• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アオイ団長のブログ一覧

2022年12月13日 イイね!

ジャイロキャノピー(27)_俺は分離給油をやめるぞォォォォ!ジョジョォォォォ!!


はいどうも。最近トラブル続きのおじさんです。

以前からずっと考えていたのですが、ジャイロ君、分離給油をやめて混合燃料仕様にしたいと思います。前にオイルポンプのシールリング劣化で、クランク室にオイルが溜まって超絶不調になったことがったのですが、すったもんだで直せたものの、再発防止策としてオイルラインのボールバルブ追加したりとかしました。

そのころから「いっそ分離給油にするかなあ、、、」と考えてたものの、イマイチ踏ん切りがつかなかったのですが。。。。。
ジャイロ君がここんとこ調子が悪かったので、整備ふまえてやることにしました。

さて進め方ですが。
・キャブ掃除と各種整備。
・オイルポンプ、オイルライン、ワイヤの取り外し。
・オイルポンプのメクラ栓部品の入手と固定ブラケットの製作。
・混合燃料の準備とオイルの常備。

ということでまずは点検整備から。

alt
よく見るとキャブ周りがオイルでベトベトになってました。内外掃除しますが、改めてフロート室のパッキンを見てみると、、、 あれ?これ、液ガスが塗られてね?

レストア動画とかみてると、「キャブフロートパッキンに液ガスはご法度」とのこと。まあ考えればわかるよね。千切れた液ガスの断片がジェット類に詰まる可能性があるので、きれいに除去します。ジェット類も掃除。

alt
エアクリーナ側もベトベト。。。。なんでこっち側にオイルが??掃除掃除。

alt
キャブのオイルラインをメクラ栓でふさぎます。また、後期型のTA02は、排ガス規制対策としていろいろ追加された部品がありますが、エアクリーナボックスとキャブが直接つながっているラインがあります。機能はよくわかりませんが、マフラ交換の際に触媒無しの純正互換品に交換してるので、排ガス規制対策関係の部品はこの際全部外します。キャブ側はオイルラインと同様にメクラ処理し、エアクリ側は強粘着テープでふさぎます。
ちなみにメクラ処理は、サイズの合う適当なホース端部を火であぶってペンチでカシメ溶着し、適当なサイズに切って取り付けます。焦げないように注意。

さて、オイルポンプと周辺部品を外していくよ。

alt
まずはオイルポンプにつながるラインを外します。オイルタンクは先に外しておいた方がいいですね。ワイヤも外します。
alt
オイルポンプはセルモーターの近くにあるボルト1本で止まってますので、外して引っこ抜きます。オイルポンプがないと、エキパイ回りがすっきりしますね。

alt
オイルラインは完全に外しますが、燃料ホースも劣化が酷いので新調します。燃料ラインの一部は金属パイプを使って固定するので、写真の部分を完全に取り外してしまいます。ワイヤはハンドルの下、内装パネルを外すとアクセルワイヤから分岐しているコネクタがあるので、ここからオイルワイヤを外します。ちょっと硬かったぞw

alt
燃料ホース、純正はちょっと太いようで、おそらく内径7mm。手持ちのホースが6mmだったので、無理かなーと思いつつ、試しにつけたら割とすんなりつきました。ブレーキ、アクセルワイヤのラインに沿って、固定クリップに一緒に束ねちゃいます。

さて、外すもん外したので、付けるもん付けます。
alt
ヤフオクとかでは取付ブラケットと一体の製品もありますが、5000円以上するので見送り。KN企画から販売されているメクラ栓を買いました。2000円+送料くらい。ただこれ、上側にM8のネジ穴はありますが、抜け止めになるブラケットがないので自作する必要があります。
とりあえず組み付けて見たのですが、、、、alt
お判り頂けただろうか。Oリングの嵌め合いが硬かったので、グリス塗ってゴムハンマーで叩き入れたら、、、相手の段差部がシャープエッジになってて、Oリングがキレイに千切れてしまいました。だめだこりゃ。
ということで、ちょうどいいサイズのOリングを探しました。

・購入部品:KN企画:ジャイロ用メクラ栓
・購入部品:NOK:①線径1.5×内径17.5×外径20.5(モノタロウ:09511853)
 →ちょっと緩め。漏れないけど、きつめにしたいならこちら。
  →NOK:②線径1.8×内径16.0×外径19.6

