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アオイ団長のブログ一覧

2022年12月29日 イイね!

ジャイロキャノピー(29)_混合燃料化、その後。


はいどうも。快適すぎて通勤にジャイロが欠かせないおじさんです。

分離給油をやめ、混合燃料仕様化して約3週間。300kmほど走行したので、エンジンの様子を見てみます。

■走行距離:69,528km (混合燃料仕様にして約300km走行)

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まず外観から。マフラー端部、接続部からのオイルだれが目立ちます。以前の分離給油時にはここまでオイルだれがなかったので、分離給油で混合燃料費が濃い目になった弊害でしょうね。。。 マフラやエキパイの中が気になります。

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エンジン前方。エキパイの排ガス対策用の分岐部を溶接でふさいだところ、排気漏れとかはなさそうです。また心配していた、オイルポンプを外したあとのメクラ栓部も、オイルのにじみとか漏れとかも無さそうでした。一安心。

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プラグ周りはちょっとぺたぺたしてます。プラグホールから外へのオイル滲みとかはないものの、ネジ部がぺたぺたしてて、ちょっと粘っこい感じがします。

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排気ポート、中間部の様子。特にウェットな感じはありませんね。

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気になるシリンダ部。写真ではわかりにくいですが、シリンダ内部のダメージとかはなさそう。一次圧縮側含め、全体的にオイリーな感じです。ヘッド部もちょっとペタついてますが、それ以上に黒く汚れているのが気になりますね、、、

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ピストンの状態。リングの固着等はないものの、上面が割と真っ黒。ここって混合燃料化したときにきれいに磨いたのですが、300km走行程度でこんなに黒くなるものかな?

混合比設定は50:1にしていますが、純正分離給油時は75:1とのことなので、少し薄めにしてみます。マフラ端部の滲みも含め、ちょっと全体的にオイリーなので、純正に近い混合比で少し運用してみます。

今までは、100㏄のオイルを入れて、5L給油するようにしていましたが、75:1だと100ccのオイルに対し、ガソリン7.5Lになります。ジャイロのタンクが満タン給油で7.2Lなので、今まで通り100ccオイルを入れて5L以上の満タン給油すれば、必然的に50:1以下、一番薄い状態でも72:1より薄くなることはないので安心です。

ただし、今までより薄めになるため、また300kmほど走ったらエンジン開いてピストンとシリンダの状態を確認してみます。

あと、300kmほど乗ってみた感想ですが、当初の乗り味を維持しています。出足が非常に良くなったのですが、30~40km/hでもたついて、そのあとはずるーっと50km/hまで伸びて、調子のいい時は60km/hまで伸びます。できればもうちょっとスムーズに伸びてくれたら、幹線道路でも遅れずに車の流れに乗って走れるので、今度は燃調とウェイトローラ関係で設定してみたいと思います。

最後にちょっと小ネタ。
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グリップを交換しました。ソフトグリップが好きで安価なグリップと交換しましたが、4年ほどで完全にヘタってしまいました。先日、チョイノリ用にも買ったソフトグリップと同じやつを購入、交換しました。


できればマロッシとか組んでボアアップしたいですが、排気量上げちゃうとミニカー登録を原付二種に変える必要があるし、そうなるとヘルメット不要とかのメリットもなくなるからなあ、、、、、

もうしばらくは50ccで頑張ってみます!!

でわまた!

Posted at 2022/12/29 23:18:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2022年12月25日 イイね!

ドラッグスター(25)_リアホイール回りメンテ

はいどうも。年末太りし始めたおじさんです。

ドラスタ、最近調子わるいというか、走行中に変な振動が出てるのに気が付きました。最初は「あれ?」って違和感程度だったんですが、気が付くと気になって、、、 最初はハンドルに感じる振動だったので、フロントフォーク周りかと思い、それもあってオーバーホールしたのですが、症状は変わらず。

注意して乗っていると、特定の速度域で振動しているのがわかりました。40~50km/hあたりで振動がでて、低速、高速域では発生しません。ということは共振してるってことですよね?

