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アオイ団長のブログ一覧

2023年03月26日 イイね!

ジャイロキャノピー(34)_エンジン壊れた!!!


はいどうも。気分ズンドコのおじさんです。

最近、通勤に使ってたジャイロ君でしたが、先日の帰り道に突然エンジンから「バシャーーン!」と何か砕けるような破裂音がした後、ガリガリガリー!!としばらく異音が続いた後、元に戻りました。
脇道に止めて少し様子を見てみましたが、エンジンは普通に回るし、普通に走行できるみたい。

もしかしてウェイトローラーがはじけたかも?と思いつつ、ゆっくり走って自宅にもどった後、まずは駆動系を確認。
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駆動系の中は異常なさそう。プーリーとクラッチから少しグリスが飛び散ってるくらいで、前回交換したファイナルシャフトのシール部からも漏れはない様子。

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と、肝心のウェイトローラーを見ても若干ローラーの片減りがあるものの、破損もありません。と、ちょっと気になったのは、ランププレートが押し付けられた跡が、傷のように入っています。
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ランププレートを見ると、プレス成型時のバリ方向、エッジが立っているので、少し削って滑らかにしました。

さてそうなると、何がこわれた?

恐る恐る腰上を開けてみると、、、、alt
何ですかこれは?どうなってる?え?何かピストン側面に食い込んでる??
引っ張ってみると取れましたが、もしかしてこれ、ピストンピンのストッパーリング?

とりあえずシリンダ側を見てみると、、、
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うああああああああああ 内面がバリバリになってるうううう!!!
見た目通り、指で触ってもガリガリです。よくこれでエンジン回ってたんだっていうくらいひどい。

ピストンピンを抜こうにも、えらいこと硬くて、反対側からピンを抜きました。
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うへえ。ピストンもひどいし、ピストンリングも固着して、外すときに折れてしまいました。

これって結局、走行中にストッパリング(サークリップ?)が外れて、ポートに噛みこんでしまったんでしょうけど、そんなことあるんでしょうか。。。。。
リングの交換や洗浄とか、比較的取り外すことがおおかったので、変形して保持力が下がってしまったとか、そもそもちゃんと嵌ってなかったとか、、、

いろいろ考えられますけど、ピストンとシリンダと、両方破損してしまったのは痛い。ピストンはまだ新品が出るみたいだけど、シリンダーはどうなのかなあ。。。

とりあえず、新品がでるのか探してみます。なければ中古を探すか、いっそボアアップするか、、、

悩ましいですねー。

それではまた!

Posted at 2023/03/26 23:21:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2023年03月15日 イイね!

ジャイロキャノピー(33)_ジャッキアップポイント作るよ♪


はいどうも。仕事が忙しいおじさんです。

先日、ジャイロ君のフロント周りをメンテしましたが、部品手配の待ち時間にジャッキアップポイントを新作しました。

4stジャイロには、駆動系メンテの際に左後輪を持ちあげるジャッキアップポイントがありますが、2stにはありません。これまで駆動系メンテする際には、いつもジャッキアップに苦労してましたが、毎回毎回面倒なので、4stと同じようなポイントを作ります。

追加場所としては、エンジンマウントのブラケット側面方向に、丸棒を曲げたジャッキ受け形状を作成、溶接して固定します。

本来この場所には樹脂製のカバーが付いていますが、ゴミがたまるだけなのでとっぱらってます。

でわ早速。
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溶接台に勢いで作った曲げ点(M12ボルトが刺さる穴)を使って、丸棒ベンダーを自作しました。チョイノリのリアキャリアを作った時は、組付けてるボルトの頭を使って曲げたのですが、あまり小さな曲げができないので、ようつべを参考にして、より極小曲げができる治具を作りました。詳しくは別途、記事にまとめようと思いますが、9mm丸棒を使って写真のようなUの字型のポイントを作りましたが、、、

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なんだこの非対称の形状はwwwwww
そしていつものハナクソ溶接wwwwww