①だとちょっと緩めに感じましたが、漏れることはありませんでした。ちょっときつめにしたい人は、②のサイズでもいいと思いますが、相手のエンジン側の挿入部段差を少し紙やすりで面取りした方がいいです。

では固定用ブラケット作りますよ。
alt
フラットバーかアングルか、端材を使って現物合わせで作りました。試しにどのくらいの内圧がかかるか、指で押さえてクランキングしてみましたが、1次圧縮がモロにかかるので、それなりの強度が必要です。面倒なのは、もともとのオイルポンプの取付ネジ位置を使うと、ネジの向きとポンプの向きが捻じれてるんですよね。。。。
何度もエンジンにあてがいながら、微調整します。
alt
何とかイイ感じでピッタリ沿わせることができました。メクラ栓との締結穴は、寸法取りしながら位置決めして開けます。

alt
メクラ栓は周り止めができないので、先に固定ブラケットと締結する必要があります。
軸方向に少し入り込む位置になるので、ワッシャを挟んでブラケットと締結、エンジンに取り付けます。もうこれだけですごくスッキリしていいですね~。もともとジャイロのエンジン、特に後期型はごちゃごちゃしすぎてるし、整備性も最悪なんで、これで整備性も向上しますね。

さてここまで来たらもう一つ。
alt
エキパイです。後期型は排ガスの一部を吸気側に戻すラインがあるのですが、前述のとおり前期仕様に戻してるので、エキパイの分岐ラインもホースでメクラ処理してましたが、完全にパイプ側をメクラ処理します。不要部分を切り飛ばして、段差になってる溶接ビードを削って均します。
alt
端材で溶接して、耐熱塗装して終了。簡単に書きましたが、おいらのハナクソ溶接だと、気密も見栄えも最悪なので、何度も盛っては削りの繰り返しで、ようやくふさげました。。。もっとうまくなりたい。

さて、これで一通りやることやったので、混合燃料作って試走します。

混合比は、純正の分離給油時が75:1(1.3%)と聞きましたので、ちょっと濃いめの50:1(2%)でいきます。この比率だと、ガソリン5Lに対しオイル100㏄になるのでわかりやすいです。タンク容量も7.3Lなので、200㏄のオイルを常備しておけば1回の給油に間に合いますね。

早速、元の燃料を抜いて混合、タンクに戻してエンジンをかけますが、、、

あれ?かからない。かかってもすぐ止まる。ふけあがらない。なぜだ????

キャブも掃除したけど、基本設定を変えてないので、燃調ではない。圧縮か?点火か?
って、どっちも触ってないから、条件的には変わってないのに。。。。

以前から走行中にスッとエンストしたりしてたので、燃料系、負圧コックかなーと疑ってたのですが、ちょっと本格的に対策をしなきゃ。

混合燃料仕様化の結果はちょっとお預けですね。残念。

■走行距離:69228km

それではまた!!

Posted at 2022/12/13 23:51:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | ジャイロキャノピー | 日記
2022年12月07日 イイね!

ドラッグスター(24)_フロントフォークメンテするよ!


はいどうも。最近バイクが故障続きのおじさんです。

ドラスタ、前から気になってたのが、フロントフォークのダストカバーにひび割れが入ってまして、、、いつかやらなきゃと思いつつ、チョイノリを買ってしまったので、延び延びになってました。

というわけでオーバーホールしていきます。2013年の購入依頼、初めての作業になります。

alt
とりあえず、作業場にバイクを入れます。さずがにドラスタ入れると作業場も狭いです。。。
alt
ここですね、、、右側フォークになりますが、ダストブーツががっつり割れてますね。つか、手前側に不穏なサビが浮いてます。
alt
トップブリッジの出代を確認します。ほぼ、インナーの上端にブリッジのツラが合う感じですね。
alt
トップ側の固定ネジ緩めたら、フォークキャップを緩めておきます。あとは車体を支えて、フォークを抜き取ります。
alt
ちゃっちゃっとばらします。インナーフォークを外す際、共回りするインナ/アウタをインナ内側から固定する必要がありますが、ドラスタは角ナットとかじゃなく、専用工具が必要みたい。いろいろ調べてみたけど、固定方法がよくわからない上、止め方も検討がつかない。
とりあえずスプリングを入れて押さえながらインパクトで緩めてみたら、あっさりと緩みました。
底のネジとダストカバー、オイルシールの抜け止めクリップを外したら、インナを勢いよく引っ張ると、スライドメタルがオイルシールごと引っこ抜けます。クリップを外すの忘れるとクリップとオイルシールが変形して抜けなくなってしまうので、注意しましょう。(やっちまったおじさんより)