どちらにしてもエンジンの回転数ではなく、速度域で出てるってことは、エンジン/ミッション以降の駆動系に発生原因がありそうなので、今回、リアタイヤ回りを確認してみます。怪しいのはベアリングですが、以前にタイヤ交換した際にも確認したんですけどねえ。。。

早速作業場に持ち込んで、ジャッキアップ、リア側を上げてエンジン欠けてみましたが、ドラスタってリアタイヤでスピードみてるんですねww スピードメーターが作動しててびっくりしました。とりあえずそのまま30~40km/hくらい回してみましたが、変な共鳴/振動は再現されず。。。 あれ?
とりあえずバラそっか。
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ドラスタはシャフトドライブなので、リアタイヤを外すのはちょっと面倒。シャフトはリアタイヤのデフにリンクしてて、エンジン側にはスプラインで刺さっているだけなので、デフ/ホイール/ドラムブレーキごと、ごっそりと後ろに引き抜く必要があります。テールランプフェンダーを取り外すのですが、実はこれ、タイヤ側から3か所(ナット)、テールランプ側から2か所(ボルト)、締結されて、タイヤ側からは目視できないので外すのがめんどくさいです。

ごっそり取り外して、ホイールを確認します。が、一番怪しいベアリングは特に異常なし。速攻で当てが外れて途方にくれます。

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とりあえず、エンジン側のドライブシャフトブーツが痛んでたので交換します。
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ブーツといいつつ、シャフトとスカスカな関係だったので、のびてるのかなーとおもって新品見たら、新品もスカスカでやんのww あまりダストシールする必要ないのかな?
・交換部品:ヤマハ:4VR-22184-00:ブッシュ

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シャフト側のユニバーサルジョイント。このスプラインにシャフトがぶっ刺さって駆動を伝達します。写真は結構掃除した後なのできれいですが、かなりドロドロでした。
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装着状態。周辺部も掃除しましたが、ここって化粧カバーでかくれちゃうんですよねw

ついでに手の届くところで、ホイール、ブレーキ周り、とかも掃除しました。
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ブレーキパッドの残量は3mmほど。新品は4mm、許容範囲は2mm以上なので、全然大丈夫ですね。

さて、元通り組み上げてジャッキアップ状態でも一回エンジン回してみましたが、、、やっぱり変な共振/振動は再現されず。

出んもんはしゃーない。そのまま作業場から出して、後日試走してみます。こういう原因がわからない不具合って、ちょっとしんどいなあ。

年末休みの内にもう一回確認してみますかねー。

でわまた!!


■追記
 しばらく試走、通勤に使ってみましたが、嘘のように40~50km/hでの振動がなくなりました。注意深くしていると、40km/hくらいでちょっと共振みたいなのがありますが、「元に戻った」って感じです。
 具体的な対策や修理とかしてないので、リアタイヤ周りの分解/再組立で治った?って状態なので、ちょっと気持ち悪い。
 そもそも特に変化点がないまま、「共振」が出始めたので、原因がわからないと再発する可能性が大きいですよね。。。。

 まあ仕方ないのでこのまましばらく様子を見ます。考えてみれば、2000年か2001年生産のバイクなので、今年で22年以上。頑張って走ってくれていますが、なかなかのおじいちゃんなので仕方ないのかも。

 こまめにメンテして大事に乗っていきます♪

Posted at 2022/12/25 21:12:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドラッグスター | 日記
2022年12月14日 イイね!

ジャイロキャノピー(28)_エンジン不調の原因は?


はいどうも。ジャイロが直ってうれしいおじさんです。

結論からいうと、ようやく直って絶好調?になりました。さて何が原因だったのか、、、、

前回、分離給油をやめ、混合燃料仕様にして不要部品をとっぱらったものの、なぜかアイドリング不安定、絶不調になりました。

確認すべきは、燃調、圧縮、点火、の3つ。燃調は変わってないので、圧縮を調べます。

クリーニングも兼ねて、腰上を分解します。こういう時、2stは構造が簡単でほんと便利。とりあえずヘッド開けて、シリンダー外します。
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うーん、前に分解したときはそこまで深い傷はなかったとおもったのに、、、触ってわかるくらい、深い縦キズがあります。
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縦キズは、排気ポートの右側、反対側に2本。えぐいっすなー。
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どうしよう。こんなんでちゃんと圧縮出せるのかな?これが原因なのかも。
ピストン側はどうなってるかなというと、、、

