はいどうも。出張つづきのおじさんです。引き続きコマジェのメンテです。
駆動系を確認していきます。

エアクリーナと樹脂カバーを取っ払うと、ようやく金属製カバーが開けますが、外周部の固定ネジに加え、中央部にも1本ボルトがあるので注意が必要です。クラッチにしてもプーリーにしても、シャフトに固着してて、外すのが大変でした。ウェイトローラーがちょっと片減りしてましたが、他は特に変摩耗や変形などの異常は見られませんでした。
ただ、
クラッチはロックナットが大きく、二面巾が46mm。当然持ってないので買うしかないですね。。。
ちょっと不思議だったのは、プーリー側のフェイスを外した際、写真の2枚のワッシャは、フェイスを挟むように組付けられているはず(パーツリストから)なのですが、内側に2枚組み付いてました。これって、他のコマジェ乗りの人の記事にもあったのですが、こっちが正解なのかなあ。一応、パーツリスト通りに組んでおきます。

ケース内もきれいに掃除しましたが、セルモータにつながるギア部、ワンウェイクラッチにはサビが出てたので、そっちもきれいに磨いておきました。あと、遠心クラッチとタイヤとはの間にはギアボックスでつながってますが、そこのギアオイルも交換されて無さそうなので交換します。

排出したギアオイルですが、まあかなり汚れてるし、鉄粉などのダストもひどい状態でした。
調べてみるとエンジンオイルじゃ代用でき無さそうなので、サンバー用に買ってたミッションオイルに交換します。オイル硬さもちょうどいい感じです。容量は130ccですね。ただ、ギアオイルを交換しても、タイヤを空転させたときにガラガラした感じがあるので、ベアリングが寿命かもしれません。一旦、走れるようにまで再組立てして、しばらく様子見てみます。まあ、走行距離が6万kmですから、すぐに交換するようにします。
あと購入時にリアブレーキが要メンテと聞いてたのですが、ブレーキじゃなくてリアホイールのブレーキドラムがかなり摩耗してました。

ドラムの中央に段差が見えますが、これが思った以上に大きい段差でした。一度は組み付けて見ましたが、どうにもやばそうなので、低走行のホイールをヤフオクで購入しました。
目視では段差hあありませんが、触ってみるとわずかに段差があります。まあ、こちらの方が程度がいいので、このままこちらを使用します。ただ、タイヤは元の方が程度がいいので、タイヤは組み替えます。
そしてタイヤをホイールから外してみて気が付いたのですが、、、

ホイールのビード部分に成型時の型合わせ部の段差が結構あります。ちょっと写真ではわかりにくいですが、結構な段差です。これでエアが漏れてないんで、こんなんでもいいのかなあ。。。
ヤフオクで買ったホイールも段差があったので、段差がなくなるまで棒やすりで削って、ナイロンディスクで磨きます。いままでいろいろタイヤ交換、ホイール交換してきましたが、こんなに段差があるのは初めて見ましたw
さて、今度はクーラントを交換、ラジエータ内部やウォーターラインも掃除します。

クーラントのドレンボルトはここ。エキゾーストポートの脇にありますが、ラジエータとかも外す予定なので、ホースを外してクーラントを抜いていきます。クーラントの色がエグイwww 最初は緑色をしてましたが、見てのとおり。。。
なんか沈殿物もがっつりでててやべえwww

そしてラジエータ本体とホースを外してあらうと、中から泥とサビがwwwこりゃ、エンジンやウォーターポンプも掃除したいですが、どうしたものか。
ということで、散水ホースをつないでみました。
こんな感じ。左側から右の下へ流れる方向らしく、逆に流したら流れませんでした。
まあ、家庭用の水道の圧力でしばらく流してましたが、泥水が出るわ出るわ。
ラジエータ本体、ちゃんと外側も洗います。潰れてるフィンは起こして直しますが、なんか腐食して千切れちゃいますね。。。千切れたのはなるべく取って、冷却効率が下がらないようにします。

洗浄したラジエータを組み立てますが、周辺のブラケット類がサビサビだったので、併せて補修しました。
さあ、後はクーラント液を入れて、エア抜きです。プラグ周辺のラジエータからのリターン側と、ウォーターポンプ側の2点です。よく見ると銅ワッシャが入ってるので、間違えないと思います。緩めるとエアとクーラントが出てきますが、エアが出なくなるまで抜きます。
最後にリザーバーに入れて完了です。こちらも周辺のブラケットの腐食が大きいのでメンテしておきます。なんかキャップが緩いのですぐ外れそうですが、落ちないように何か工夫が必要ですね。。。。 先人たちの知恵を探してみます。
あと、分解中に見つけたのですが、、、、

セルモーターの近くのケーブルがえぐれて、芯線が露出しちゃってます。ここはインナーフェンダーのエッジが当たる部分なので、よく見るともう一本のケーブルも少し凹んでました。ビニテで絶縁処理をしてから、スパイラルチューブで強化しておきます。
そしてもいっちょ。ステータコイルのカバーを外すと、フライホイールがサビサビでしたので、磨いて防錆油ぶっかけときます。

できれば外してちゃんとサビ取してから塗装しておきたいのですが、とりあえずはこれで良しとします。
さて、今日はここまで。
はやく乗り回せるようにがんばりまっす。
Posted at 2024/08/04 01:31:25 | |
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