alt
ダストシール。芯金が錆びて膨れ上がってます。だめですねこれ。
・交換部品:ヤマハ:4EB-23144-00、ダストシール ×2

alt
クリップ。片側はかなり腐食がすすんでますね。。。。 交換したいところですが、これは後からでも交換できるので、とりあえずさび止めして再組立てに使います。
→後日交換しました。
・交換部品:ヤマハ:26H-23156-00、オイルシールクリップ

alt
オイルシール。外し方に失敗して片方は変形してます。これは交換です。
・交換部品:ヤマハ:4EB-23145-01、オイルシール ×2

alt
スライドメタルとワッシャ。スライドメタルはメンテ時に交換要となってますが、使えそうなので再利用します。
alt
オイルはそこまで腐ってない様子ですが、まあまあ臭いw
alt
アウタ側。サビが固着してるので、ホジホジして掃除します。
alt
こいつ分解したとき、Oリングが切れてしまったので、交換します。
・交換部品:ヤマハ:5EL-23147-00、Oリング ×2

alt
ブッシュ。なぜかスプリングが入ってます。インナーチューブとの嵌合がきつくて、スプリングがない状態でフルボトムさせると、引っかかってはずれにくくなるので注意が必要です。
で、奥に見えるのがアウタに嵌合してるシリンダですが、先端に横穴が開いてるので、ここを利用して回り止めするのかもしれませんが、専用工具以外で代用する工具が思いつきません。まあ、インパクトがあればなんとかなるからまた次の機会に考えます。

さて、交換部品も準備できたので組み立てに入りますが、ここでも専用工具が必要になります。

alt
上の略図がオイルシール周りの概要図ですが、スライドメタルとオイルシールは圧入が必要になります。問題はインナーチューブが長いので、パイプ状の圧入工具になること。ということで作ります。必要なものは、内径41mm(スライドメタル)、外形53mm(オイルシール)が抑えられる筒状のパイプなので、ホームセンターで近しいサイズを探します。
alt
排水用塩ビパイプ(VP40)がちょうどいいサイズでありました。スライドメタル用には内径40mmのパイプを切り出して、縦スリットいれて41mmのインナパイプに嵌るようにします。色々買いましたが、「掃除口」の部品でも代用できそうです。
alt
次に外径53mmですが、排水用塩ビパイプ(VU40)にキャップを組み合わせると、ちょうど52mmになります。内径を少し面取りすると、オイルシールのリップ部を避けて、圧入に必要な外径53mmに近しいサイズが得られます。パイプ長さは50cmで十分です。

alt
インナ/アウタを組んでボルド止めできたら、スライドメタル、ワッシャの順に組んで、まずスライドメタルを圧入します。
alt
こんな感じで作った圧入リングをはめて圧入ます。
alt
スライドメタルの圧入、硬い時があるので、アウタを温めておけば入りやすいです。
最後にオイルシールを圧入したら、クリップをはめます。
alt
ドラスタのオイルシールは、奥まで押し込んでちょうどいい位置になります。YBRは途中で止める必要があったのですが、そういう意味ではドラスタはやりやすいです。あとはクリップ嵌めて、ダストシール嵌めたら完成です。

フォークオイルは規定通り、液面調整ではなく、投入量で入れました。

・交換部品:ヤマハ:サスペンションフォークオイル、10W

後はスプリング等組み上げて、キャップボルトを組んだら完成です。

後は小ネタ。
alt
ついでにブレーキキャリパーとパッドを清掃して組付けます。

alt
もいっちょ。バルブのハイビームが切れてたので、交換します。

ふう。疲れた。なんとかメンテナンスできました。

次は調子の悪いYBRを何とかしたいと思います。

でわでわ!

Posted at 2022/12/07 22:53:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドラッグスター | 日記
2022年11月27日 イイね!

チョイノリ(05)_エンジン関係、他、仕上げるヨ!