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トップリングのEX側が軽く固着してました。というか、EX側がえらいこと真っ黒になってました。こういうもんかな?写真は掃除した後の状態ですが、ほんと真っ黒でした。
こうしてみてると、シリンダーの2本の縦キズって、2つのリングの切れ目に相当しますね。前回腰上をばらした時、ピストンリングの変形があったようにみえたので、2つとも新品に交換したんですよね。もしかしたら、あたりが悪くて縦キズが深くなったのかしら。
一通り清掃して再組立し、圧縮を見てみます。(先に見ればよかったw)
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バッテリが死んでるので、鬼キックで測ってみると、、、900kPa。あれ?わるくないじゃんね。いろいろしらべたけど、これって普通見たい。シリンダのヤバめの傷も、原因ではなかったみたい。

はて。じゃあ点火か?

火花が飛ぶか見たらちゃんと飛んでた。イグニッションコイルとか、そんな壊れるもんじゃないよなーとか思いながらも、試しにヤフオクで中古のイグニッションを入手し、どうなるか交換してみると、、、、

おお?!一発でエンジンかかって、アイドリングも安定してるぞ?!

原因はイグニッションコイルの可能性大。ということで、交換部品をしらべてると、モンキー用の互換品が使えるらしいとの情報が。それにしようかなーと思ってたら、先人たちのブログで、

「エンジン不調の原因はジャイロのプラグキャップ破損」との文字が。

まてまて、それは盲点だぞ。キャップが原因だとしたら、イグニッションコイルまで買う必要ないし、まずはキャップとコード変えてみることに。

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すぐにも試してみたくて、チョイノリを飛ばして最寄りのNAPSへ!NGKのL型キャップとプラグコードを買いました。キャップには、ターミナル式とねじ式とがありますが、ジャイロはねじ式です。あと、バイク用かどうかとかもありますが、バイク屋さんにあるから、まあそれは大丈夫だろとおもって買いました。キャップにはプラグコード付きの物もありますが、プラグコードは絶対赤色にしたかったので、別々に買うことに。(セットの方が安いんだけどね、、、)

コードは基本的にねじ込んでるだけなので、左に回しながら引きぬいて分解します。

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おいおいまじかよ。ゴムカバーを外すと、キャップが破損してました。さらに中を見ると、プラグのコネクタ部まで破損が。 どうやったらこんなとこが壊れるんだwww
つか、今までこれでよく走ってたもんです。絶対これが原因ですわ。

新しいコードを純正コードよりちょっと長めに切って、組み立てます。抜け止めにゴム系の接着剤で固定します。

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ほい。取り付けました。
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うーん、やっぱり赤は良い!これだけで30%の出力アップします!

さてついでにもう一つ小ネタを。
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フロアマット付けました。オートバックスで買った車用のマットを、ジャイロに合わせてカットして敷きました。ズレ止めとして、カゴ下のあたりに2か所、ビス止めしています。足載せたり物載せたりするとき、プラ外装のままだと、じゃりじゃりして気持ち悪かったんですよね。ゴムマットのおかげで、イイ感じになりました。

さて、実走ですが。

...すこぶるいい。前日の絶不調が嘘のように安定したアイドリングと出足。特に出足は体感できるくらい低速のトルク感が太くなっています。30km/hまでぐいぐいでて、そこから少し谷がありますが、するーっと加速します。腰上のメンテもしましたが、混合燃料化でここまで効果が得られるとは思いませんでした。
最高速度は55km/hくらいで、ちょっと伸びた程度ですが、明らかにトルク感が増して、街乗りのストレスが軽減されます。なんどか給油したら、も一度腰上ばらして、ピストンとシリンダーの状態を確認しようと思いますが、完全復活ですね。

というわけで、エンジン回りもスッキリしてパワーアップしたジャイロ君、いったんメンテは完了して、トラブル続きのYBRのメンテに入りたいと思います。


それではまた!

Posted at 2022/12/14 22:23:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2022年12月13日 イイね!

