ちょりっす。週末の庭の草むしりで腰が痛いおじさんです。
メインステップ、スイングアーム、ヘッドライトステー、この3つと周辺部品について面てします。
まずはメインステップから。転倒によるステップの曲りがあったので何とか修正しようとしたのですが、固すぎて不可能、交換することにしました。

変形のないものを入手できたのですが、なんかちょっと違います。

ブレーキペダルのストッパ形状が違いました。違うだけならいいのですが、たぶん、ペダルのイニシャル位置も変わってしまう恐れがあります。実際にペダルを付けて確認が必要ですね。最悪、加工しなきゃいけないかも。
さ、スイングアームに取り掛かります。取り外してピポットをメンテしたいのですが、、、、、

ブッシュとスイングアームの間がサビで固着して、叩いてもびくともしません。ブッシュは国内で新品が入手可能なので、ブッシュを無傷で抜くのはあきらめて、破壊して外すことにします。

まずはフランジ部を破壊して、上図のように樹脂ブッシュを4か所切り込みを入れて内側に剥がす様に叩いて外します。

金鋸でギコギコ切り込みをいれて、叩くための治具を作ります。ピポットに入るサイズのSUS管を斜めにカットして、鋭利に削ります。その後、焼き入れをしてなるべく硬度を上げておきます。あとはひたすら叩いて、樹脂ブッシュを剥がしていきます。
何とかブッシュを外せたら案の定、錆びまみれなので磨きます。
事前に準備してた新品の樹脂ブッシュをあてがいながら、スムーズに圧入できるようになるまで内面を磨こうと思ったのですが、磨くというよりグリグリ削る必要があったので、電動工具で削ります。
さて、ピポット部の内側に組まれてるオイルシールですが、

酷い状態です。できれば再利用できたらと思いましたが、サビで浸食、変形してるので、新品交換します。

オイルシールとブッシュです。普通にモノタロウで購入できます。

スイングアーム本体もサビ取りして転換剤をタッチアップ、黒色塗装します。

ブッシュをはめ込み、オイルシールを組み込みます。オイルシールは押し込みすぎると奥まで入ってしまうので、端面で止まるようにします。ブッシュとオイルシールの間にはグリスで満たしておきます。

あとはチェーンスライダを忘れずにつけて、フレームに組み込みます。YBRはスイングアームとタンデムステップが共締めになっているので、組むのもバラすのもめんどくさいのですねw 動作確認はバッチリで、すいすいスイングします。

先に完了してたリアタイヤを組み、ブレーキのテンションバーを組みます。テンションバーは割ピンでの抜け止めがされてましたが、外す時に破損しちゃったのと、メンテのしやすさからRピンに変更しました。

この部品だけSUSの削り出し部品みたいだけど、たぶん純正品ではないみたい。たぶん、センタースタンドを跳ね上げた時のストッパになってる様子です。

ブレーキペダルを組んだのですが、リターンスプリングを間違えて組んでしまいました。

正しいセット状態がこちら。フレームの穴にスプリングの端末をセットして、コの字型のフック形状の方をブレーキペダルに下側にひっかけるようにセットします。これで正しくセットできたのですが、前述のとおりペダルのセット高さが変わってしまいました。一応、ブレーキはちゃんと使えますが、すこし深く踏み込むようになるので何とか改善しないと。

ブレーキスイッチを組付けます。ゴムカバーが劣化して割れているので、交換します。中古品を探しましたが、新品とあまり値段が変わらないので新品に交換しました。記述は省略しましたが、チェーンも貼って、とりあえずこれでスイングアーム周りは完了です。ちなみにブレーキペダルの固定ボルトは、タンデムステップステーと共締めになってるので、スイングアーム同様、メンテしにくいことこの上ないですねw
最後、ヘッドライトステーにかかります。
こうやってみると捻じれてますね、、、 なんどか転倒してるみたいなので、まあ、こうなりますよね。目視で出来るだけ矯正します。

外観はピカールで磨きました。写真だとあまり変わってないようにみえるけど、割とキレイになってます。

裏面が結構錆びてたので、磨いて転換剤を塗って処理します。ちょっと見た目はアレですが、まあ、目立たないのでこれで良しとします。
ふう、スイングアームが思いのほか手間がかかりましたが、何とかなってよかったです。それにしてもタンデムステップステーとスイングアームやブレーキペダルが共締めになってるとは、ほんと、勘弁してほしいっすわw
さてさて、次もがんばりますよ!
でわでわ!
Posted at 2021/09/12 00:21:49 | |
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YBR125 | 日記