本当はちゃんと対称形状にしようと思ったけど、自作ベンダーでの曲げ点のコントロールがちゃんとできなかったので、こんなんなりました。
まあ結果オーライで、取付位置と荷重位置をずらして、より後方でジャッキアップすることができるので、安定する方向になるかと思います。

ちなみにここはキックペダルに干渉するので、一応、気を付けて形状を作りました。

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こんな感じです。キックペダルとの干渉もなく、ジャッキアップもいい感じで、特に不安定な感じはなさそう。これで駆動系メンテも容易になります。

ほんとは反対側(右側)も同様につけたかったけど、こっちはあまり機会がないことと、ステータやマフラなど干渉物も多いので、ちゃんと採寸して作る必要があります。ちょっと手間がかかるので、また今度にします。

さて、何となく出来合いで作ったジャッキアップポイントですが、効果は抜群です。丸棒ベンダー、今後も活躍してくれそうですね。

それではまた!

Posted at 2023/03/15 21:48:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2023年03月14日 イイね!

ジャイロキャノピー(32)_フロントサスリンクメンテ


はいどうも。関節が痛いおじさんです。

ジャイロ君、いろいろ気になるところが出てきたので、メンテしていきます。

・走行距離:70,305km

①後ろから引っかき音がする。
 →どうもリアボックスあたりからひっかき音がしてるみたい。

②バイザーのゴムランチャンからの雨水だれ。
 →ワイドバイザーに付けてるゴムランチャンの端末位置が悪い。

③フロント周りに軋み音が目立つ。
 →走行中、旋回すると、キシキシ音がする。。。

まずは①から。リアボックスおろしてみます。
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まあ、予想はしてましたが、、、、ボックスとリアキャリアの設置部分、こすれて塗装がハゲてますね。引っ搔き音の原因は、ここに砂粒が噛んでて、振動したときにキシキシ音が出てたみたいです。掃除して、こすれてる部分にはクッションテープを張っておきます。

②バイザーのランチャンは端末位置だけなので、いったん外して隙間を詰めます。(詰めた後の写真撮ってなかったw)
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③はいこっちが本命。
サスリンクをばらしていくと、ちょっとびっくり。
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ええええ、、、、なんかサビ汁でてないっすか?カラー外してみると摩耗が酷い。段差も目立つけど、それ以上にブッシュとのガタが酷くて、カタカタしてます。カラーはイイとしても、このブッシュってメタルだよなあ、、、絶対まともに外れないわ。他のリンク部分も樹脂ブッシュ、樹脂カラーのところのリンクもガタガタだったので、ブッシュ類は全部交換します。

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メタルブッシュ、簡単には外れないだろうと思って色々調べてたら、コンクリートプラグを使って外す方法があるみたいなので試してみます。ちょうどいいサイズのコンクリートプラグを加工して、メタルブッシュを押し出そうと思ったんですが、、、
全然ダメでしたw かなり強固に嵌合してるか、発錆で食い込んでいるのか、まったく動きません。

もう、諦めてブッシュを直接リューターで削って破壊します。
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リューターで内側を慎重に削っていきます。完全にブッシュが切れたら、円周部分のリブにも切り込みを入れて外します。この方法だと右写真のように、本体も少し削れてしまいますが、どうせブッシュを打ち込むので、問題ないレべルだと思います。

さて、交換部品はというと、、、
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ドラムブレーキのハウジング、外側のダストシールと、軸受けの樹脂ブッシュ(×2)を交換します。ブレーキシューもまだ残っていましたが、ちょっとブレーキタッチが悪い感じがしたので、交換します。車両購入してから初めての交換ですね。

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リンクロッドの上側、外すのに苦労したメタルブッシュが入るリンク部分。メタルブッシュ×4とカラーを交換します。ダストシールは特に劣化がなさそうなので再利用します。

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サスが連結するリンク部。ここは樹脂の貫通ブッシュ(×2)とカラー(×2)に加え、フェルトシールがありますが、フェルトシールもベタベタになっているので、交換します(×4)。

