はいどうも。チョイノリおじさんです。
前回までにほぼ全バラできましたので、メンテしながら組み上げていきますよ。
まず初めに。作業や構造、注意点などの情報について、先人たちの知恵をお借りしました。
特に"はちまる"様の運営しているファンサイトには、たくさんの情報があってお世話になりましたのでご紹介します。
<はちまる様:チョイノリ ファンサイト>
おいらは忘備録として記事を残していますが、はちまる様のサイトの方がもっと情報量があって参考になりますので、これからチョイノリの整備をしようと思っている方、ぜひ訪問してみてください。(言わなくても検索で上位にヒットしますけどw)

とりあえずキャブから。キャブはエアクリーナの内側からボルトアップされていて、インマニごと取り外す必要があります。なかなかめんどくさい。まずは全部分解して、ジェット類を掃除します。購入時にはキャブからオーバーフローしていたので、フロートバルブがあやしい。ということで交換したいのですが、赤丸のニップル部とバルブがセットで交換部品がでているので、交換しておきます。

・交換部品:スズキ:13370-22G10:バルブAssyニードル・パイロットスクリュー:全閉めから2.5と1/8戻し。
このバルブがサブAssy で出るのはうれしいですね。やっぱり純正って素晴らしい。他はホース類が結構劣化していたので、すべて新品交換します。

エアクリーナーは、、、うえあ。ボロボロっすね。絶対、砕けたフィルタが吸い込まれてますよね、、、純正のフィルタはそんなに高くありませんが、手持ちの汎用フィルタがあったので、切り出して交換します。
・交換部品:エアクリーナフィルタ(汎用)

外装品です。テールランプベースとフロア部。紫外線劣化がひどく、完全に変色してます。幸い、脆化してヒビ割れまでには至っていないので、ヒートガンで表面を整えていきます。写真の他にても、バッテリーケースやリアフェンダー、フロントバスケットも同様に仕上げます。基本的には原状復帰させたいので、樹脂パーツ類で原着色のものは塗装はせず、そのまま使用します。幸い、フロントパネルは劣化がなく、非常にキレイでした。

燃料タンクは内面はきれいでしたが、表面はいろいろ浮きサビが出ていたので、磨き、サビ転換剤の塗布、黒色塗装していきます。
・黒色塗装:トヨタブラック202

フューエルコック。特に異常はなさそう。フィルタの根っこ部いろいろゴミがとどまっていたので清掃します。おいらのチョイノリは後期型で、負圧コック一体となっているタイプです。負圧コックはあまり分解しちゃダメらしいのですが、バラシてメンテした後に知りました。。。。写真に写っている目の字パッキンは部品が出ますが、再利用します。しかし、切り替え部のパッキンが痛んでいたので交換します。

・交換部品:ヤマハ:3AC-24523-00:バルブパッキン・交換部品:ヤマハ:3AJ-24534-01:コックシール
スズキの純正部品としては交換部品が出ませんが、なんと、ヤマハの純正部品が使えるようです。先人たちに感謝♪

燃料キャップはサビサビだったので磨きました。塗装しようと思ったのですが、かなりピカピカになったので、このままにします。メッキ仕様みたいw

問題がキャップの中身。タンクとのシールリングはカピカピ、内部のパッキンもバリバリでした。燃料キャップはAssy単位でしか部品が供給されないのですが、、、、新品は高い。ということで、板ゴムから切り出して自作します。タンクのシールリングはt1.0、内部パッキンはt0.5から、現品を重ねて型取りして慎重に切り出します。

ホイールも浮き錆がいろいろ出てたので、磨いてサビ転換剤を塗布、黒塗装します。ちょっと写真を撮り忘れましたが、ベアリングがガチガチで回りにくかったので、少しプーラーで引っ張って、スムーズに回るように調整、古いグリスとふき取って新しいグリスを充填します。あと、シールリングはベアリングを引っ張るのに外したので、そのまま交換します。
・交換部品:スズキ:54841-32G00:ハブベアリングダストシール×2
←パーツリスト旧番号:09285-16002
・交換部品:スズキ:09285-34002:フロントハブオイルシール
←パーツリスト旧番号:54267-22G00

さてタイヤを組み付けますよ。元のタイヤは溝は残っているものの、ひび割れとかも多数あったので交換します。
・交換部品:knightstone 80/90-10 ×2
・交換部品:タイヤバルブ ×2
それにしても、スクーターのタイヤって安いですね。ドラスタが1万円位したのに、これは1600円/本くらい。まあ小さいから材料費もそうですが、1600円くらいなら頻繁に交換しても苦になりませんね。
あと、10inchのタイヤなので着脱が難しいかと思ったら、タイヤ自体が柔らかいので、KSR2の12inchよりラクでした。
フレーム類もサビ落としと塗装をします。

メインフレーム、ハンドル、フロントフォーク、サブフレーム類、あと前後ドラムのハブ(こっちは艶シルバー塗装)も。
写真撮り忘れましたが、フロントフォーク、サビ落とししてグリスアップ、再組立てします。内嵌めのEクリップがちょっと着脱しにくいですが、ダンパー機能のないフォークなのでそこまで難しくないですが、問題が。

これ。ダストブーツですが単品供給されてないんですよね。サブAssy状態でしか出ないので、代替品がないか探しますが。。。。先人たちの情報でモンキーの物が使えるそうです。
<おっちゃんさんのブログ>
ちょっと軸方向の寸法差があるので、加工する必要がありますが、Assy交換よりは安いので。これでだめだったら、Assy交換に踏み切ります。(5500円くらいするからね、、、)
・交換部品:ホンダ:51503-165-003:FFダストシール ×2

シートですが、、、左:元のシートはクッションまでガビガビになってて、ちょっと修復は難しそう。表皮が割れたままテープ補修だけだったみたいなので、クッションまで劣化したみたいです。全部削ってしまえばいいのでしょうが、リアショックのないチョイノリのシートを薄くするのはやりたくないっすね。ということでヤフオクで安いシートを購入。表皮を張りなおします。替えの表皮は元のシートにかぶせるように使ってたみたいで、それを張りなおします。
・交換部品:シートクッション:ヤフオク
・交換部品:シート表皮(購入時車体付属品)

ちょっと擦れてましたが、シリコンオイルを塗りこんでやれば新品同様ですね。イイ感じです。ゴムのパッドがちょっとカピてますが、まあ大丈夫そう。こちらも掃除してシリコンアップします。
とりあえず車体間関係はこの辺で。次はエンジン関係のメンテをまとめます。
でわでわ!
Posted at 2022/11/24 23:14:24 | |
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