はいどうも。秋の味覚の誘惑に負け気味のおじさんです。

それでは前回の続き。エンジン関係他、くみ上げていきます。

alt
まずはクランクの組付け。チョイノリは前後方向にクランクケースが分割しているので、クランクのインストーラも不要だし、ピストンをシリンダに組み付けるのも比較的容易です。
ただし、この分割にはガスケットがないため、液ガスを塗ってシールします。ケース表面も結構汚れていたので、しっかり磨きます。
写真に写っているベルト側のクランクシールは、特に著しい劣化やオイル漏れは見られませんが、ついでに交換します。

・交換部品:スズキ:12227-22G00:クランクオイルシールレフト

さて問題のクランクカバーの割れた部分。
alt
何事も挑戦、ということでアルミロー付けに挑戦してみました。テストピースを使って、難しいといわれる硬ロウと、比較的容易なソルダーと、両方練習しました。どちらもうまくできるまで練習しましたが、融点の高い硬ロウは母材が溶け落ちる恐れがあるので、安全をみて、融点の低いソルダーで作業することに決めました。

で、早速やってみたのですが、結論から言うと失敗しました。テストピースではうまくいきましたが、クランクカバーだと本体が大きすぎて、ソルダーでもロー付け温度まで加熱させることができず、ソルダーが回りませんでした。

さてどうするか。。。
alt
はい。液ガスで埋めました。隙間としては1mm程度、しかも直接オイルの触れない上側、内圧もそこまでかからないので、液ガスで埋めてみました。ほんとはパテも考えてみましたが、比較的価格が高いことと、チョイノリにそこまでするかなーと思い、妥協しました。これで漏れるようなら、クランクカバーを中古で探します。

alt
バルブカムを組みます。新品交換です。あとロッカーアームも先端が摩耗していたので、新品に交換しました。写真には写ってませんが、カム軸下側の受け軸のスリーブを分解時に紛失してしまってたので、新品に交換しました。説明は省きますが、左上にあるファイナルギアボックスは、写真に写ってるオイルシールだけ、交換しています。

写真を撮り忘れましたが、バルブは吸気/排気とも、ポートのすり合わせをしました。チョイノリはバルブ系が12mmとかですごく小さいので、市販のタコ棒はつかえません。バルブを組んだ状態でロッド先端をドリルドライバーのチャックでつかんで回して磨きました。
タペットクリアランス調整はやってません。ギャップの規定値がわからなかったので、まあいいやと思ってしませんでした。今思えば、ネットで情報あったかもしれませんね。次のメンテの際は調整します。

・交換部品:スズキ:12710-22G02:シャフトComp.カム
・交換部品:スズキ:12845-22G10:ロッカーアーム×2
・交換部品:スズキ:09283-17026:オイルシール、ファイナルギア
・交換部品:スズキ:09300-09001:ブッシュ、カムシャフト
・交換部品:スズキ:11483-22G00:ガスケット-マグネトケース
・交換部品:スズキ:11141-22G10:シリンダヘッドガスケット
・交換部品:スズキ:11173-22G00:ヘッドカバーガスケット

alt
順番が前後しますが、ベルト側カバー。めっちゃ磨いて磨き倒しました。で、先人たちのチョイノリ画像を漁ってると、スズキロゴを着色しました。文字の周りは帯状に一段高くなっているので、ペーパーで磨いてヘアライン加工っぽくしてみました。やっぱいいねw
キックペダル、駆動系を組み上げて、エンジンを乗っけます。

駆動系で交換したのはベルトだけです。
・交換部品:スズキ:27601-22G0:Vベルト

alt
エンジン自体は軽いのでそこまで難しくないと思いましたが、上記の方法だと簡単にできました。おじいちゃんには低い位置で物を抱えるのは腰がツライっすw

alt
サビサビのマフラー、クエン酸に付け込んで外側をサビ落とししました。そして内面はパイプユニッシュでカーボンを落としていきます。

が、さすがに表面サビの浸食がひどく、サビ落とししてると穴が開いてしまいました。まあ、もともとそんなに厚い鉄板じゃないし、さびさびでうすくなってましたからね、、、頑張って溶接して穴をふさぎましたが、かなり手間取りました。あと、耐熱塗装をして、焼き付けのためオーブンで190℃×40分、こんがり焼きました♪

さあ、電装、ハンドル周り行きます。
alt
スイッチボックス左、ウインカースイッチが固着していたので、バラシてグリスアップします。ちょっと錆びてる部品もありますが、交換部品なし、スライドスイッチのクレ226で磨いて、スライド部をグリスアップしたら、ちゃんと動くようになりました。
あとびっくりしたのが右側。開いてみると、中からクモがwww なぜここに入ったんだww

というわけで、掃除したらグリップを交換するため、スロットルホルダを加工します。
alt
大体どのメーカーもそうですが、スロットルホルダー、スリーブやらリブやら入ってて、専用形状なんですよね。。。汎用のグリップに交換するときは、リブを削り落とす加工が必要になります。交換するグリップは、スポンジゴムのソフトグリップです。一般的なグリップより、ちょっと径がおおきくて柔らかいので、うちのバイクはKSR以外、全部このシリーズです。

