ツインソウル　SpecⅡのブログ一覧

先日、
通勤快速3号車ムーヴ君のATF交換で訪れた、

高校の同級生が社長を勤める修理屋さん、

ATF交換が終わったと連絡があり仕事終わりに受け取りに行くと、





何やら怪しげ??

旧車が駐車場に?


聞くと20歳の頃に乗っていて、

オークションに出てたから落札して購入したとの事、

オイラも昔、

好きでした。

でもハチロクでレース活動をしていたオイラには高嶺の花、

今回はじっくりと拝見しましょう。



この角度からのボディーラインが個人的には好き！





シフトはこの時代、

当然マニュアルトランスミッション、

5速です。
インパネのデザインはこの当時のトヨタ車、

オーソドックスなレイアウト、






テールランプのデザインも当時は斬新でした。



リヤゲート右下には、


TOYOTA CELICA XXのエンブレム、 ボンネットにも

トヨタ2000GTやトヨタスポーツ800、
コロナ1600GTなどと同じ七宝焼、
高価です。
この車両のエンジンは「M-EU」

トヨタのエンジン型式は最初の「M」がエンジンの仕様

6気筒シングルカム、
2番目の「E」は電子制御燃料噴射装置付き、

最後の「U」は排ガス規制適合の記号、

4M-EUエンジンを搭載した3ナンバー2600ccモデルもありました、

当時のクラウンと同じエンジンナインナップでした。

このM型6気筒エンジンはあのトヨタ2000GTに搭載されていた3Mエンジンのベースになったエンジン、

腰下をトヨタが、

シリンダーヘッドはYAMAHAが、

磐田市のYAMAHAの工場で生産されていました。

これ以降、
トヨタのスポーツエンジンはベースのエンジンをトヨタが、

シリンダーヘッドを設計、
製造したのがYAMAHA、

AE-86に搭載された4A-Gや

もっと古くはカローラレビンやスプリンタートレノに積まれた2T-Gエンジン、

昭和から平成への過渡期には1G、や5M-G、6M-G6気筒ツインカムエンジン、

M型エンジンにとって変わった1Gエンジン、

これもシングルカム6気筒エンジンをYAMAHAが4バルブツインカムヘッドを設計して1G-GEUエンジンに変化して行きました、

その後、
1Gエンジンは時代の流れと共に1JZエンジンやアリストや80SUPRAに搭載された2JZエンジンに代わって行きます。


ドア後部、センターピラーには


セリカXXを強烈にアピール、

しかし、

このセリカXXを北米に輸出する時に問題が発生!!


国内ではXXはセリカの上級モデルでした、

このXX [ ダブルエックス] がアメリカで問題に、

つまりアメリカでXXは[ ポルノ ]を意味し、

しかも強烈なポルノの事らしく、

国内で通用するこのネーミングを外国で使う訳にもいかず、

[ SUPRA] のネーミングで輸出したんだそう、

因みにこの50系セリカXXは北米では[ セリカスープラ]と呼ばれていたそうです、
オイラがオーナーだった61系セリカXXから[トヨタSUPRA ]と呼ばれたそうです。

いずれにしてもオリジナルで現存する旧車、

旧い車が大好きなオイラは昔を懐かしく思える素敵な車を目の当たりにして時の経つのも忘れ、

暫し前や後ろ、
色々な角度から眺めて1人物思いにふけるのでした。