ジャイロキャノピー(27)_俺は分離給油をやめるぞォォォォ!ジョジョォォォォ!!


はいどうも。最近トラブル続きのおじさんです。

以前からずっと考えていたのですが、ジャイロ君、分離給油をやめて混合燃料仕様にしたいと思います。前にオイルポンプのシールリング劣化で、クランク室にオイルが溜まって超絶不調になったことがったのですが、すったもんだで直せたものの、再発防止策としてオイルラインのボールバルブ追加したりとかしました。

そのころから「いっそ分離給油にするかなあ、、、」と考えてたものの、イマイチ踏ん切りがつかなかったのですが。。。。。
ジャイロ君がここんとこ調子が悪かったので、整備ふまえてやることにしました。

さて進め方ですが。
・キャブ掃除と各種整備。
・オイルポンプ、オイルライン、ワイヤの取り外し。
・オイルポンプのメクラ栓部品の入手と固定ブラケットの製作。
・混合燃料の準備とオイルの常備。

ということでまずは点検整備から。

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よく見るとキャブ周りがオイルでベトベトになってました。内外掃除しますが、改めてフロート室のパッキンを見てみると、、、 あれ?これ、液ガスが塗られてね?

レストア動画とかみてると、「キャブフロートパッキンに液ガスはご法度」とのこと。まあ考えればわかるよね。千切れた液ガスの断片がジェット類に詰まる可能性があるので、きれいに除去します。ジェット類も掃除。

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エアクリーナ側もベトベト。。。。なんでこっち側にオイルが??掃除掃除。

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キャブのオイルラインをメクラ栓でふさぎます。また、後期型のTA02は、排ガス規制対策としていろいろ追加された部品がありますが、エアクリーナボックスとキャブが直接つながっているラインがあります。機能はよくわかりませんが、マフラ交換の際に触媒無しの純正互換品に交換してるので、排ガス規制対策関係の部品はこの際全部外します。キャブ側はオイルラインと同様にメクラ処理し、エアクリ側は強粘着テープでふさぎます。
ちなみにメクラ処理は、サイズの合う適当なホース端部を火であぶってペンチでカシメ溶着し、適当なサイズに切って取り付けます。焦げないように注意。

さて、オイルポンプと周辺部品を外していくよ。

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まずはオイルポンプにつながるラインを外します。オイルタンクは先に外しておいた方がいいですね。ワイヤも外します。
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オイルポンプはセルモーターの近くにあるボルト1本で止まってますので、外して引っこ抜きます。オイルポンプがないと、エキパイ回りがすっきりしますね。

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オイルラインは完全に外しますが、燃料ホースも劣化が酷いので新調します。燃料ラインの一部は金属パイプを使って固定するので、写真の部分を完全に取り外してしまいます。ワイヤはハンドルの下、内装パネルを外すとアクセルワイヤから分岐しているコネクタがあるので、ここからオイルワイヤを外します。ちょっと硬かったぞw

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燃料ホース、純正はちょっと太いようで、おそらく内径7mm。手持ちのホースが6mmだったので、無理かなーと思いつつ、試しにつけたら割とすんなりつきました。ブレーキ、アクセルワイヤのラインに沿って、固定クリップに一緒に束ねちゃいます。

さて、外すもん外したので、付けるもん付けます。
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ヤフオクとかでは取付ブラケットと一体の製品もありますが、5000円以上するので見送り。KN企画から販売されているメクラ栓を買いました。2000円+送料くらい。ただこれ、上側にM8のネジ穴はありますが、抜け止めになるブラケットがないので自作する必要があります。
とりあえず組み付けて見たのですが、、、、alt
お判り頂けただろうか。Oリングの嵌め合いが硬かったので、グリス塗ってゴムハンマーで叩き入れたら、、、相手の段差部がシャープエッジになってて、Oリングがキレイに千切れてしまいました。だめだこりゃ。
ということで、ちょうどいいサイズのOリングを探しました。

・購入部品:KN企画:ジャイロ用メクラ栓
・購入部品:NOK:①線径1.5×内径17.5×外径20.5(モノタロウ:09511853)
 →ちょっと緩め。漏れないけど、きつめにしたいならこちら。
  →NOK:②線径1.8×内径16.0×外径19.6