・交換部品:RIDERS GRIP:防水スポンジグリップ

alt
ちょっと小ネタですが。ブレーキワイヤのダストブーツ、カピカピで割れたので、代用品を探します。色々さがしてると、自転車用のダストブーツがつかえるとの記事あり、幾つか買ってみたのですが、その中でこれが使えました。

・交換部品:アリゲーター:ラバーブーツ、45mm(モノタロウ:19349313)

さすがにポン付けはできませんでしたが、先端(細い方)を少しカットしたら、ジャストフィットしました。これ、たぶんなくてもいいんでしょうけど、まあ、気持ちの問題だよね。

alt
ウインカーリレーも交換します。がっつり壊れてました。ついでにLED対応のが欲しいと思って汎用のリレーを買いましたが、安いですねw 純正は高いけど、モノタロウの汎用品は安いです。純正に比べて異常に軽いのがちょっと気になりますがw

・交換部品:モノタロウ(70365944)ICウインカーリレー12V、LED対応

alt
エンジンと燃料系、吸気系が乗っかりました。燃料ホースは汎用のホースに交換、キャブのドレンや負圧バルブのホースは直接燃料を送るホースではないので、ホームセンターの燃料ホースで代用しました。
あと、スロットル/チョークワイヤの付け根のゴムカバーは2つとも劣化して割れてしまっていたので交換します。

・交換部品:スズキ:13682-04010:キャップ ×2
・交換部品:燃料ホース

さて、説明を端折った部分もありますが、おおむねメンテ、部品交換が終わって組みあがりました。

おっと、エンジンオイル忘れてた。
alt
チョイノリはファイナルギアボックスが独立しているので、こちらにもオイルを入れます。原付4stのエンジンオイルって、クラッチ板がオイルに漬かっているわけでないので、普通の車用エンジンオイルでもいいのかな?一応、バイク用のエンジンオイル使います。
ギアオイルはドライブスプロケの下、矢印のボルトがフィラーになります。容量はわかりませんが、燃料室ではないのであふれるまで入れときます。
エンジンオイルは300㏄ですが、レベルゲージで様子見ながら入れていきます。

さあ!完成しましたよ!!alt
おお!凛々しいぞう!!

alt
9月末頃に買ったので、整備期間は約2か月ですね。構造がシンプルなのでエンジンの腰下メンテも初めてトライしましたが、ちゃんとできてよかったです。スズキのロゴも塗装して見栄えが良くなりました♪

ナンバーも取って、自賠責も加入して、ようやく試走。近所をぐるっと回りましたが、まあ、ケツが痛いwwww 50ccなのでそこまでひどくないだろうとタカをくくってましたが、リジッドサスはきつい!腰も痛い!!

とりあえず前カゴのおかげで、近所の買い物用として利便性は高いですが、長距離はつらいですね、、、

しばらく乗って様子見です。落ち着いたらリアボックスの追加や快適性向上のカスタムしたいですね^^


でわまた!!

Posted at 2022/11/27 23:44:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | チョイノリ | 日記
2022年11月23日 イイね!

チョイノリ(04)_メンテして組み上げるヨ!


はいどうも。チョイノリおじさんです。

前回までにほぼ全バラできましたので、メンテしながら組み上げていきますよ。

まず初めに。作業や構造、注意点などの情報について、先人たちの知恵をお借りしました。
特に"はちまる"様の運営しているファンサイトには、たくさんの情報があってお世話になりましたのでご紹介します。

<はちまる様:チョイノリ ファンサイト>

おいらは忘備録として記事を残していますが、はちまる様のサイトの方がもっと情報量があって参考になりますので、これからチョイノリの整備をしようと思っている方、ぜひ訪問してみてください。(言わなくても検索で上位にヒットしますけどw)

alt
とりあえずキャブから。キャブはエアクリーナの内側からボルトアップされていて、インマニごと取り外す必要があります。なかなかめんどくさい。
まずは全部分解して、ジェット類を掃除します。購入時にはキャブからオーバーフローしていたので、フロートバルブがあやしい。ということで交換したいのですが、赤丸のニップル部とバルブがセットで交換部品がでているので、交換しておきます。
alt
・交換部品:スズキ:13370-22G10:バルブAssyニードル
・パイロットスクリュー:全閉めから2.5と1/8戻し。