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ブレーキのリンク部分。ブレーキドラム側も同じセットなので、樹脂ブッシュ×4、カラー×2を交換しますが、ダストシールは大きな劣化はなさそうなので再利用します。

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ついでにベルト駆動部の確認もするので、前回オイル漏れ気味だったファイナルシャフト部のオイルシールと、クランク、ギアボックスのオイルシールもついでに買っときます。この2つの交換は、しばらく様子を見てからですね。
ということで一通り交換部品がそろったので、組み付けていきます。

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問題のメタルブッシュ部、叩き込めば入るかと思ったら、これがまた全然入らないw プレスなの?プレスじゃないと入らないの?やっぱ、一家に一台、プレス機ぐらいは持ってないとダメなの?!ww

結局、リンクの内側をペーパーリューターでうっすら削ります。特に寸法は測ってませんが、ブッシュが入りそうな感じになるまで慎重に削って、ブッシュが圧入になるようにします。グリス塗りこんで、ゴムハンマーで叩いて入る程度の感じです。

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フェルトシール部は樹脂の貫通ブッシュですが、こちらは普通にゴムハンマーで軽く叩いて入ります。また勉強不足でしたが、フェルトシールはエンジンオイルを塗布するようです。サービスマニュアルみて初めて知りましたw(以前はグリス塗ってた気がする、、、)

ホイールも含め順調に組み立てていきますが、ちょっとトラブルが。
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なーんかブレーキ調整がうまくできないなーと思ったら、ブレーキのリンクがずれてました。これ、組めなくもないんですが、規定トルクで絞めていくと、ブレーキドラムハウジングが微妙に捻じれて、ブレーキがちゃんと効く位置にすると、少し引きずり気味になってしまいます。なんかおかしいと思って、いったんリンクをバラし、組み立て順を変えるとこの状態になりました。

対応としては、ブレーキリンクの根元側、写真の反対側の締結部のブラケットを少し曲げることで、正しく組付けられました。

自分で乗り始めてからフロント部をぶつけたことはなかったのですが、おそらく前のオーナさん時代からこの状態だったように思います。まあ、気が付いてよかったです。

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完成♪しましたが、試走すると、すごいハンドルブレがwwww

マジ焦りましたが、再組立てした際に車軸のナットの締め付けトルクが少し足らなかったみたいで、ちゃんと締めなおしたら収まりました。いやあ、規定トルクで組み付けるのって、ほんと大事ですね。

さて、ついでに駆動系の確認と、オイルシールを交換します。
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前に駆動系確認したとき、謎のベルトカスが大量発生してたんですが、おそらくハイスピードプーリーの弊害で、ベルトがケース内のどこかにあたってんじゃないかなーと思ったので、あやしいところを削っていきます。ケース内見てみると、リードバルブの取付の裏側ですね。どうも擦れたような跡がみられるので、少しリューターで均します。あとは下側の面にこすれたような感じの跡があるので、ここはペーパーで磨いておきます。

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一通り掃除が終わったら、オイルシール交換します。ファイナルシャフトは引っこ抜けるので、抜いてからオイルシールを抜き取ります。シャフトが無ければ、バールの類で簡単に外れるので楽です。
新しいオイルシールは、サイズのあう水道管塩ビパイプの部品を使って打ち込みます。いやあ、塩ビパイプ部品ってほんとに便利w 何種類かサイズ違いがあるので、1個づつ買い置きしてますが、高いものではないのでお勧めです♪


ふう、完了です。ガチャガチャ/ガタピシしてた足回りも、しっとりというか、ずんぐりというか、変な異音もなく、安定感が増した感じがします。

さて、今回のメンテに合わせてもう一つ小ネタを仕込んだので、次回はそれをまとめて紹介します。

でわでわ~。

Posted at 2023/03/14 22:06:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記

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何シテル?   04/12 23:11
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