①だとちょっと緩めに感じましたが、漏れることはありませんでした。ちょっときつめにしたい人は、②のサイズでもいいと思いますが、相手のエンジン側の挿入部段差を少し紙やすりで面取りした方がいいです。

では固定用ブラケット作りますよ。
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フラットバーかアングルか、端材を使って現物合わせで作りました。試しにどのくらいの内圧がかかるか、指で押さえてクランキングしてみましたが、1次圧縮がモロにかかるので、それなりの強度が必要です。面倒なのは、もともとのオイルポンプの取付ネジ位置を使うと、ネジの向きとポンプの向きが捻じれてるんですよね。。。。
何度もエンジンにあてがいながら、微調整します。
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何とかイイ感じでピッタリ沿わせることができました。メクラ栓との締結穴は、寸法取りしながら位置決めして開けます。

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メクラ栓は周り止めができないので、先に固定ブラケットと締結する必要があります。
軸方向に少し入り込む位置になるので、ワッシャを挟んでブラケットと締結、エンジンに取り付けます。もうこれだけですごくスッキリしていいですね~。もともとジャイロのエンジン、特に後期型はごちゃごちゃしすぎてるし、整備性も最悪なんで、これで整備性も向上しますね。

さてここまで来たらもう一つ。
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エキパイです。後期型は排ガスの一部を吸気側に戻すラインがあるのですが、前述のとおり前期仕様に戻してるので、エキパイの分岐ラインもホースでメクラ処理してましたが、完全にパイプ側をメクラ処理します。不要部分を切り飛ばして、段差になってる溶接ビードを削って均します。
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端材で溶接して、耐熱塗装して終了。簡単に書きましたが、おいらのハナクソ溶接だと、気密も見栄えも最悪なので、何度も盛っては削りの繰り返しで、ようやくふさげました。。。もっとうまくなりたい。

さて、これで一通りやることやったので、混合燃料作って試走します。

混合比は、純正の分離給油時が75:1(1.3%)と聞きましたので、ちょっと濃いめの50:1(2%)でいきます。この比率だと、ガソリン5Lに対しオイル100㏄になるのでわかりやすいです。タンク容量も7.3Lなので、200㏄のオイルを常備しておけば1回の給油に間に合いますね。

早速、元の燃料を抜いて混合、タンクに戻してエンジンをかけますが、、、

あれ?かからない。かかってもすぐ止まる。ふけあがらない。なぜだ????

キャブも掃除したけど、基本設定を変えてないので、燃調ではない。圧縮か?点火か?
って、どっちも触ってないから、条件的には変わってないのに。。。。

以前から走行中にスッとエンストしたりしてたので、燃料系、負圧コックかなーと疑ってたのですが、ちょっと本格的に対策をしなきゃ。

混合燃料仕様化の結果はちょっとお預けですね。残念。

■走行距離:69228km

それではまた!!

Posted at 2022/12/13 23:51:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2022年12月07日 イイね!

ドラッグスター(24)_フロントフォークメンテするよ!


はいどうも。最近バイクが故障続きのおじさんです。

ドラスタ、前から気になってたのが、フロントフォークのダストカバーにひび割れが入ってまして、、、いつかやらなきゃと思いつつ、チョイノリを買ってしまったので、延び延びになってました。

というわけでオーバーホールしていきます。2013年の購入依頼、初めての作業になります。

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とりあえず、作業場にバイクを入れます。さずがにドラスタ入れると作業場も狭いです。。。
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ここですね、、、右側フォークになりますが、ダストブーツががっつり割れてますね。つか、手前側に不穏なサビが浮いてます。
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トップブリッジの出代を確認します。ほぼ、インナーの上端にブリッジのツラが合う感じですね。
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トップ側の固定ネジ緩めたら、フォークキャップを緩めておきます。あとは車体を支えて、フォークを抜き取ります。
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ちゃっちゃっとばらします。インナーフォークを外す際、共回りするインナ/アウタをインナ内側から固定する必要がありますが、ドラスタは角ナットとかじゃなく、専用工具が必要みたい。いろいろ調べてみたけど、固定方法がよくわからない上、止め方も検討がつかない。
とりあえずスプリングを入れて押さえながらインパクトで緩めてみたら、あっさりと緩みました。
底のネジとダストカバー、オイルシールの抜け止めクリップを外したら、インナを勢いよく引っ張ると、スライドメタルがオイルシールごと引っこ抜けます。クリップを外すの忘れるとクリップとオイルシールが変形して抜けなくなってしまうので、注意しましょう。(やっちまったおじさんより)