このバルブがサブAssy で出るのはうれしいですね。やっぱり純正って素晴らしい。他はホース類が結構劣化していたので、すべて新品交換します。

alt
エアクリーナーは、、、うえあ。ボロボロっすね。絶対、砕けたフィルタが吸い込まれてますよね、、、純正のフィルタはそんなに高くありませんが、手持ちの汎用フィルタがあったので、切り出して交換します。

・交換部品:エアクリーナフィルタ(汎用)

alt
外装品です。テールランプベースとフロア部。紫外線劣化がひどく、完全に変色してます。幸い、脆化してヒビ割れまでには至っていないので、ヒートガンで表面を整えていきます。写真の他にても、バッテリーケースやリアフェンダー、フロントバスケットも同様に仕上げます。基本的には原状復帰させたいので、樹脂パーツ類で原着色のものは塗装はせず、そのまま使用します。幸い、フロントパネルは劣化がなく、非常にキレイでした。

alt
燃料タンクは内面はきれいでしたが、表面はいろいろ浮きサビが出ていたので、磨き、サビ転換剤の塗布、黒色塗装していきます。

・黒色塗装:トヨタブラック202

alt
フューエルコック。特に異常はなさそう。フィルタの根っこ部いろいろゴミがとどまっていたので清掃します。おいらのチョイノリは後期型で、負圧コック一体となっているタイプです。負圧コックはあまり分解しちゃダメらしいのですが、バラシてメンテした後に知りました。。。。
写真に写っている目の字パッキンは部品が出ますが、再利用します。しかし、切り替え部のパッキンが痛んでいたので交換します。

alt
・交換部品:ヤマハ:3AC-24523-00:バルブパッキン
・交換部品:ヤマハ:3AJ-24534-01:コックシール

スズキの純正部品としては交換部品が出ませんが、なんと、ヤマハの純正部品が使えるようです。先人たちに感謝♪

alt
燃料キャップはサビサビだったので磨きました。塗装しようと思ったのですが、かなりピカピカになったので、このままにします。メッキ仕様みたいw

alt
問題がキャップの中身。タンクとのシールリングはカピカピ、内部のパッキンもバリバリでした。燃料キャップはAssy単位でしか部品が供給されないのですが、、、、新品は高い。
ということで、板ゴムから切り出して自作します。タンクのシールリングはt1.0、内部パッキンはt0.5から、現品を重ねて型取りして慎重に切り出します。

alt
ホイールも浮き錆がいろいろ出てたので、磨いてサビ転換剤を塗布、黒塗装します。
ちょっと写真を撮り忘れましたが、ベアリングがガチガチで回りにくかったので、少しプーラーで引っ張って、スムーズに回るように調整、古いグリスとふき取って新しいグリスを充填します。あと、シールリングはベアリングを引っ張るのに外したので、そのまま交換します。

・交換部品:スズキ:54841-32G00:ハブベアリングダストシール×2
  ←パーツリスト旧番号:09285-16002
・交換部品:スズキ:09285-34002:フロントハブオイルシール
  ←パーツリスト旧番号:54267-22G00

alt
さてタイヤを組み付けますよ。元のタイヤは溝は残っているものの、ひび割れとかも多数あったので交換します。

・交換部品:knightstone 80/90-10 ×2
・交換部品:タイヤバルブ ×2

それにしても、スクーターのタイヤって安いですね。ドラスタが1万円位したのに、これは1600円/本くらい。まあ小さいから材料費もそうですが、1600円くらいなら頻繁に交換しても苦になりませんね。
あと、10inchのタイヤなので着脱が難しいかと思ったら、タイヤ自体が柔らかいので、KSR2の12inchよりラクでした。

フレーム類もサビ落としと塗装をします。
alt
メインフレーム、ハンドル、フロントフォーク、サブフレーム類、あと前後ドラムのハブ(こっちは艶シルバー塗装)も。

写真撮り忘れましたが、フロントフォーク、サビ落とししてグリスアップ、再組立てします。内嵌めのEクリップがちょっと着脱しにくいですが、ダンパー機能のないフォークなのでそこまで難しくないですが、問題が。

alt
これ。ダストブーツですが単品供給されてないんですよね。サブAssy状態でしか出ないので、代替品がないか探しますが。。。。先人たちの情報でモンキーの物が使えるそうです。

