとは思いますが、サンバーに限らず、バイクにも使えますので、専用工具を作ってみたいと思います。

あとは抜いたクーラントを補充して、一連の作業は終わりですが、それは次回まとめます。

でわでわ!

Posted at 2019/10/26 21:39:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー | 日記

プロフィール

「[整備] #タント 84,845km:オイル/フィルタ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2871924/car/2666672/8186075/note.aspx
何シテル?   04/12 23:11
ヤマハ:ドラスタ400に乗ってますが、オフロードとバイク整備を楽しみたくて、以前から欲しかったKSRⅡを中古購入。更にジャイロ(ミニカー改造済)、ガンマ125を...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/10 >>

  12345
67891011 12
131415161718 19
202122 232425 26
2728293031  

リンク・クリップ

[ヤマハ マジェスティ125] イモビチップ(なんちゃって)短絡化 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/29 12:45:24
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:32
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:20

愛車一覧

ヤマハ ドラッグスター400 ヤマハ ドラッグスター400
2013年8月に、走行距離:14,394kmで中古で買ったドラッグスター400。前のオー ...
スズキ RG125Γ スズキ RG125Γ
人生初のレーサーレプリカです。19年4月、走行距離2万kmにて入手。ほぼノーマルだけど、 ...
カワサキ KSR-II カワサキ KSR-II
2017年10月、ヤフオクにてカワサキ KSR-IIを中古入手しました。96年(B5)式 ...
ホンダ ジャイロ キャノピー ホンダ ジャイロ キャノピー
2018.09.24:ヤフオクにて購入。走行距離はメーター読みで67854km、ただし交 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation