コルベット君のサスペンションは前後ダブルウィッシュボーン、アメリカではSLA(Short and Long Arm)と呼ばれてるもの。
バネは板バネ、リーフスプリングと言った方がカッコいいかも(笑)、が使われています。
最新のC6でもそれは同じ。
OHVのエンジンに板バネのサスペンション、なんだかトラックみたいだよね(笑)
上の写真でリヤのロワアームの前側に沿って横方向に走っている黒いものが板バネです。
フロントにも同様の物が付いています。
トラックの板バネは進行方向と平行に、長さの異なる物を何枚か重ねて設置されていますが、Corvetteは進行方向と直角に一枚物の板バネが設置されています。
この板パネ、コンポジット素材らしいけど、何と何のコンポジットなんだろ(・・?
ちなみに、価格はフロントはMSRPで$400(F45用)、リヤは$870(F45のAT用)と安くはないですね。
日本に持ってくるとなると送料も高くつくし。
リーフスプリングを使っている理由をコストダウンだと思ってる人がたまにいるみたいけど、この価格だとそれは間違いでしょう。
F45というのは'02モデルまでの電子制御サスペンションです。
'03モデルからはF55(マグネティックライドコントロールシステム)という進化したものになってます。
板バネの中央部分はメンバーに固定されていますが、端はボルトでロワアームと接続されています。
リヤ側。
フロント側。
高強度の物なんだろうけど、こんなボルト一本で繋がっているんだな。
この板バネとロワアームの間隔を変えることで車高調整が出来ます。
リヤは板バネが下、ロワアームが上の位置関係なので、この間隔を広げれば車高が落ちます。
ボルトの上側にまだネジ山が余っているので、このままでももう少し落とせるはず。
もっと落としたい場合は、ローダウンボルトが売られているのでそれを使えばOK。
たとえば
こんなの。
でもこんなこと書いてあんな。
C5 Corvette Lowering Kit is not for use on F45, Selective Real Time Dampening, equipped Corvettes.
車高下げるとF45がエラーコード吐くのかしらん。
F45装備車でこの手のボルト使ってる人多そうだけど。
F45のことしか書いてないけど、F55には使えるのかな(・・?
フロントは板バネが上、ロワアームが下の位置関係なので、この間隔を狭めれば車高が落ちます。
リフトアップした状態で、板バネをジャッキで持ち上げてやれば、ボルトは手でも回せるらしい。
ストラットと違って簡単に車高調整ができるけど、車高を落とすと脚が柔らかくなるらしいよ。
そんでただでさえ
擦りまくりのフロントスポイラーがもっとすごいことに(笑)
C5って実際の車高は低いのにホイールアーチとタイヤの隙間が大きいんだよねぇ(-_-メ)
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Posted at
2010/05/15 10:37:39