<おっちゃんさんのブログ>

ちょっと軸方向の寸法差があるので、加工する必要がありますが、Assy交換よりは安いので。これでだめだったら、Assy交換に踏み切ります。(5500円くらいするからね、、、)

・交換部品:ホンダ:51503-165-003:FFダストシール ×2

alt
シートですが、、、左:元のシートはクッションまでガビガビになってて、ちょっと修復は難しそう。表皮が割れたままテープ補修だけだったみたいなので、クッションまで劣化したみたいです。全部削ってしまえばいいのでしょうが、リアショックのないチョイノリのシートを薄くするのはやりたくないっすね。
ということでヤフオクで安いシートを購入。表皮を張りなおします。替えの表皮は元のシートにかぶせるように使ってたみたいで、それを張りなおします。

・交換部品:シートクッション:ヤフオク
・交換部品:シート表皮(購入時車体付属品)

alt
ちょっと擦れてましたが、シリコンオイルを塗りこんでやれば新品同様ですね。イイ感じです。ゴムのパッドがちょっとカピてますが、まあ大丈夫そう。こちらも掃除してシリコンアップします。


とりあえず車体間関係はこの辺で。次はエンジン関係のメンテをまとめます。

でわでわ!

Posted at 2022/11/24 23:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | チョイノリ | 日記
2022年11月20日 イイね!

チョイノリ(03)_エンジンばらすヨ!


ういっすういっす。最近、腰が痛いおじさんです。

チョイノリの整備、順調?に進んでますが、記録をまとめるのが遅れてました。エンジンばらばらにしていきます。チョイノリはボルト4本でフレームに固定されてますが、センタースタンドがエンジンにマウントされてるので、一緒におろしてバラします。

alt
とりあえず駆動側のカバーを外して確認。ベルトのカスはたくさんありますが、思ったよりキレイ?かな?w ジャイロの時は、キックギア全部サビサビだったからねw

alt
ジャイロのギアは全部刺すだけだったけど、チョイノリは中間ギアがEクリップで抜け止めされてていいですね。基本的に水が入りにくい構造なんだろうな。
alt
駆動側。こちらもベルトカスはあるものの、結構キレイ。なんか、クラッチハウジングがキレイすぎない? もしかして交換されてるのかな?
alt
キックギアを分解。の前にケースみてみると、ペダルの角度合わせがついてて助かった。
にしてもケース表面、ざらっざらやな~。
alt
ペダルを外してもう一回びっくり。こっちも抜け止めのEクリップがついてた。チョイノリは徹底的にコストダウンしたバイクなのに、こういうとこはホンダよりしっかりしてる。いいね!
alt
外したギア。きれいだなーって見てたら、中間ギアの歯が少し欠けてた、、、、。調べてみたら、このギア、新品が出てるんだけど、5000円するのよね。。。。。
まあ、キックするときだけだから、そのまま使います。
alt
クラッチハウジング。内側もめっちゃキレイ。軽く接触面を磨いておきます。
alt
ドライブフェイス。駆動面、腐食とサビがありますね、、、大きな段差ではなさそうなので、磨いて何とかなりそうです。
alt
ベルト。亀裂とかはないけど、イイ感じで摩耗してます。まあ、消耗品ですからね。交換しませう。
alt
プーリーフェース。少し腐食はあるものの、異常摩耗とかはなさそう。
alt
中身。チョイノリって、ウェイトローラーが3個なんですねw ほかの原チャリもそうなのかな?ジャイロは6個はいってたけど。ローラーは少し片べりがあったけど、まだ大丈夫そう。プーリーもガイドも、異常はなさそうです。
alt
クラッチどドリブンフェイス。こちらはサビもなく、状態良さそう。ただ、スプリングはサビサビなので磨きます。クラッチシューも十分残ってますので、表面磨いておきます。
ここで、クラッチ分解しようと思ったら、34mmのクラッチロックナットの座面が一段下がってて、せっかく買った板スパナが入らない、、、 泣く泣く、ソケット型を買いなおしました。まあしょうがないよね(クッソwww)。

