はいどうも。ちょっとスリムになったおじさんです。
田んぼ転落事件の後、修理をいろいろ行ったのですが、ちょっと忙しくてブログにまとめずに放置してました。忘れないうちにまとめたいと思います。
まずは外装から。
破損したトップケースは撤去、サイドバックのサポート(という名の100均ネット)
も新しくつけ直します。小さかったのと、全体的に歪んでいたので。
とりあえずバッグの取付完了。続いてトップケースを取り付けます。
トップケースはヤフオクで同型(ホンダ:フュージョンのトップケース)を購入。安いのを買ったので、ちょっと作りがいまいちでしたが、そのうちタンクと一緒に塗装したいと思います。もともと、ベースとなるキャリアは専用ではないため、トップケースを無理やりつけてたのですが、正直、いまいちでした。全体的な剛性が足りて無くて、ぽやぽやした感じ。走行中にブルブル振動するのがずっと気になってました。
そこで、フラットバーを補強として追加し、挟み込みました。これで結構剛性が上がりました。
中身です。従来は中央の4か所だけでしたが、外側に更に4か所、固定ポイントを増やしてます。んで、ボルトの頭が出るのがちょっと嫌だったので、キャップを被せてます。最終的には、クッションを敷いてなるべく凸凹をなくすようにしたいです。
さて次は、ちょっと深刻な状態。
一旦修理が完了して普通に通勤してたんですが、急にシフトペダルの戻りが悪くなって、シフトチェンジが非常にやりにくくなってしまいました。最悪、シャフトが曲がってしまったのかとビビりましたが、事故ってから1週間以上経ってからの症状なので、それもちょっと考えにくい。前にステータコイルの交換もしましたが、それはさらに3か月くらい前のこと。原因がわからん。
と、ここで異常に気付く。
なんと、オイルシールが飛び出してます。これが引っかかっていたのか?とりあえず外して見ますが、、、
シールが飛び出してるシャフトの位置って、カバーを貫通してますが、実際にはエンジンオイルとは接触せず、内圧がかかる構造ではありません。なのになんで飛び出したのか。。。?? とりあえず、押しこんでみますが、押し戻されます。おかしい。
最悪なのは、オイルシールを外して見ても、シフトペダルの引っ掛かりは解消しませんでした。ヤバい。いろいろ調べましたが、考えられるのはシフトのリターンスプリングの破損です。やっぱりカバー開けて確認しないとダメですね。オイル交換したばかりなのになあ。。。
うだうだ言わずにカバーを開けます。スプリングの折れだと、シャフトを抜かなければいけないので、左右とも外す必要があります。
右側は初めて開けますが、エアパイプが邪魔なので外します。結構くすんで汚れてたので、ついでに磨きます。
リターンスプリングはクラッチハウジングの裏にあるので、クラッチを外していきます。クラッチスプリングを外して、クラッチプレート、フリクションプレートを外していきます。後で気が付きましたが、ハウジングごと外してしまえばよかったですね。真ん中にロックワッシャがあるので、カシメ部を起こして、大きいナットをインパクトを使って外します。ここ、組付けトルクが決まってるので、トルクレンチが必要です。
ほい、クラッチハウジングを外しました。うーん、汚れてますね。なるべく拭き取っておきます。そして肝心のリターンスプリングですが、見る限り、折れや変形などの異常はありません。むう。何が原因なのか。
とりあえず左のカバーも外して見ます。
うーん、シャフトに固着の跡があります。拭っても取れないくらい頑固に。カバー側にも同じような跡があります。原因が良くわからないので、シャフトも抜いてみます。
恐る恐る抜いてみます。結構、抵抗感があったので、シャフト曲りの不安がMAXに。抜いたあと、眺めたり、平板の上で転がしてみたり、くるくる回して見たり。多分シャフト曲りは無さそうなので、安心感MAX!よかったー。
となると、ますます原因がわからん。もしかしたら、落ちた衝撃で、シャフトじゃなくてエンジン側の方が微妙に曲がったのかも?! もうそうなると打てる手がないので、前に買った中古のエンジンに乗せ換えるしかないですが、エンジンい直接衝撃がかかったわけではないので、ちょっとそれも可能性としては低いのかも。
まあ、考えても結論が出ないので、汚れてるシャフトを磨いて、いったん組んでみます。するとどうでしょう!
キレイに磨いて組み付けるとすんなりシャフトが通って、リターンスプリングが効くようになりました!
結局、原因は良くわかりませんが、シャフトのオイル固着?が直接の原因だったのかもしれません。
ということで、部品を組み戻していきます。
外したついでに、クラッチプレートとフリクションプレートをチェック。摩耗や変形は見られず、問題は無さそう。ちょっとだけ
磨いて綺麗にします。
クラッチハウジングを組み付けて、プレート類を取り付けていきますが、ちょっと疑問が。サービスマニュアルでは、ハウジングのマーキング部分(赤丸)のスリットに、フリクションプレートの 2溝部分を合わせる、ってなってたんだけど、分解したときはバラバラだったのよね。メーカーでの組立時にバラバラだったのか、前のオーナーさんがメンテしたときにそうしたのか。
真相は分かりませんが、マニュアル通りに組付けます。ガスケット部をきれいに掃除して、新しいガスケットを組み込み、カバーを取り付けます。一通り完了したときに身の毛もよだつ恐怖が!!!
なんじゃこりゃああああ!!! 部品が余りました♪
いやマジでなにこれ?外した部品はなくさないように、全てトレイに入れてたのですが、気が付くとワッシャが一つ。怖くなってもう一度カバー開けてクラッチ外して見ましたが、そもそもサービスマニュアルを確認しても、スプリングワッシャを組み込む部品がありません。
ということで、見なかったことにしますw
あとはついでにオイルフィルターを交換して、エンジンオイルを入れて、完了です。
実際には途中で外したエアパイプとエアカットパイプもメンテしてますので、それはまた後日、まとめたいと思います。
それではまた!!
Posted at 2020/03/08 00:07:10 | |
トラックバック(0) |
ドラッグスター | 日記