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ダストシール。芯金が錆びて膨れ上がってます。だめですねこれ。
・交換部品:ヤマハ:4EB-23144-00、ダストシール ×2

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クリップ。片側はかなり腐食がすすんでますね。。。。 交換したいところですが、これは後からでも交換できるので、とりあえずさび止めして再組立てに使います。
→後日交換しました。
・交換部品:ヤマハ:26H-23156-00、オイルシールクリップ

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オイルシール。外し方に失敗して片方は変形してます。これは交換です。
・交換部品:ヤマハ:4EB-23145-01、オイルシール ×2

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スライドメタルとワッシャ。スライドメタルはメンテ時に交換要となってますが、使えそうなので再利用します。
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オイルはそこまで腐ってない様子ですが、まあまあ臭いw
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アウタ側。サビが固着してるので、ホジホジして掃除します。
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こいつ分解したとき、Oリングが切れてしまったので、交換します。
・交換部品:ヤマハ:5EL-23147-00、Oリング ×2

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ブッシュ。なぜかスプリングが入ってます。インナーチューブとの嵌合がきつくて、スプリングがない状態でフルボトムさせると、引っかかってはずれにくくなるので注意が必要です。
で、奥に見えるのがアウタに嵌合してるシリンダですが、先端に横穴が開いてるので、ここを利用して回り止めするのかもしれませんが、専用工具以外で代用する工具が思いつきません。まあ、インパクトがあればなんとかなるからまた次の機会に考えます。

さて、交換部品も準備できたので組み立てに入りますが、ここでも専用工具が必要になります。

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上の略図がオイルシール周りの概要図ですが、スライドメタルとオイルシールは圧入が必要になります。問題はインナーチューブが長いので、パイプ状の圧入工具になること。ということで作ります。必要なものは、内径41mm(スライドメタル)、外形53mm(オイルシール)が抑えられる筒状のパイプなので、ホームセンターで近しいサイズを探します。
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排水用塩ビパイプ(VP40)がちょうどいいサイズでありました。スライドメタル用には内径40mmのパイプを切り出して、縦スリットいれて41mmのインナパイプに嵌るようにします。色々買いましたが、「掃除口」の部品でも代用できそうです。
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次に外径53mmですが、排水用塩ビパイプ(VU40)にキャップを組み合わせると、ちょうど52mmになります。内径を少し面取りすると、オイルシールのリップ部を避けて、圧入に必要な外径53mmに近しいサイズが得られます。パイプ長さは50cmで十分です。

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インナ/アウタを組んでボルド止めできたら、スライドメタル、ワッシャの順に組んで、まずスライドメタルを圧入します。
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こんな感じで作った圧入リングをはめて圧入ます。
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スライドメタルの圧入、硬い時があるので、アウタを温めておけば入りやすいです。
最後にオイルシールを圧入したら、クリップをはめます。
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ドラスタのオイルシールは、奥まで押し込んでちょうどいい位置になります。YBRは途中で止める必要があったのですが、そういう意味ではドラスタはやりやすいです。あとはクリップ嵌めて、ダストシール嵌めたら完成です。

フォークオイルは規定通り、液面調整ではなく、投入量で入れました。

・交換部品:ヤマハ:サスペンションフォークオイル、10W

後はスプリング等組み上げて、キャップボルトを組んだら完成です。

後は小ネタ。
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ついでにブレーキキャリパーとパッドを清掃して組付けます。

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もいっちょ。バルブのハイビームが切れてたので、交換します。

ふう。疲れた。なんとかメンテナンスできました。

次は調子の悪いYBRを何とかしたいと思います。

でわでわ!

Posted at 2022/12/07 22:53:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドラッグスター | 日記

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