さて、クランク側にかかります。前のオーナーさんから、オイル漏れがある、と聞いていたので、ステータコイルを外して慎重にクランクケースを外さねば、、、、、
と思ってたら。
alt
はい、ここですね。間違いないです。汚れてた時は周辺も真っ黒でわからなかったけど、ぱっくり割れてるじゃないですか。。。。 どうやったらこんなとこが割れるんだ?!
これ、直せるのかなあ、、、、

alt
割れてたクランクケースを外します。有名な樹脂製カムギアがでてきましたね。交換必須ということで、即効で注文してます。alt
外してみましたが、、、、これ、ギア部とカム部が別部品になってますね。別々に成型して、圧入でもしてるのかしら?中央に位置合わせのマークが見えるので、後組みなのは間違いないです。問題なのは、その2部品がぽろっと取れたこと。よく見るとカム部が割れてました。よくこれで動いてたなー。スズキすごい(すごい?w)。
alt
バルブカバーを外します。このエンジン、「SOV:シングルオーバーヘッドバルブ」形式で、カムがクランクケース内にあって、プッシュロッドでバルブを動かす方式らしいです。ハーレーとかがこの形式みたいですが、カムチェーンやカムテンショナーがないので分解/組立が簡単です。
alt
シリンダヘッド。燃焼室側は、、、、、こりゃ酷い。6万km越えのジャイロでもここまでひどくなかった。ガシガシ磨くぜ!
alt
燃焼室があの状態だから、バルブもさぞ酷いんだろうなとおもったら、その通りでした。写真はエキゾースト側ですが、磨いたくらいじゃビクともしない。慎重にナイフでこそいで掃除します。

alt
ピストン上面。まあ、そうですよねww こっちもしっかり磨きますw

さて、完全にクランク割って、クランクシャフトを取り出しますよ。チョイノリはズーマーみたいにクランク軸を上下?に割るタイプなので、ベアリングやオイルシールが圧入されてないから、分解しやすいです。プーラーとか不要で、ボルト外すだけで簡単に分解できますが、ちょっと隠れた部分にボルトがあるので、外し忘れに注意しましょう。
alt
ほい。クランクシャフトAssyです。クランクベアリングの摩耗が心配でしたが、、、、ちょっと怪しいですね。回した時にブレとかはないけど、少しいやな感触があります。ただ、このベアリング、現状で取り外しと圧入する工具がないため、交換は見送りです。それ以前に、クランクAssyで供給されるため、素人工事の弊害の方が怖い。本格的に壊れたら、練習のために交換にチャレンジしてみますが、今回はこのまま。
alt
ピストンリング。まあ、問題はなさそう。あとでピストンを外して磨きます。
alt
クランクケースリア。車体前方から見てる方向になります。中央のR部分でクランクベアリングを抱え込む形ですね。
alt
シリンダー内側。特に大きな傷もなく。軽く磨く程度でいいかな?

alt
ギアボックスもばらします。チョイノリは最終的にチェーン駆動で後輪に動力を伝えますが、ドライブスプロケの出力軸のギアが、クランク室から独立してギアボックスになってます。こう見ると、結構複雑な構造とってますね。エンジンマウント位置次第では、この機構は省略できそうな気がしますが、トータルでこちらの方が安いんでしょうね。


さて、これで一通りエンジンの分解ができました。分解しながら思いましたが、ほんと、4stなのに部品点数が少なく、初心者向けのエンジンですね。オイル漏れの原因となってるケースの割れ、溶接かロー付けかパテ埋めか、、、
できれば初めての「アルミロー付け」にトライしてみようと思います。

それではまた!!

Posted at 2022/11/20 22:56:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | チョイノリ | 日記

プロフィール

「[整備] #サンバー 122,834km:クーラント交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2871924/car/2800753/8334301/note.aspx
何シテル?   08/15 22:41
ヤマハ:ドラスタ400に乗ってますが、オフロードとバイク整備を楽しみたくて、以前から欲しかったKSRⅡを中古購入。更にジャイロ(ミニカー改造済)、ガンマ125を...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213 14 1516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

[ヤマハ マジェスティ125] イモビチップ(なんちゃって)短絡化 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/29 12:45:24
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:32
ライト消し忘れブザー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 11:19:20

愛車一覧

ヤマハ ドラッグスター400 ヤマハ ドラッグスター400
2013年8月に、走行距離:14,394kmで中古で買ったドラッグスター400。前のオー ...
スズキ RG125Γ スズキ RG125Γ
人生初のレーサーレプリカです。19年4月、走行距離2万kmにて入手。ほぼノーマルだけど、 ...
カワサキ KSR-II カワサキ KSR-II
2017年10月、ヤフオクにてカワサキ KSR-IIを中古入手しました。96年(B5)式 ...
ホンダ ジャイロ キャノピー ホンダ ジャイロ キャノピー
2018.09.24:ヤフオクにて購入。走行距離はメーター読みで67854km、ただし交 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation